楽しいことを思いつく時を待ちながら、自由なテーマでこのブログを続けていたのですが、大震災直後、諦めたくない素人たち数万人が日々アクセスする原発関連情報の発信・交換の場となり、すぐに行うべき緊急のものから遠い将来を見据えたものまで多くの企画提案?を全力稼動でしてきました(ご興味のある方は、#211(3月13日)の「ごあいさつ」から、コメント欄も含めご覧ください)。しかし、6月10日あたりで、更新を停止しました。とりあえず東日本壊滅を防ぐ大きな力にはなったと思います(関わっていた人たち以外は、信じないでしょうけど・・・)。
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#215 #214から漏れ始めた【備忘録】。見逃している危険と未来のための企画。僭越ながら(その4)。
JUGEMテーマ:原発



もうすぐ終わると思いますが、また、さらに新しいページに漏れてきました。

#214の【備忘録】が文字制限を超えたので、この新しいページに移りました。

★リアルタイム放射線測定値の数値チェックの方、それから初期の【備忘録】をご覧になる方は、#211へどうぞ。

★このブログが地震以降こうなった経緯についても、そこ(#211)の「ごあいさつ」をお読みください。




【備忘録】



(5月15日:20時30分)
武田氏と奇妙なやり取りしましたが(#214の終わりの方)、そんなことは関係なく作業は順調に進んでいきそうです。
福島で除去表土の穴埋め本格化 校庭の線量低減へ

集積土の数値が上がることも、注意を促されているようですし、良いのではないでしょうか。




(5月15日:20時40分)
<「漠然とした不安を、具体的な事実に変えるための質問」を続けてみます。>

ということは一度、前のページに書いたのですが、前のページが文字いっぱいになり、再度ここに書きました。




(5月16日:22時20分)
あ、送電分離のこと考えておかないといけないですね。
東電の送電分離案、政府内で急浮上 電力各社は反発も





(5月17日:10時)
<課題がはっきりしてきました。ここにビジネスの機会を見つけてください。>

最近、ここの紹介が増えていますが、WINEPブログで森敏先生が、これからの課題を整理してくれています。

その意気やよし:玄葉大臣の発言に思う

まずは、その全文を読んでいただければ、きっと、少し元気の出る方もいらっしゃると思います。ぜひどうぞ。


ここには、そのリスト部分、引用させていただきます。

(以下、引用)
1.超高濃度放射能原子炉汚染水を沈殿(凝集剤?)吸着濃縮 (膜の開発)する技術
(とくに健康影響の大きいSr90を強力にトラップして海水に漏出させない技術)

2.すでに漏出させた原発周辺の濃厚放射能汚染水を、原発周辺海域にとどめて拡散させない技術(吸着撒布剤の開発)

3.人が往来する道路の除染、道路の拡幅や防護壁の作成、居住区域の完全除染など、汚染のない隔離住環境区域の制度設計。

4.土壌汚染放射能を軽減する土木技術

5.土壌の放射能を有効に収奪する(ファイトレメデイエーション)植物の開発

6.土壌の放射能を可食部に吸収しない作物の開発

7.汚染建築資材や汚染植物を焼却するための放射能を拡散しない低温焼却炉の開発

8.高濃度放射能濃縮活性汚泥やその焼却灰を保管する方法や保管場所の確保

9.生物濃縮した放射能汚染野生動物の拡散を防止する方策

10.放射能汚染海底の汚染マップの作成

11.放射能汚染海底を掃海除染する技術

12.。。。。。。

(以上、引用)


この科学寄りのリストを参考に、ちょっと社会寄り素人的リスト?も作ってみたいと思っていますが

とにかく、

課題の解決を、いろんな企業がビジネスとして成り立たせていくことが、将来の大きな力になると思います

いくつか、解決の端緒が見えているものもありますよね。


あ、社会寄り素人的リストというのは、「楽しい電力へ」みたいなこと、などです。





(5月17日:10時15分)
5月15日:20時40分に書いた、

<「漠然とした不安を、具体的な事実に変えるための質問」を続けてみます。>

という言葉ですが、正確には以下のようになるんですね。課題さえはっきりすれば、あとはいろんな人がいろんな知恵を出してくれるでしょう。

<「漠然とした不安を、具体的な課題に変えるための質問」を続けてみます。>





(5月17日:23時20分)
きょうは、She's Beyond Good And Evilさんと雑談というか、金融の話なども含めていろいろな話を聞きました。その辺の話は、自分の頭の中で整理できるには時間がかかるので、とりあえず、最近の大企業の動きの整理しときます。

日立など6社、ハワイでスマートグリッド実証事業

東芝、スイスの電力計メーカー買収へ 1900億円強 スマートグリッドを強化

スマートグリッドの実証などは、最近になって活発になったというわけでもなくて、昨年以来の動きです。

あと、インフレ来るんでしょうか?

山崎製パン:小麦高騰、7月から平均5%値上げ
フジパンも値上げ検討 小麦粉高騰で5%程度





(5月18日:16時30分)
<福島などの農業の(あるいは食の安全性向上の)ためには、まず、土壌中の放射性物質を野菜がどの程度吸収するかとか、微妙なところを冷静に考えること。>

土の中の放射性物質を野菜が、ぐんぐん吸収していくイメージがあるかもしれませんが、いろんなデータを見ていると決してそうではありません。

まず、セシウムが土壌の粘土鉱物にどんどん固着して、植物が吸収できない状態になっていくことが、その最も大きな理由です。

植物に放射性物質を吸収させるファイトレメディエーションを行おうとしている人たちは、早く行動しないと、どんどん吸収できなくなると焦っているのですが、逆に見れば、放射性物質は、植物に吸収されにくい状態に急激に変化しているということです

というようなことの資料になりそうな記事を、またですがWINEPブログから引っ張ってきます。ここで書いている意図で書かれた文章ではないのですが・・・。

放射能汚染土壌からの除染対策は速ければ早いほどよい−農水省に期待する

水稲は陸稲(おかぼ)の20倍の放射性セシウム(Cs)吸収率を示すことの化学的意味について

もちろん、単純に野菜が安全だと言っている訳ではありません。

ただ、この「実はあまり吸収できない」という事実は、いろんな施策に活かす方法があるということです。

で、相当前に、superfortressに教えてもらったスウェーデンの施策情報、その重要性に今頃、気づきました。

チェルノブイリ事故後にスウェーデンが取った汚染対策(その1)。

チェルノブイリ事故後にスウェーデンが取った汚染対策(その2)。


植物(や牛)の吸収量が微妙と言うことは、微妙な施策によって、安全性がかなり左右されるということなんですね。(・・・うまく文章書けませんでしたが・・・わかりますよね)

単純に「よく耕す」ということでも有効であったりする土壌もある、ということのようです。

土壌の汚染状況や土壌の種類によって、やり方を変えた方がコスト的にも良いということが、十分にありえますよね。

ここでも、頭の使いようがいろいろあるということです。

さて、農林水産省は、どのような施策を出してくるんでしょうか。


ところで、同一植物内でも、部位によって蓄積量が違うのも、記憶しておくべき「微妙さ」のリストに加えておいてください

白米のセシウム含量は玄米の5分の一である



(23時25分追記)
上に、「農林水産省は、どのような施策を出してくるんでしょうか。」と書きましたが、「農業主が、どういうプランを考えられるか」の方が重要ですよね。ディテールが結果を大きく左右しますし、国がディテールまで考えるのは不可能ですし・・・)


(5月20日:10時10分追記)
WINEPブログでは以前から、こういう具体的な発信をしていたのですね。見逃してました。

土壌汚染核種の作物の可食部への移行係数を用いて、次作の汚染度をシミュレーションする方法について


(5月20日:10時30分追記)
農水省が既に動いていたんですね(5月17日の記事)。
野菜の放射能吸い上げ比率公表へ 農水省、作付け判断に

農水省、牧草についても、具体的なことを発信しましたね(5月19日の記事)。
汚染牧草、早期に刈り取り保管 農水省が指導方針


(5月20日:20時追記)
土壌中のセシウムのこと、野菜の吸収のことについては、日本土壌肥料学会の説明がわかりやすいですね

放射性セシウムに関する一般の方むけのQ&Aによる解説

セシウム(Cs)の植物移行とそのメカニズム


<5月28日:20時30分追記>
農水省、ちゃんと仕事してます。事故直後からは考えられないくらいに。

東日本大震災:野菜の放射性物質吸収、目安の係数発表−−農水省

これを、実際に農家はどういう行動に結びつけたらいいかについて書かれている解説(WINEPブログ)は
こちら



今度こそ、全く関係のない音楽。






(5月19日:20時40分)
<放射性セシウムの注意が必要な食品は、カリウム含有量の多いものということですよね。>

セシウムは、カリウムを取り込む機構によって植物などの中に入っていくわけですから

たぶん、政府の検査が茶に行き当たったのも、カリウム含有量から考えてのことだと思います。

このはっきりした事実は、やがて広く知られることになり、東北・北関東のカリウム含有量の多い野菜、海草などの販売は、数年間は苦戦することが予想されます(そういう作物が、検査で高い数値を示し、ニュースになり続けることが予想されますし・・・)。

数年間はカリウムの吸収量の多いものを敢えて植えて、土壌の浮遊セシウムを吸収して浄化に集中する期間とするのか、あるいは、しばらくは、カリウムの吸収量の少ないものに切り替えていくのかなど、各農家は、消費者のイメージも考慮しながらの対応を考え始めた方がいいのではないでしょうか

重要なのは、数年後にきちんと復活できるように、浄化への取り組みをPRし続けることなども、きちんと考え続けることです。

そして、それに合わせて国へ、補償などの要求を出していった方が、補償が将来の利益(農家の利益でもあり、国全体の利益でもあります)につながる確率も高くなるのではないかと思います。


<5月29日:21時追記>
少し細かいこと言いますと、カリウム含有量は、部位によっても全然違いますよね。





(5月19日:21時10分)
ところで、ストロンチウムってどうなってるんでしたっけ?




