楽しいことを思いつく時を待ちながら、自由なテーマでこのブログを続けていたのですが、大震災直後、諦めたくない素人たち数万人が日々アクセスする原発関連情報の発信・交換の場となり、すぐに行うべき緊急のものから遠い将来を見据えたものまで多くの企画提案?を全力稼動でしてきました(ご興味のある方は、#211(3月13日)の「ごあいさつ」から、コメント欄も含めご覧ください)。しかし、6月10日あたりで、更新を停止しました。とりあえず東日本壊滅を防ぐ大きな力にはなったと思います(関わっていた人たち以外は、信じないでしょうけど・・・)。
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#51 絵本屋さん関連リサーチ(序章その7)
JUGEMテーマ:マーケティング


新しいデータというとこんな感じです(『出版指標年報2009』より)。

これは児童書全体(ハリー・ポッターとかも入ってます)なので、絵本のことに絞りたいのですが、そのための細かいデータが見つからなくて、大雑把な推定になってきます。

絵本の市場規模は、おそらく約300〜350億円。そのうち新刊が3分の1くらいです。上の表での子どもの人口は14歳以下ですが、適当に絵本対象年齢を8歳以下くらいとすると、その数1000万人ちょっとくらいなので、一人あたり年間3,000円(まあ3冊ですかね)ほど、絵本を買ってもらっている感じでしょうか。

すごく大雑把な数字ですが、この3冊をどう考えますかねえ。まあ、都会だと図書館も充実してますが、もっと伸びる余地があると考えるか、この辺が限界と納得するか。

ちなみに物件のある東広島市の、敢えて全体で考えると8歳以下は、約16,000人。それに3,000円をかけると市場規模4800万円。利益は1000万円くらい(緻密な計算でないというのは、わかってますからね)。

このマーケットで商売が成り立つような条件はあるのか。ということですが、

一番美しいのは、競合のシェアを食ってしまうことは考えないようにして、この絵本屋さんによって、市内のこども一人あたり1冊ほど多く絵本が買われるようになって、その結果、1600万円の売上。・・・★1 (普通の絵本屋さん想定すると無茶な設定というのは、わかってますからね)

また、(絵本屋さんがとても共感と注目を得たとして)、望んでなくても?競合からシェアを30%奪ってしまうとして、プラス1440万円の売上。・・・★2

トータル3040万円の売上。これでも粗利は670万くらいでしょうか。

もちろん、これは非常に都合が良すぎる計算です(芳しい利益でなくても)。ですが、最低限、この辺から出発しなければいけないということですから、そのために何をしなくてはいけないか、という風に考えてみましょうか。考えるのは自由ですし。

★1と★2を実現するには、絵本への興味がぐんと高まる必要がありますが、普通に啓蒙して高まるものではありません。

今何が近道と考えているかといいますと、絵本ではなく、絵本屋さんに対する興味や期待を高めることで、絵本の購買を喚起することです。つまり、全市内の注目と共感を集めるような斬新(かつ告知上手)な絵本屋さん。あと、衝動買いも喚起ですね。実際には。

利益が厳しいですから、広告費なんかは、あまりかけたくないですよね。で、絵本屋さんの存在自体が、必要な広告機能に結びついているシステムを考えようとしています。

子育てNPOの自立の役に立つ、他地域のヒントになるという意図は、あまり表に押し出しません。常に、子どもたちの興味を掻き立てることを意識していたいと思います。

(と思っているのですがどうでしょう? 未来のテナントの方々。)

とにかく、マーケットを拡大するための(おそらく非常にわかりやすい)勢いがなければ、見込みが成り立たないということです。わかりやすくありながらも、しかし、常識的な絵本屋さんでは無理ということです。


声優が、もしくは声優を目指す人が「朗読してくれる絵本屋」

リスクとして、「おおきいおともだち」ばかりが集まってしまうってことですかねえ。

お子さんに朗読をさせると、それはそれで問題だし。

コミュニティFMを聞いていて思いました。
「FMみっきぃ」ですけど。

「ギャラリーから生放送」とか。
「行政」が関わっている「放送局」をも「巻き込む」

あっ、そうか!
声優さんでなくても劇団の人とか経験者とかでもいいのかな、アマチュアの。
しかも「男性」で。
ちょっぴり「不純」な思いつき | 2009/11/17 22:10
そうなんです。大人も子どもも、街全体を巻き込んだ劇みたいになってくれば、いちばん、楽しいのかなと思います。
山崎 | 2009/11/18 00:14
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