(5月19日:21時50分)
<海藻(や貝)を海水の浄化に使えないですか?>

ふと思ったんですけが・・・。↓ こういうニュースもあることですし(汚染されているということは吸収するって事ですよね)。あと、2つ前に記事に関連してますけど、「カリウムといえば海藻」のイメージもありますし・・・(乾燥させてるから多い計算になっているだけかも知れませんが)。

2011/5/12 高濃度の放射性物質を海藻類から検出 グリーンピースの海洋調査で、政府に緊急調査を要請

あと、こういうニュースを見ると、貝も使える?とか思うんですよね・・・。貝は、なんとなく、ストロンチウムを吸収しそうなイメージが・・・。
海藻と貝対象に放射性物質の調査開始 福島

海藻ブロックとか、海藻シートとか、海藻フェンスになるんでしょうか。とりあえず、原発周囲の海に大量投入ですね。




(5月20日:20時)
上記の海藻の件ですが、どうも可能性があるみたいです。詳しくは、また後日。

というか、専門家の方が調べてくださるそうなので、その報告を後日します。お楽しみに。

というか自分が一番楽しみにしています・・・。




で、いつものように関係ない音楽。







(5月22日:20時30分)
<まいたものがはえる>

週末なので、少し、ぼんやりしたことを書きます。

もう一度、二宮金次郎からやり直すのはどうかと思うんですが、どうですか? (これ、まじめに書いてます) 

彼はドラッカーなどよりはるかに多くの人命を直接的に救った実績を持つ経営コンサルタントですよね(自分の知っている範囲では)。

彼のいろんな言葉は、弟子の記録によって残っているわけですが、上記の言葉もその一つですが、なんとなく、今にぴったりかなと・・・。

リアリティーをもう少し補足すると、「まいてもはえない」ものもあるわけですが、放っておいたままでははえないものをはやすには、はえるようにまくしかないわけですよね・・・。





(5月23日:12時15分)
<がんばれ中小企業! ここにもチャンスをつかみかけている会社が。>

何度か繰り返し書いていることですが、新たな具体例情報を、She's Beyond Good And Evilさんに教えていただきました。

原発汚染水処理能力、アレバの20倍 金沢大が粉末 毎時1000トン、東電に採用働き掛け

クマケン工業株式会社

先月から地方紙などには記事が出ているのに、全然、見逃してました。


<5月28日21時45分追記>
東電はアレバにこだわってますねえ。それも利権がらみ?>




(5月23日:23時55分)
<原発事故のことを何も考えていなかったことを反省して、今後の経済の不具合のことを考えておきません?>

国全体の経済のことを考えたときに、暗い気持ちにならない人はいないのではないでしょうか。

暗い気持ちになる理由は、支出が巨額になることというよりも、費用対効果以前の簡単なコスト削減さえ慣れていない組織(官庁や地方自治体)が、何年間にも渡る経済をちゃんと予測し、コントロールできるのかという不安だと思います。

冷静に考えて、コントロールに成功することは、ほぼ無理だと思うのですよね。

ということは、どうなって何が起こるのかと、いろんな時点で状況をマシにするために何ができるのかを、一人ひとりが考えておくべきですよね。

原発事故について、あまりに何も考えていなかった反省もふまえて。

まずは、マシな専門家の目星を付けておくことからでしょうか・・・・





(5月24日:18時25分)
<ここを切り抜けるのに必要なのは、ひとりひとりがもっと勝手に動くことでは?>

どうなんでしょう。政府に全部押し付けすぎではないでしょうか。なんでもかんでも政府に考えてくれというのは、明らかに無理な要望ではないでしょうか。

政府などの情報公開は必要だと思います。大きなプロジェクトの調整という政府の役割も必要だと思います。

でも、この状況は、それぞれが自分で考えて、もう少し勝手に動かないと、進まないことが多いのではないでしょうか。将来の電力のこととかも含めて。

目の前にある仕事量を考えたら、政府や官庁で手に負えないことは明らかですよね。

あと、誰も当てにしていないと思いますが、国会議員はアイディアもなく、ずっと不明な争いをしているだけですし・・・。


ところで、前の記事のに書いた「予想される経済の不具合」について考える前に、「ひとりひとり」というところをもう一度、自分の中に確認しておくべく、「スモールビジネスの立ち上げ方」のお勉強をしようと(しなおそうと)思っています。子ども用の教材で。子ども用の教材って、エッセンスが詰まっているというかエッセンスだけという感じで、頭を整理するにはちょうどいいんです。



で、関係ない音楽。







(5月25日:16時30分)
<太陽光発電を普及させたいなら、1か月目から利益の出る仕組みを!ということですよね。>

ちょっと詳しくない分野のことを書くわけですが、

アメリカのサイトをうろうろしていて、偶然、太陽光発電の会社のサイトに行き当たりました。
SolarCityのPower Purchase Agreement(PAA)。

要するに太陽光発電システムを設置したら、その使用料と電気代(太陽光発電したものを自分で買う代金)を足したものが、以前の電気代より安くつく仕組みということです。その使用料にはメンテナンス代も含まれているようです。

つまり、「設置しない理由が無い」状態に近いわけです。

興味のある方は、ぜひ他のページも。わかりやすくて面白いですよ.。トップページはこちら

キャッチは、

ソーラーにしてお金を貯めよう!
  (ちょっとだけ意訳ですけど)

アメリカ初のフルサービス・ソーラー提供会社
 〜設計・施工・ファイナンス・モニタリング〜

イメージ湧きません?というか、日本の会社のように、「エコ」とは違うんですね。つつく場所が。

(というか、日本ではここまで言えないですか・・・。実際の収支計算が・・・)

この会社が実際にどの程度繁盛しているかも、ウソを書いていないのかどうかも知りませんが、こういうことが広く知られる事実となるのを目指せば良いのではないでしょうか。メッセージとしてはシンプルで、すごく力がありますよね。


半分以上は「金融」の問題ですよね。あと、こういう会社の仕事内容はほとんどコンサルティングですね

できすぎた話でなくて、アメリカで本当に出来ていることとしたら、日本でもできますよね、たぶん。コストと制度と金融技術・・・。

もしかしたら、新しい神奈川県知事はこのことを言ってます? 報道内容が、よくわからないのですが・・・。 


で、これ、屋根の上のことだけじゃないんですね。たとえば、遊休農地利用での太陽光発電を同じ仕組みで出来たら、どういうことが起こるか、想像つきますよね。設置した農家が毎月、いくらかの収入を得続けるシステム。



(17時追記)
シャープのソーラーローンのページ。なんか積極的でないのはどうして?
ソーラーローン一覧ページ。各社のページ、まあ、普通のローンです。

日本の設置業者(徳屋)のソーラーローン紹介のページもありました。ここ、一番アメリカのり?で、得するって言っちゃってますけど・・・。

仕組みとしては、オリックスと同じ? いますね。


こうしてみると、
日本のソーラー、とってもわかりにくいところに入り込んでしまっているんじゃないかと・・・。たぶん、気づかずに。と思うのですが、どうですか?


(18時追記)
これについて調べないといけないんですね。日本語での説明、見つからないし・・・。
Power Purchase Agreement


(22時追記)
これPPA方式にするんではないかと思うんですが・・・。
自然エネルギー普及へ協議会=休耕田で太陽光発電も−ソフトバンク主導19道県参加


(22時20分追記)
しかし、この辺、もっと小さい組織や個人が入っていかないと、将来的に、非常につまらないのではないかという気もしますが・・・

たとえば、中国のメーカーと組めば、コスト計算的には既に可能であったりしないですか? 

それから、PPA的なものは、一見、関連無さそうな他のサービスも咬ませる方法があるようにも思います。純粋にニーズを考えて、それを強引にこれに結びつける思考作業をやってみれば、きっと、いくつか斬新なアイディアが出てくるのではないでしょうか。そういう企画タイプですよね。

大雑把な印象で書くのですが、そういう大小交えた競争が始まらないと、ソフトバンクのプロジェクトも、巨大メーカーの利潤のみが守られることで(雇用などにも効果なく)終わるような気がします。


(23時59分追記)
遊休農地での太陽光発電について、ソフトバンクより先に仕掛けてみたい小さい組織や個人のために、自分が知っていることは書いておきますね。いい加減な知識も含めて。

まず、遊休農地の多くは市街化調整区域にあるわけですが、役所の人と話した感じでは、屋根のある建物をつくらなければ規制対象とならない感じでした。倉庫とかつくらなくても、インバーターは、それ用の鍵付きのボックスがあるらしいです。ポールに設置するのが・・・。人に教えてもらったのですが。

農地からの転用が問題になる件ですが、農地のままの方が、将来のふり幅を考えても、財産価値を考えても、なにかといいんではないでしょうか。たとえば、パネルの日陰を活かして椎茸つくるとか、とりあえず、そんなことにしときません? というか、農地機能は残して、それも収益に加えればいいのではないでしょうか。

で、遊休農地を借りる場合、いくらかかるかですが、田舎で成長した私の実感では、「年2回草刈ってキレイに管理してくれるんならタダでもいい」といって使わせてくれる土地は非常に多いと思います。上記のように農地としても活かすのであれば、さらに印象はいいと思います。

あと電力会社との関係ですが、契約してメーターを電柱かなんかに付けて、月に300円くらいの基本料を払えば、電力会社としては問題ないとのことです。


で、一番の問題である損益計算ですが、・・・ここのところは、明らかに、相当な工夫が必要ですよね。そういえば、それについて、ちゃんと計算しようと思ったまま、忘れてました。ということで、また後日(すみません)。


(5月26日:20時40分追記)
コメントで、She's Beyond Good And Evilさんに教えてもらった、PPAに関する2007年の記事。
投資家の金が太陽光発電企業に向かう理由


(5月26日:20時50分追記)
これ読んでみますね・・・
Solar Power Purchase Agreements

どうも、PPAって、日本の太陽光システム販売の発想と全然違うみたいです。

「電田」やってる場合じゃないですね。

じゃあ、さっさと読んで、内容書けよ、ですよね。・・・はい、わかりました。なるべく早くに掲載します。



(5月26日:22時追記)
Solar Power Purchase Agreements
↑これの訳を、時間あるときに進めていきますね。まず最初の章。

<ソーラーサービス購入契約(SPPA)とは>
(・・・分かりやすくするために、SPPAの呼び名をわざと意訳しました)

SPPAとは、第三者デベロッパーが所有、運営、メンテナンスを行うソーラー(太陽光発電)システムに関する金銭契約です。サービス受給者は所有建造物の屋根などにシステムの設置を認め、このシステムで供給される電力をソーラーサービスプロバイダーから一定期間に渡って購入します。この金銭契約により、サービス購入者は固定レート(多くは割安なレートです)の電力を購入でき、ソーラーサービスプロバイダーや関連企業は、税金控除やサービス受給者への電力販売によって、金銭的利益を得ることができます。

このビジネスモデルでは、サービス購入者は、ソーラーシステムそのものではなく、ソーラーシステムから生まれるサービスを購入するのです。この仕組みは「ソーラーサービス」モデルと言われており、SPPAを提供するデベロッパーが「ソーラーサービスプロバイダー」です。SPPAは、ソーラーシステム設置のための調査機関を選択する手間や、高額な初期投資や、システムの不具合に関するリスクや、複雑な設計や許可申請などの導入に際する障害から、サービス受給者を解放するのです。またSPPAは、サービス開始時から、サービス受給者のキャッシュフローをプラスにします。




(5月27日:0時追記)
Solar Power Purchase Agreements
↑これの訳の続きです。

<ソーラーサービス購入契約(SPPA)の機能>
(・・・分かりやすくするために、SPPAの呼び名をわざと意訳しました。前にも書きましたけど。)

図1は、SPPA構成者の役割について整理したものです。

サービス購入者は、施設への(多くは屋根への)ソーラーパネルの設置に同意し、ソーラーサービスプロバイダーから太陽光電力を長期に渡って購入する契約にサインします。施設は所有のものでも賃貸のものでも構いません(賃貸物件の場合、長期賃貸契約の方が有利なソーラーサービス契約を結ぶことができます)。電力購入価格は、だいたい電力会社から購入するよりも少し割安な設定になっています。SPPAの価格レートは固定されている場合もありますが、多くはソーラーシステムの経年劣化や、システム運営・モニタリング・メンテナンスにかかるインフレの影響や、送電網から供給される電力の価格上昇を想定して、年率1〜5%ずつ上昇します。SPPAは成果に基づく契約で、サービス購入者はシステムが提供するものへの対価だけを支払います。ほとんどのSPPAの契約期間(それは優遇税制を享受できる期間であるわけですが)は、6〜25年です。

ソーラーサービスプロバイダーは、ファイナンス、設計、許可申請、施工をアレンジする、プロジェクトコーディネーターとして機能します。ソーラーサービスプロバイダーは必要な太陽光発電パネルを、製品保証を提供している太陽光発電機器メーカーから購入します。

施工者は、システムを設計し、適切な機器を選びます。また、ソーラーシステム設置後のメンテナンスも行う場合があります。ソーラーサービスプロバイダーが社内施工チームを持っている場合もあれば、施工業者に発注する場合もあります。SPPAが結ばれた後、だいたい3〜6か月の間に設置が完了します。

資金提供者(投資家)は、エクイティファイナンスを行い、ソーラーシステムについて定められた連邦及び州からの税制優遇を受けます。特定の状況では、投資家とソーラーサービスプロバイダーは、電力販売や優遇税制からの収益受け取りと投資家への支払いのために、特別目的事業体(SPE)を組織することがあります。

電力会社は、ソーラーシステムと配電網との相互接続を提供し、サービス購入者のソーラーシステムが十分な電力を供給できないときには電力を供給します。いくつかの州では、消費電力以上の電力を算出するサービス購入者から電力を買い取るためのネットメータリングの設置を義務付けています。州の政策によって買取り価格は様々ですが、ほとんどの州で電力会社が太陽光発電の余剰電力の購入を行っています。


(訳おかしいところなどあったら教えてくださいね)



ちょっと太陽光発電普及の、肝心なところが見えてきた感じがしません?

で、ぜんぜん関係ない音楽。








(5月27日:20時15分)
<そろそろ自然放射能のことも頭に入れて数値を見ましょう。>

放射線数値がだんだん下がってくると、場所ごとの自然放射能の差が大きく影響してきますよね。

そういうことが全く頭に入っていない専門家がテレビに出て数値の話をしていましたので、ちょっと寒くなって、以前にもリンクした資料をもう一度。

日本における地表γ線の線量率分布






(5月27日:22時25分)
<ソーラーサービスプロバイダー、既に日本にあったんですね>

電気代の支払いだけで、工場へ太陽光パネルの設置が可能に

それをやっている会社は、ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社です。

詳しくない分野では、こういう風に、しばらくしてから知ることが多いわけですが(まあ、無いほうが不自然ですよね。今思うと)、

しかし、ひとつ疑問は、

なぜ、このサービスにわかりやすい名前を付けなかったんでしょう?

会社のプレスリリースも、コアになる言葉がないために、ちょっとわかりにくいです。

マーケティング的に非常にもったいないですね。技術者の方は実感しづらいかも知れませんが、名前って、事業(商品やサービス)の成功不成功を左右する、もしかしたら一番大きな要素です。

「ソーラーサービスプロバイダー」という言葉、あるいは違うわかりやすい業態を示す言葉を広めたら、拡大に大きなプラスになると思いますよ。


で、先頭に立って、個人住宅にも拡大して行って欲しいと思います。ソーラーサービスプロバイダーは、非常に多くの中小企業が参加できる業態だと思いますし、ちょっと世の中の様子が変わってくることに貢献するのではないでしょうか(ファイナンスのところは、まとまってやらない難しいですか?・・・この段落、少しいい加減に書いてます)。


ふと思ったのですが、もしかしたら、「ソーラーサービスプロバイダー」は商標権の問題あり? 調べようと思ったら、今、特許庁の商標検索システム、メンテナンス中ですね。

ちゃんと考えて、前言を修正しますと、

まあ、「ソーラーサービスプロバイダー」は普通名詞としての拡大を図り、自社のサービスには、もっと親しみやすい名前を付けるのが王道でしょうか。

ソーラーサービスプロバイダーとして参入を考えている方、ここが鍵ですよ! たぶん。


求められていないのに、こんなこと書いて・・・と自分で笑ってしまいますが・・・。


<6月7日:10時40分追記>
これ、ソーラーサービスプロバイダーという仕組みですね。大阪ガスが、この仕組みで進めようとしてますね。こちらはちゃんとネーミングされてます。
「SOLAR−ECOWAVE」を活用した洲本市への太陽光発電設備導入について 〜あわじ環境未来島構想の実現に向けた先行取組〜

仕組みの説明を以前のプレスリリースから。
ネクストエナジー、大阪ガス/エナジーバンクジャパンと提携し『グリーン電力供給サービス』を拡大へ

ソーラーサービスプロバイダー、アメリカからの進出も始まっているようです。
小〜大規模の太陽光発電の製品販売、技術提供、コンサルティングサービス(個人 法人)の拡大にあたり、経営戦略の策定 実施、マネジメントを担当
・北アメリカ最大のソーラー発電サービスプロバイダーの日本法人立ち上げ
・建設 設置に向けたコンサルティングをワンストップで提供
・2010年にはイタリアに70MWの発電所を建設、その他インド、スペイン等でもプロジェクトを推進





(5月28日:19時)
で、こういうソーラーサービスプロバイダーが個人まで広がるためには、これが必要ですね。

<電力のさらなる自由化を! すると、何が日本の阻害要因だったかがはっきりします。>

で、その障害となることについて、楽天の社長がつつき始めています。
楽天:経団連からの脱退検討 三木谷社長、ツイッター投稿

これは応援したくなりますねえ。

これに関することとしては、

★孫正義も、これに関して何か動くでしょうか。

★管降ろしと原発利権がリンクしているのか、そうでないのか? 日経の今朝の一面の記事作りを見ると、メディアも含めて完全にリンクしているように思えますよね。どう思います?

東電の会長は、なぜ、無傷で生き残れるのか。なぜ、ここをマスメディアは突けないんでしょう?





(5月28日:20時25分)
こういうのがあるのを知りました。行ってみようと思います。全然、理解できないかも知れませんが・・・。英語でのセミナーだし。

特別セミナー「粘土表面の放射性セシウムの吸着特性とその挙動」

理解できたことは報告しますね。




(5月28日:21時20分)
<恐怖訴求に乗るのではなく、事実に沿って、農作物に対する的確な行動を!>

何度か書いたことですが、いまだに、恐怖訴求で儲けようとしている人たちがいるので、農水省の発表を機会にまた書きます。

農水省からデータが発表になりました(ちゃんと仕事してますよね。事故直後の混乱を抜けて・・・)。
東日本大震災:野菜の放射性物質吸収、目安の係数発表−−農水省

これを、実際に農家はどういう行動に結びつけたらいいかについて書かれている解説(WINEPブログ)はこちらをご覧ください。


アホな学者によって、土の放射性物質は全部、農作物に移行してしまうかのようなイメージがばら撒かれていますが、まず、それは違うという認識が広がってくることを願っています(もちろん無闇な安全信仰が広まることは願ってません)。

正しい行動は、事実の組み合わせの上に成り立つからです。そして、事実(土の状態と作物の特性)に正しい行動(農作物の選択だけでなく土木的な作業も含む)を加えて、なんとか安全を作り出せばいいわけです。

セシウムが粘土鉱物に強く吸着することも含めて、事実が未来に味方をしていないわけではありません


詳しい事実は、前記のセミナーで勉強してきますね(可能な範囲でですけど・・・)。


<6月3日:11時30分追記>
農水省の発表追加しておきます。
農地土壌中の放射性セシウムの野菜類及び果実類への移行の程度





(5月29日:17時、23時55分追記)
なんか、2020年に自然エネルギー比率20%という管首相の発言が、ひとつキーポイントになっているようですが、

<矢面に立たされている菅首相が「太陽光発電の普及についてですが、各家庭の初期投資が不要で、かつ設置直後から電気料金が割安になるソーラーサービスプロバイダーという仕組みを検討したい。それは、太陽光関連業界を活性化するだけでなく、広く国民にこの仕組みを支えるファンドへの投資を求めることで、滞留している貯蓄を生きたお金に変えるきっかけともなる。」と言ってしまって、これに関する議論が始まる。というのが、(いろいろと社会に動きが出てくるための)一番の近道かと思うんですが、どうでしょう?>

ちょっと、荒っぽいこと書いてますが、週末のなので?こんな感じで・・・。

(ソーラーサービスプロバイダーについては、少し前の記事をいくつかご覧ください)

あと、太陽光でなくても、この手法全然使えますね。 それから、他の復興事業にも応用できますよね。


意味と対象が明確な国民的ファンド


こういう案件のディテール整備するのは、官庁の方々が、すごく得意だと思いますよ。


ところで20%という数字、そんなに大騒ぎするほど、難しいんですか?

EU、2020年までに再生可能エネルギー20%使用で合意(2008年12月)

欧州委員会に提出された欧州連合(EU)各加盟国の予想によると、EUのエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合は、2020年までに達成を目指している20%という目標を上回る見込みである。本日公表された報告書の概要の中で、欧州委員会は、EU全体の再生可能エネルギーの割合は20.3%となると述べている(2010年3月)


<6月3日:12時50分追記>
上記のソーラーサービスプロバイダー推進宣言ですが、次の首相登場時のネタにしてもらったほうがいい状況になりました?






で、関係ない音楽。






(5月30日:11時50分)
<セシウムの分離は磁選機で可能?>

WINEPブログで、「セシウム137(Cs137)汚染土壌から雲母を選別する方法を開発しよう」というお題が出されました(セシウムは雲母に吸着しているのでそれを選別する方法求むというお題です)ので、ざっとネットで調べてみました。

すると、どうも、磁力で選別(磁選)という方法が出てきます。以下はネットで出てくる関連研究レポートです。

花崗岩スラッジの再資源化に関する研究(第二報)

非 金 属 鉱 物 の 選 鉱 技


で、もう少し調べていると、磁選機という便利なものがあることを知りました(元々知っていた人は多いと思いますけど・・・)。

クロスベルト形高磁力磁選

「黒雲母回収率95%以上」と書いてありますが・・・。

磁選機って、リサイクル工場なんか用にもっと巨大なものも作られているようですね。

もしかしたら、それでOK?

さっそく、WINEPブログのお題に「応募」してみました。

まあ、素人考えなので、どこか大きな問題があるのだろうとは思いますけど、回答いただけたら、ご報告します。

ところで、これが可能でしたら、土壌セシウム除去のための巨大プラントがつくれるということです

ところで、WINEPブログで、ヒマワリの種を無料配布中だそうです。


<5月31日18時30分追記>
クロスベルト形高磁力磁選 ←これを作っているカネテックさんに問合せメール出したらわざわざお電話くださいました。「雲母にも磁性に差があって、鉄を取り込んでいる雲母以外は難しいんですよ」ということでした。鉄を取り込んでいる雲母だけを除去して、どれくらいセシウムが取り除けるのか、ということを知りたい感じはありますが・・・。
まあ現状は、難しそうですが、もう少し、結論は保留しておきますね。

ところで、調べていると粘土鉱物って、大きな鍵ですね。
いろんな研究者が発信しています。
放射能汚染水の浄化に粘土鉱物を用いることを検討してください




(5月30日:20時10分)
行ってみます、と書いていました以下のセミナー、行きました。

特別セミナー「粘土表面の放射性セシウムの吸着特性とその挙動」

セシウムが、粘土鉱物にがっちり取り込まれる仕組みが、分子模型ビジュアルで非常によくわかりました。

で、レクチャーの後の質疑応答では、自然に、「じゃあ、セシウム取り除くにはどうしたらいいの?」という方向になってきたわけですが、広い土地について、粘土鉱物からセシウムを引き剥がすのは非常に困難であるということなので、自分も質問してみました。ちょっと端折って書きますけど、

「じゃあ、(セシウムをくっつけている)粘土鉱物を分離できませんか?」
「それは、実験のときにいろんな方法でやっているわけだけど、小さな量についてもいろんな課程を経るわけで、今のところ、福島に適応できる方法はないなあ。」
「では、磁選(磁力で分けるのは)はどうですか? 雲母を分ける機械が、あるみたいなんですが・・・」
「それは、興味深いけど、自分ではやったことがないねえ。ただ、粘土鉱物といっても単体で存在しているわけではなくて、いろんなものとくっついているから、その辺が難しいように思うけど・・・、しかし、磁選ねえ、面白いかもとは思うけど・・・。」

書いてみると、ちょっと違うやり取りだったような気もするのですが、要点はこんな感じです。

うーん、自分で実験してみたい・・・。すごく大雑把な感じで・・・。


あと、長崎の原爆のセシウムがまだ残っていて、それも10cm(10インチでしたっけ?)くらいしか地中に浸透していないと、ジョンストン先生言ってました。


<6月3日:0時30分追記>
結局、今のところ、土壌浄化のベストな方法は、「部分深耕天地返し」のままですね。





(5月31日:0時40分)
このニュースの今後に、単純に期待しておきたいと思います。

政府、20年めどに電力改革 発送電分離が焦点




(6月1日:17時30分)
<放射線の危険性と同じく、情報の危険性も検証されるべきだと思いません? 結構切実な問題だと思いますけど。>

たぶん、確率的事象について考えることが難しいからだと思いますが、これだけ時間が経っても、ひどい情報が出回ってますよね。

これ、ちょっと冷静に?健康のことだけ考えると、放射線関連の情報に一切触れないというのが、それについて否応無しに考えなくてはならない地域を除いてベストな選択ですよね。しかし、いろいろなことを知りたいという欲求(欲望)も当然あるわけですから、そうもいかないわけですが・・・。

もちろん、情報を制限することにも賛成できませんが、健康に対する情報の影響が研究されているという事実があると、受け手が情報に対してもう少し冷静に考えることを促すのではないでしょうか。・・・ならない?

誰かやってくれません? 「情報が健康に及ぼす影響に関する疫学的?研究」。 単位はシーベルトじゃなくて、何なのでしょうか?

自分がもし、福島に住む親だったら、原発賛成反対に関わらずデマ拡散元に対してこそ、何か行動するような気がします。と言って今、これくらいのことしかしていないのは、やっぱり当事者でないからですけど・・・。でも、本当に頭にきますよね。


ところで、国民の大多数から?非難を浴びている福島県の健康アドバイザーの山下教授ですが、もし、自分が現地に送り込まれた医者だったら、と考えると、「安心です」と言い続けた彼の気持ちは、少し理解できるんですよね。他の方法を取ったときの状況を想定すると、その判断を一方的に批判することは、なかなか難しいです。では、どうすれば良かったかまで考えてみると、その困難さがわかると思います。こういうこと書くと、かなり危険なわけですが・・・。





(6月2日:1時)
<チェルノブイリの退避基準として流布している5mSv/年は、1991年(事故5年後)に適用された数値では?>

国会議員のブログ(たとえば、ここの5月23日)も含む、いろんな発信を見ていると「チェルノブイリの退避基準は5mSV/年」というのがやたら出てくるのですが、旧ソ連が、放射線に対してそんな安全重視の対応をしていた記憶がないので、少し調べてみました。

すると、チェルノブイリの数値基準について詳しく書いた資料がひとつ出てきました。

ベラルーシにおける法的取り組みと影響研究の概要

この資料によると5mSV/年は、事故後の1991年に採択された法律の移住基準であり、被爆量限度のようです。被爆量限度は、段階的に1998年は1mSv/年に落とすべく定められたようです。つまり、91年の時点でもまだ5mSV/年以上あった場所に、避難勧告が出されたということです。

尚、1986年からそれまでの5年間の被爆限度基準は、100mSV/年、50mSV/年、30mSV/年、30mSV/年、5mSV/年と移り変わったようです。

福島が安全とか20mSVで問題ないとか言いたいわけではありません。チェルノブイリ以上の放射線を浴びていると福島の人たちに思わせてしまう情報は、不正確であると同時に、精神的なダメージを考えると犯罪に近いのではないでしょうか





(6月2日:20時20分)
<行政に対する無理解が、復興を遅らせる仕組み。>

「世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル」という暫定基準値の危険性を指摘しているサイトを友達が教えてくれました。もちろん、これは善意でつくられているものだと思いますが、こういう問題の捉え方が、復興を遅らせている大きな原因のひとつになっているのではないかと、私はとても危惧しています。

以下の文は、反原発団体などの対応を例に出して書いていますが、政府の混乱も構造としては同じだと思います。

さて、リンクさせていただいたサイトの話に戻りますと、暫定基準と言うのは、緊急時基準なので、各国の平時の基準と比較する場合は、敢えてそうした理由がないと、フェアじゃないです。IAEAの緊急時基準と比べると、日本の暫定基準は厳しかったりするわけです(その数値がいいとかという話ではないですからね)。

もちろん、緊急時の基準ってなぜ必要なの? とか、この基準は適正なの? 適用期間はどれくらいなの? みたいな議論はあってしかるべきなのですが、これが緊急時の基準であるという理解をスルーしていると、今の基準を平時に向けてどんどん厳しくしていくという発想が抜けてしまいます。

暫定基準ができるまでは平時の基準って実は無かったわけですが、今から急いで平時の基準をつくらなきゃいけないという発想も抜けてしまいませんか? 

プレッシャーをかけるべき位置が全然違うわけです。今の暫定基準よりも、平時の正しい基準を作ることと、それに早く移行するところにプレッシャーかけないと・・・。

文科省と福島の父兄団体の交渉でもそうですが、なぜか、みんな、改善までにより時間のかかる状況理解をしていました。1ミリシーベルトを目指しますというのは、最初から文科省は言っていたわけです。それに向けてどうするかに最初からポイントを置いとけば、もっと、早く交渉と、実際の施策が進んでいたのは、間違いありません(社民党も咬んでいたはずですが、弁護士である党首は、それに気づかなかったんでしょうか)。

何が繰り返されているか整理しますと、これは政府の混乱状況にも当てはまることがわかりやすいと思うのですが、

行政が窮余と自覚しながら窮余の策をとりあえず出す
→それを反原発団体などが永久の施策として反対する
→窮余の策から次に移行しなければならないという自覚のある行政を結局、窮余の策の検証に引き戻してしまう。また行政側には、窮余の策を出した苦しさに理解が示されないことへの不満が募る。

こうなってしまっては、次の施策への議論にさえ、なかなか入れないわけです。

何かやるには結局、行政に頼るにも関わらず、行政の意図を理解せずにモチベーション殺しているという状況です。

結果としては、自分に何かをする責任がないから、欲望に任せて好き勝手なことを言っているのと同じです。少なくとも全然「子どもたちのため」ではありません。

どうも平時の?学生運動とか、緊急の事象のない場合の政治闘争と勘違いしていると思うんです、みんな。そういう場合とは、かなり違うんではないでしょうか。


これを改善するには、地味ですが、自分が行動するならどうするかと、その行動の結果を考え続けることだと思います。そうすれば、この状況のこと、この状況に関わる人たちの気持ちがよくわかるのではないでしょうか。

つまり、簡単には、この状況で何かをしなくてはならない立場にある人の辛さを少し理解しておきませんか、ということです。


で、関係ない音楽。







(6月3日:13時)
<もう皆さんやっていると思いますが、できることは勝手にやった方がいいですよね?>

この状況だと、個別案件をどうするかに集中ですね。基本的にはなんでもそうだと思いますけど・・・。

ですから、このブログがこんなかたちになった#211のタイトルは「全国のリアルタイム放射線測定値(ガイガーカウンタ)公開サイト(主に公共機関公開情報)リストつくりました。最後は自分で決断したい人たちのために。」でした。

決断を左右する要因はほとんどもう、それぞれの細かい事情だと思いますので、このブログも終わろうかなという気がするのですが、今までも何度か、もうこの辺でと言って、復活しているので、はっきりは書けません。

マーケティングとか企画とか個別案件の相談とかならいつでもどうぞ。もしお役に立てそうなら。資金はないですが、知恵ならある程度出せます。


あ、冷静になりたいときに、思い浮かべるといいかも知れないことがあります。

物事はだいたい、最高と最低の間で進行します。当たり前ですが。


で、関係ない音楽。






P.S.

<事実が不人気な件>

放射線に対する誤情報を絡めた恐怖訴求を何度か批判していますが、下のような記事も悲しい気持ちになります。セシウムは、ほとんど土に固着してしまうので、植物で吸収する土壌浄化(ファイトレメディエーション)は、あくまで補助的な効果しか持ちません。

福島の土壌浄化へヒマワリ栽培を 鯖江の児童ら、賛同者募る

ファイトレメディエーションは、このブログでも初期の頃に紹介していますが、その後も、土壌浄化についいてはずっと考えて、結論を「部分深耕天地返し」としたのもそのためです。

植物によって土がキレイになるというのは気持ちいい話かも知れませんが、実際は、この記事で想定されているよりも、浄化効果は小さいものです。


過剰な危機感や失望が与える高揚感や、心温まる嘘に人気が集まりやすいのは、まあ、いつでもそうなんだとは思いますけど・・・。




P.S.2.(6月10日:11時)

最後に、自分の分野の話を。

企画をする時は、実は、思考をかなり限定します。

「実際の行動」につながりそうもない言葉は、簡単にそれらだけが増殖し、増殖の結果が企画になることはないので、企画をする場合は、そこには手を出しません。

正しい目的を決めること。そのために何をしたらいいかだけを考えること。

<目的の適切さと、そのためにできること、やってみたいことを考え続けるのが企画>

です。

サッカーだとイメージしやすいでしょうか。常にゴールのことを考えてパスやドリブルのアイディアをどんどん実行していくということです。パスのためのパスを美しくつなぐより、ゴールを目的とした失敗覚悟の行動の方が、全然、ゴールの確率を高めます。

パスのためのパスも楽しいのですが、目的とは異なる単なる楽しみであることを強く意識していないと、まるでパス自体が目的であるかのような思考に、簡単にはまってしまいます。というようなことは、皆さん、よくご存知ですよね。


今回の問題について、かなり目的が消えかかっていたり、瑣末なものや、とんでもないものに差し換わっていたりする場所も多いので、それぞれが、もう一度、目的をその適切さも含めて再確認した方がいいんではないでしょうか。

目的が適切かどうかという判断が一番難しいのですが、行き詰っている場合は、目的が適切でない場合がほとんどですから、そこは、じっくり考える価値があります。

適切な目的は多くの場合、それ自体が行動のアイディアを引き寄せます。


大抵の場合、大きな目的は震災前と同じではないかとも思いますが、混乱しましょね。

以上、半分、自分に向けて書きました。


しかし、政治家達はずっとくだらなかったですね。

<政治も企画競争であるべきだ>

ドラッカーブームで多くの人が勘違いしていますが、マネジメント論を評論家的に気持ちよく語っていれば済む仕事は、基本的には無いわけです。

で、今、そのリーダーの責任にのみ集中する思考の延長で行われているのが、単なるスケープゴート探しと、個人礼賛です。原発推進、反原発関係なく、あらゆる立場の、かなり大勢の人たちがやってるのは。

<せめて自分たちは、現場で使える企画を考え続けましょう。>

ということで、今後は、(具象抽象に関わらず)実際に何かをつくることのみ考えるブログに移って行こうと思っています。
まあ、今までもなるべく、そうしてきたわけですが。


新しいブログが立ち上がったら一応、ここに告知させていただきます。



P.S.3

#211以降、使えるアイディアをみんなでたくさん考えました。実現すべきもので実現していないものもいっぱいありますので、ざっとでいいですから、読んでみてくださいね。



P.S.4

結局、原発に反対してきた研究者たちも含めて誰も、事故が起こった場合どうすればいいかは、あまり考えてこなかったわけです。

そこは反省して、今の状況の打開策を、原発に反対してきた研究者たちこそ考えて欲しいと思います。そして、様々な立場のできるだけ多くの研究者を巻き込んで実行して欲しいと思います。

そのためのモチベーションは、原発を推進する側にあった研究者たちよりも、はるかに高いはずですから。

また、具体的に打開策を考える過程で、蔓延している誤情報も淘汰されていきます。




では、この原発の件の備忘録はこの辺で。ここで記載してきたことのかなりの部分は、常識みたいなこと(「outsidervoice」ではないこと)になったのではないでしょうか。

(記載の中にはもちろん、後から間違いと判明したこともあります。それらは今は簡単に間違いとわかるので、そのままにしてあります。)


ということで、「outsidervoice」の収集活動は、他の場所に移ります。ちょっと休んでから。




P.S.EX

さて、これで、やっと

<土壌浄化プラント競争、開始ですね>

大谷石で校庭の放射性物質吸着…小学校で実験

本命は、磁選がらみだと思いますけど・・・。

中小企業にこそ期待したいところですが、問い合わせた企業は及び腰でしたけど・・・、おそらく、その及び腰の理由は、放射性物質がらみということだと思いますけど・・・。

現実的には、三菱重工あたりの磁選&生物膜巨大プラント、みたいなことでしょうか。

最後は、希望を込めて。



<しかし、なぜ、表土を削除するだけで、その上に新しい土(埋める穴をつくるために掘った土でOK)を被せないのでしょうか?それで、劇的に数値は下がるはずですけど>


以上、プラグマティックに対応することを目指してきた震災以来の記述は、ここで終わりです。

#214 #213から漏れ始めた【備忘録】。見逃している危険と未来のための企画。僭越ながら(その3)。
JUGEMテーマ:原発


そろそろ終わると思いますが、また、新しいページに漏れてきました。

#213の【備忘録】の分量も多くなってきましたので、この新しいページに移ります。

★このページの最初から5月3日以前までは、思考錯誤の時期ですので、それ以降から読まれたほうがいいかも・・・。

★リアルタイム放射線測定値の数値チェックの方、それから初期の【備忘録】をご覧になる方は、#211へどうぞ。

★このブログが地震以降こうなった経緯についても、そこ(#211)の「ごあいさつ」をお読みください。




【備忘録】



(4月28日:1時30分)
<うーん、とっても難しそう→都市除染装置としての下水道プラン>
⇒後日撤回! 当初の構想とは違いますが、やっぱ、いけるかも。 (後の備忘録参照)

下水処理のプロfastechnekoさんより、ご返事いただきました。さすが、的確に問題点をご指摘いただきました。コメントそのまま掲載させていただきます。


(fastecnekoさんのコメント)

ご返信ありがとうございました。
下水道を、資源を効率的に集荷するシステムとみる考え方は確かにありますので、一極集中的に処理ができるのではないかというご指摘はごもっともです。

そんな中でいくつか指摘させていただきます。(既に御承知の事象でしたらすみません)

まず、地表面を洗い流したもの(人為的にしても降雨によるものにしても)がすべて下水処理場にくるとは限りません。もともと地表面の汚れを雨水とともに処理するために合流式という方法がとられていたのですが、現在では汚水のみを処理する分流式が主流です。私の勤めているところは合流式ですので、おっしゃるとおり、雨の日には道路の汚れなどがまとめて処理場に入ってきます。しかし分流式が取られている区域では、雨水は処理場へ向かわず、直接川や海に放流されるのです。
そして、合流式の区域で流入した場合です。
下水処理は生物・化学・物理的な手法を用いて、「汚れ」と「処理水」に分離をします。ごくおおざっぱに言うと、汚れを沈殿させて汚泥として分離、その後焼却や埋め立て処分を行います。

放射性物質は基本、無機質ですので、最終的にはほとんど汚泥として処理されることになると思います。(報道では汚泥を焼却処分したのちの灰から放射性物質が出たとのお話ですね。)

なので、ゼオライトや活性炭に吸着させるとすると、最初の汚水の状態で接触させるか、焼却灰を溶融させて洗浄?する形が考えられると思いますが、難しそうですね。ゼオライトも活性炭も多孔質なところがキモですが、流入下水は浮遊物質も多く粘性もありますので、孔がつまってしまうでしょう。

そうなると焼却灰をどうするかにかかってしまうと思われます。最近ではいろんな業者さんがリンなどの回収技術を持っていらっしゃるので、そういった形で放射性物質の回収あるいは濃縮などができると良いのですが。

つたない文章ですみません。ちゃんとお答えできているかどうかわかりませんが、もし解りにくいことやご指摘の点などありましたらお願いいたします。

fastecneko | 2011/04/28 00:35


(私の返信)

fastecnekoさん、ありがとうございました。

いろいろと困難があることが、よくわかりました。

まず、「合流式」「分流式」という基本的なことも、私は知りませんでした。調べると福島も分流式が主流のような感じですね。

下の記事も、「分流式」を意識していない感じですよね。
下水で懸念される放射性物質 農作物や建築資材への影響も

あと、汚水の中にはいろんな物質がうじゃうじゃあるわけですもんね。

合流式の場合も、どうも灰をどうかするかなさそうですが、放射性物質は灰の中にほとんど残ると考えていいのですか?

しかし、・・・普通に考えて、これ、無理な話ですよね。一応、もう少しは考えますけど・・・。
ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

outsidervoice | 2011/04/28 01:31



というか、ここは素人がつつくには、非常に無理な感じが・・・。


で、関係ない音楽。




 



(4月28日:20時)

次は、日本のお金について、「普通」でないことを考える時間でしょうか。なんとか、ここを切り抜けるためには・・・。その分野、あまりわかってませんけど・・・。実は、何が問題かについても、今ひとつ。

でも、ちょっとこんなこと思いました。「日本を今、どこかの国が占領したとしたら、どういう経済政策を行うか」みたいなことを想定してみると、突破口にならないでしょうか。

状況は敗戦後みたいな、あるいはそれ以下だと思いますし・・・。

それを、アイディアが浮びやすい方向に、思考の立場をひっくり返すわけです。放射性物質がいっぱいで、くだらない政治家や科学者?もいっぱいいますが、この国が手に入ったら、どうしますか?

結構、良い使える資産もいっぱいあると思いますよ。

A good place to start

She's Beyond Good And Evilさんに教えてもらった、ちょっとそういう視点が感じられる記事。




(4月28日:23時30分)
<「試験結果より、脱窒菌は溶液中のセシウムを好気的条件下で95%、嫌気的条件下で85%除去できることがわかり、放射性物質含有廃液から放射能を除去する能力があることを確認できた。」と、特許情報にあるのですが・・・。>

脱窒菌を含んでなるセシウム吸着剤

セシウム吸着剤と放射性核種除去方法。上記と同じ発明です。三菱重工とか日立とか東芝とか荏原製作所の人たちの発明みたいですけど。

下水処理場を土壌洗浄プラントとして使うことまで応用できないですか?

「分流式」だと・・・うーん、あんまり意味無いですか?
じゃあ、どこか他の場所で?


ところで、「脱窒菌」って何?ですよね。
土壌微生物 8 脱窒菌

え、メジャーな菌なんですか・・・。適当にリンクします。

生物学的脱窒処理

脱窒菌について

高効率脱窒システムを開発 Anammox微生物を粒状化することにより高速処理を達成。これ栗田工業です。

いけるんですか、いけないんですか? 素人は、そこを知りたい!


あ、脱窒菌だけじゃないんですね。

本発明は、脱窒菌を含んでなるセシウム吸着剤を提供する。
また、本発明は、放射性核種を含有する廃液を、脱窒菌又はセシウム蓄積菌で処理してセシウムを吸着除去するセシウム除去工程を含んでなる放射性核種の除去方法を提供する。この放射性核種の除去方法は、好ましくは、上記セシウム除去工程で処理後の廃液を、キトサンを充填した吸着カラムに通してストロンチウムを吸着除去する。また、この放射性核種の除去方法は、好ましくは、上記セシウム除去工程で処理する前又は処理後の廃液を、カビなどの真核生物で処理してストロンチウムを吸着除去する。」



(追記5月4日2時)
特許、ちゃんと読んで無かったです。重要なところ、転載します。既に紹介した部分もありますけど。

【0016】
試験結果より、脱窒菌は溶液中のセシウムを好気的条件下で95%、嫌気的条件下で85%除去できることがわかり、放射性物質含有廃液から放射能を除去する能力があることを確認できた。これらの結果は、放射能除去に多大の費用を要していた従来の吸着材に対して、同硝酸処理で大量に発生する余剰汚泥を再利用してセシウムの吸着に用いることも可能であることを示している。また、嫌気的条件下でセシウムの吸着が起こることから、硝酸処理が行われる脱窒槽内で硝酸処理と同時にセシウム吸着が起こること、好気的条件下でも吸着することから、脱窒槽の後工程に位置づけられる曝気槽内でもセシウムの吸着が起こることを示している。さらには、硝酸処理で大量に発生する脱窒汚泥(本来は余剰汚泥として脱水、焼却処理される)を充填した処理槽を新たに設けてセシウム吸着槽として利用することも可能である。元々、処分が必要な廃棄物として扱われる余剰汚泥を用いて放射性物質の吸着除去が可能となるため、処理にかかるコスト、吸着剤の購入費は大幅に低減することができる。
【0017】
実施例2
実施例1と同じ試験装置を用い、容器内に下水汚泥を投入し、蓋を開放したまま通気せずに放置、水面に活性汚泥に生育するカビを増殖させた。カビが発生した容器を良く攪拌して、液中にカビを均一に分散した後、塩化ストロンチウムをストロンチウム濃度が10mg/Lとなるように添加した。添加方法は実施例1のセシウム添加法と同じで良い。実施例1の試験No.1と同じ条件でカビ(+下水汚泥)とストロンチウムを反応させ、上澄み液のストロンチウム濃度を測定した(試験No.3)。試験No.4ではカビを発生させていない下水汚泥を用いて同様の測定を行った。そのストロンチウム(Sr)吸着試験結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
(すみません。リンク切れてて見れません)
【0019】
試験結果より、ストロンチウムは汚泥に吸着されるが、特にカビが存在する汚泥により吸着されることがわかった。このことからカビによってストロンチウムが溶液中より吸着除去できることがわかる。放射性廃液中のストロンチウムを汚泥(カビ)に吸着させることにより、従来の比較的高価な吸着材の使用量が削減、代用できる。




たとえば、脱窒菌とかセシウム蓄積菌とかカビとか、土の中でも活躍していただけたりしないんでしょうか?

セシウム蓄積菌の研究ありました。

微生物による環境汚染物質の濃縮





(4月29日:2時)

あ、素人の特権を忘れていました。

上記の、放射能汚染浄化のための、すばらしい発明をした三菱重工、日立、東芝などの方々、汚染土壌の浄化プラントを必要数、至急つくってください。・・・福島原発をつくった会社でもありますし。




(4月29日:21時30分)

下水処理のプロfastechnekoさんより、さらにコメントいただきました。ちょっと、優しすぎるコメントだと思いますが(厳しく言っていただいてもいいですよ)、そのまま、掲載させていただきます。尚、コメントの最初に出てくる「トップの記事」とは、28日23時30分に書いたものだと思います。勝手に、赤字や大きい字にさせていただきました。


(以下、fastechnekoさんのコメントです)

トップの記事を拝読いたしました。追記させてください。

脱窒菌は通常の下水処理場で使われている活性汚泥の中にいる普通の菌です。ですので、この内容に従うと、下水処理場で放射性物質を処理することは可能、となります。(生物処理ですね ちなみにヨウ素は半減期が短いので処理場から汚泥として引き抜かれるまでの間に影響が無くなるのではと考えます)

しかし、前のコメントにも書きましたが、最終的には汚泥として処理することになります。セシウムは通常の焼却炉だと飛散してしまうので問題とのことですね。そしてストロンチウムに対してはやはり灰の処分方法の問題になるのではないでしょうか。

日本はメーカーさんがすごい技術を抱えていますので、メーカーさんの本気に期待したいですね

fastechneko | 2011/04/29 13:46

(コメント以上です)


「優しすぎるコメント」と書いたひとつの理由ですが、自分の仕事の分野について、まだ行われていないことについて聞かれた場合は、ほとんどの人は、それはできないと答えたくなるわけです。できないからやっていないと。しかし、fastechnekoさん、なぜか可能性の方をプッシュしてくれてます。

しかし、
そうなんです。「メーカーさんの本気」、それが大切だと私も思います。というか、


<日本のメーカーが、土壌浄化に本気にならざるをえなくするために、私たちは何をすればいいか。という問題に尽きるかも。>


土壌浄化の問題は、今は退避になっていないところでさえ、すっきりするまでには、すごく長くかかりそうですよね。また、放射性物質が生活圏に留まる場所というのは結局土壌なので、優先順位の高い問題であることに間違いはありません。

しかし、ここをどうするのか、政府の方でも、というか、誰も答えを持っていないように見えます。

というのは、実際、良い方法が無いからだと思うのですが、方法が無いからといって、この問題が小さくなるわけではないのが悲しいところです。

じゃあ、どうしたらいいのか、というと、諦めるか、良い方法を見つけるしかないわけですが、なんとなく思い出したのは、その昔、月に行く国家的な競争とプレッシャーがあって、結局月に行けたみたいな、ことです。

土壌浄化という分野の(夢のような)進化を推進する力というのは、何なのでしょうか。

土壌浄化の技術ができるだけ早く進化するためには、何をしたらいいと思われますか?

ひとつは、土壌浄化技術を研究してきたところと、原子力発電所をつくってきたところが重なっているので、そこには、多大なプレッシャーをかけるべきだろうと・・・。

尚、この問題ずるずる長く続くと思うので、2年後くらいに画期的なことが起きても、万々歳でしょうか。住んでいる人は、絶対に我慢できないでしょうけど、現実的には、そういう感じだとは思います。

それから、技術の問題だけではないですよね。現状は全く終点が見えないので、「行程表」みたいなものをつくれないという現実。

じゃあ、つくらずにやるしかないですね。

たぶん、何が何でも、これを「やる」なのか「やれ」なのか、強い意思表示が必要なんではないかと。で、その強さの表示として、いろんな会社も脅すと(笑)。


あるいは、「そもそも、土壌浄化など重要でない」とみんなが思えるようなことになっても、それはそれでいいかと思うんですが・・・、それは、なかなか、あり得ないと思います。汚染農地の発電所などへの転用案を自分も、事故直後からずっと言っていますが、農地であるべき農地は多いと思います。





(4月29日:22時20分)

fastechnekoさんからのコメントで思ったのですが、土壌浄化に下水処理場を使うという考え方で、しばらく考え続けた方が良いかも知れませんね。




(4月29日:22時30分)

contemporary Eat & Artさんより、 「自由報道協会主催 孫 正義 記者会見」(22日)を教えていただきました。

以前に、「脱原発はもう既成事実」と書きましたが、彼のような存在が出てくれば、そういうことなのではないでしょうか。彼の考えに疑問もありますが、事業家としての彼の存在は、脱原発を実現するために貴重だと思っています制度を変える重要性をわかっているところもですね

東電株を買わないのかという質問をしている記者がいましたね。当然、そういうことは具体的ではなくても頭にあるはずです。まあ、まず、九電でもいいわけですが、しかし、電力会社だけ、というのは彼の構想とは違うと思います。

現在の問題の解決よりも将来のことにほとんど思考が行っていますよね。新しい産業をつくる構想の中で電力を取り込みたいのだと思います。その産業にとって、原発関連業界は、一番やっかいな存在と考えていると思います

ところで、自由報道協会の方々、政府の陰謀を、できないことの言い訳にする癖は克服したほうがいいです。実際にいろんなプレッシャーはあるにしろ。






(4月30日:19時45分)
<小佐古内閣参与、肝心なのは辞めることではなくて、辞めた後の活動ですよ。この問題、今後も長いですよ。>

画期的な解決策がなくて、皆が苦しんでいる問題の解決を依頼された人としては、辞める理由が非常に小さいし、辞めずに問題点を表に出し続ける方法もあり得たような気がしますが、、それは、内情がわからない者の勝手な判断として、一番重要なのは、今後は、画期的な解決策を自由に表明できる立場を、十分に生かすということだと思います

辞任の言葉の内容は、既知の押し問答ポイントの表明に終わっており、抽象的な場所で行われている権力闘争に材料を与えるのみで、具体的な解決という意味では物足りませんでした(本人もそこがジレンマと感じていることと思いますが・・・)。今後の解決案に期待します




(4月30日:21時10分)
<「2年後までに、福島の土壌を全部クリーンにする道筋をつけてみせる!」と、誰が一番最初に言えるかということと権力闘争が一体なら、権力闘争を大歓迎します。>

「具体的なアイディア」とか書き続けていて、気が変なのかと思われるかも知れませんが、この気分は、こんなことがきっかけで変わるのではないでしょうか。

で、その発言の責任を取りたいと希望する人間が誰もいないのが、今だと思います。

しかし、今、誰かがそんなこと言ったら私でさえ信用しないかも知れません。言えるまでには、かなり努力が必要ではありますが・・・、無理ではないのでは?

こんなことを言える人には、ぜひ2年間託したいと、思う人は多いのでは?

言い換えると、抽象的権力闘争でなく、具体的権力闘争しか、今は人気を得ることができないということです





(5月1日:22時)
<農村部ではファイトレメディエーションとバイオレメディエーションの併用、そして、都市部では土壌浄化プラント(あるいは下水処理施設)の活用、という方向でどう?>

もう、勝手に、アイディアだけ走らせてます。なんとなく、具体的なところに向かいそうな気がするので。

農地の方は、実験方法くらいは、もうすぐ、なんとかなるのではないかと・・・。食物連鎖なんかも使って・・・。

ほんとかなあ?


土壌浄化プラントの方ですが、活性汚泥法ではなくて、生物膜法使えば、土も元に戻せないですか。

素人のイメージとしては、土を入れたプールを攪拌しながら、生物膜に放射性物質を吸収してもらうというようなものですが、だめですか?

(ちょっと、よくわからないまま書いているんですが・・・)

(追記:土そのままだと、吸収するものが多すぎますか・・・)





(5月1日:23時30分)

ちょっと、メモとして、リンク。
土壌微生物の分離方法

できるだけ簡単な方がいいんですが・・・。

たとえば、菌をミミズが食べて、ミミズの体内に濃縮されて、ミミズを取り除けばいいとか・・・、そういう都合が良いことはないんでしょうか?




(5月2日:11時30分)

菊池誠さんのブログのコメント欄で、いろいろ質問させてもらってましたが、非常にアウェーな感じ(笑)が強くなってきましたので、こちらのブログに集中して行きたいと思っています。

よろしくお願いいたします。





(5月2日:19時)

こんな記事も出てたんですね。
広島から発動! 放射能を除去するためのバイオ研究「イスカンダル作戦」とは!?

そういえば、この実験2008年くらいに発表されてましたよね。
こちらはセラミックに培養した光合成細菌で放射性物質を吸着。

これ見てふと思ったのですが、大きな細菌培養シートみたいなのは不可能なんでしょうか。

使い道としては地中浅めに埋めて、放射性物質が浸透してくるのを待ち構えるとか・・・。アホですか?

(追記:2枚のシートに細菌膜を挟むようにして、下のシートは防水にして、その上の土に対してだけ菌に勝負してもらうというのは、可能でしょうか・・・。こんなことを考えていると、何をやるにしても作業は急いだほうがいいのではないかと・・・。浸透が進んでいない時にやるほうが効率的ですよね。)




(5月2日:19時50分)
<校庭の地面数センチ下に、防水シート挟んで、大量の水撒くか、しばらく雨にさらすと、浄化が早くなりませんか?>


放射性物質が、これ以上浸透する前に、いかがでしょうか。表土を洗うイメージです。

まあ、放射性物質の流出効率化を想定しているので、その行き先が心配ですが・・・。それ、ずっと考えている件ですね。

(追記:しかし、たぶん、もうがっちり吸着してますね。・・・アルカリ肥料でも撒いて吸着を緩めてから、水を流せばいいのかな?)
(追記2:あるいは、粘土鉱物に吸着しているのなら、主に粘土鉱物を流すみたいなことができたりして・・・)

粘土鉱物に吸着しているという話は、こちらで。
放射性セシウムに関する一般の方むけのQ&Aによる解説




(5月2日:2時)

しかし、だんだん考えていることが遠回りな感じですかね・・・。




(5月3日:15時)
<福島の20mSv/年の件を、具体的な行動を促す議論にするために>

Kaffaより教えてもらって、以下のビデオを観ました。
5月2日「子どもたちを放射能から守れ政府交渉」

非常に難しい問題だと思いますが、今後みんなにとって有意義な展開にするために、気づいたところを記しておきます。



重要なところで、交渉側のもったいない見逃しがあると思います。

「放射線に安全という基準値は無い。」というところを、政府側は認める用意があるように見えましたが、交渉する側がそれに気づいていません。

交渉する側が最後まで「20mSv/年は、安全か安全でないか」にこだわっていますが、それは正し認識ではありません。放射線は少なければ少ないほど安全、逆に言えば多ければ多いほど危険だろうということが、放射線の体に与えるダメージの原理から、共通認識になってきています。

(ただ、ここに但し書きを付けると、それについての広く認められている実証は、検証が難しい対象であるために、まだ行われていないということです。だから私は、政府は、危険度が比例的に高まることを否定する立場に立つのかと思っていました。もしかしたら、政府は最初から、この比例的危険性の立場にあったのかも、と言う気もします。)

ですから、交渉する側は政府に(次の機会になりますが)、「20mSv/年は、子どもにとってどれくらいの『危険性』と考えているか」を確認することができるかも知れません(これは、20mSv/年が否定され、さらに厳しい数値になったとしても、確認したいところです)。

たとえば、「1年間で20mSvの被曝すると、10歳の子どもが生涯にがんになる確率が1%高まる可能性があるとか、そういうことです」(確たる実証がないという立場では「可能性がある」という言葉でないと受け付けないと思います・・・私も今のところ、その立場です。・・・尚、ここでの数値は仮の数値です)。



なぜ、その「危険性」の確認が必要かと言いますと、それしか基準にするものが無いからです。

「最高20mSv/年でラインを引くことはどうなのか?」という設問を立てても具体的なイメージが湧きませんが、「10歳の子どもが生涯にがんになる確率が1%高まる(可能性がある)ところでラインを引くことはどうなのか?」という設問にすると、リアリティーが出てきます。

リアリティーがあって初めて、多くの人は判断ができます。



リアリティーが出てくると、それは具体的な行動も促すことができます。

たとえば、政府がそのまま、「10歳の子どもが生涯にがんになる確率が1%高まる(可能性がある)」ところで、ラインを引いたとします。大きな選択としては、そこに住み続けるべきか、疎開すべきか。

小さなところの判断では、他の放射線数値での「危険性」情報が必要です。たとえば、「1年間で10mSvを被曝すると、10歳の子どもが生涯にがんになる確率が0.5%高まる(可能性がある)」というようなことです(もちろん数値は、仮の数値です)。

そういういろんな数値と「危険性」の情報があると、「じゃあ、自分のところの半分の数値の地域の親類に子どもを預かってもらおう。遠くに行く苦労も大きいし。」とか、中間にあるような行動の基準にもなります。



もし、政府が「危険性」を提示してこない場合は、自分達で「危険性」を提示し、広く共有した方が良いのではないかと思います。



しかし、当然の希望としては、「子どもが生涯にがんになる確率が高まらない」危険性の無い環境だと思います。暫定基準値の交渉とは別に、この正直な気持ちを強く伝え続けることは、除染作業を促す力になると思います。

そういう意味でも、暫定基準値が「安全か安全でないか」の判断基準とすることは、得策ではないと思います。あくまでゼロを目指して、動き続ける理由が必要です。




それから、Kaffaからの指摘でもあるのですが、 「危険性」に対する判断の自由を奨励する制度を交渉すべきではなかったでしょうか。

たとえば、外の活動の制限を受け入れられる子どももいれば、どうしても外の活動が必要で疎開しなくてはならない子どももいるでしょうし、体が弱いと思われる子もいるでしょうし、今までの被曝量も様々なはずです。

基準値以下の地域の子どもでも、被災者としての権利を確実に、希望者が受けることのできる交渉が必要ではないでしょうか。

その制度の活用者が少ないにしても、政府が「様々な事情」を認めることで、今まで、避難した人たちに対する逆差別を軽減することができると思います。



ただ一方で、子ども達(の将来)、心理にとって、どういう交渉の仕方が良いのか、それについては、私はよくわからないままです。



内部被曝の足し算はしなくてはいけないと思いますが、武田邦彦氏のような計算は多くの人が疑問を持つところです(最近は少しまともになったのかな?)。ここも、ちゃんと整備していった方が良いのではないでしょうか。



多くの人が共有できる(納得できる)情報に整えていくことが、重要だと思います。その方が交渉もスムーズに行くはずです。



それから、もうひとつ気になったことがあります。今回、明らかに官庁、政府は、今までに考えられなかったスピードで動いてくれています。スピードは必然的に雑さと同居していますので、正式な会議を開いたとかそういうことを議題にするのは損だと思います。結論の良し悪しを検討すればいいことですから。



また、今後の展開をスピードアップするためには、政府のモチベーションを高めることも必要です。彼らの作業が言われて嫌々やった仕事ではなく、子ども達の安全を心から願ってとった行動に見えるように、少し配慮すれば、かなり展開は速くなるはずです。

そんな心遣いまで必要な、緊急事態ということです。





(5月3日:18時20分)

メモ。以前の記事、リンクしとくの忘れてました。
放射性物質:顔料使ってセシウム汚染水浄化 東工大が開発


こっちは新しい記事。
農林水産復興、放射能対策も=第4期科技計画の新重点−玄葉担当相



で、関係ない音楽。



歌い続けるに値する歌。






(5月4日:11時)
<セシウムが雨で自然に流れるのはもう期待できないみたい>

セシウムの土への吸着力は相当なもののようです。
北海道大学大学院農学研究院助教の渡部敏裕の【臨時】植物のセシウム(Cs)とストロンチウム(Sr)集積に関する研究

しかし、アルカリによって、吸着がかなり解けるということでしょうか。
WINEPのブログの記事、137Cs(または134Cs)イオンに関する2つの常識(提案4) 。




(5月4日:13時)
<セシウムが粘土に吸着しているんなら、ある程度取り出したり、流出させる方法があったりして・・・?>

今更書くことでもないですが、一応、完全に素人発想であることをまずは、言い訳しておきます。
セシウムは土壌では、どうも粘土鉱物に吸着しているらしいというのが、共通理解になっているようです。
原発事故関連情報(2):セシウム(Cs)の土壌でのふるまいと農作物への移行

で、子どものころの泥遊びを思い出すわけですが、土を入れ物に入れて攪拌すると、粘土が上になりますよね。例えば、こんな感じで粘土を取り除いたら、どれくらいセシウムを取り除けるものでしょうか。捨てなくてはいけない土の量が減るような・・・

また水田では、耕しながら水を流し続けたら、結構流れて行ったりして・・・。こんな対策が行われているくらいですし・・・。
環境保全に必要な水田からの粘土流出軽減対策




(5月4日:15時30分)

あれ? 吸着が強いんであれば、表土をある程度深く埋めておけば、地下水にも影響なくて問題ないということ? 畑でも庭でも・・・。

これでいいんであれば、

全然簡単?




(5月4日:16時)
上記の続きですが、福島の農地、入れ替え済みの農地からのみ出荷を認める方が、イメージ回復が早いのではないでしょうか。
その間は補償が必要ですが、その額を小さくするためにも、入れ替え作業は急ぐということで・・・

 

校庭も、上下入れ替え案でいいのではないでしょうか。




(5月4日:17時15分)
<土壌浄化、結論出ました!おそらく。>

WINEPブログのコメント欄で、森先生に質問してみました。すぐに、丁寧な回答をいただきました。
それを掲載させていただきます。前半部分は私の質問です。森先生の重要なポイント、赤く大きな字にしました(全部重要ですが・・・)。


(以下、WINEPブログのコメント欄より)

【2011/05/04 15:29】 URL | outsidervoice #-[ 編集]
> 素人の質問です。
>
> セシウムの土壌(粘土鉱物)への吸着力が非常に強くて、水ではなかなか溶け出さないということであれば、畑などでは単純に、表土と下の土を入れ替えれば、地下水への影響もなくて、そのまま放っておいて問題ないということなのでしょうか?
>
> 水田はどういう方法になるのでしょうか。もしかしたら、粘土なので、水を入れたときに積極的に流してしまえば、ある程度流出してしまうというようなこともあるのでしょうか?
 

お答えします。

セシウムに関しては、畑地ではやはり50センチ以上の土の下に表土を。今ならあまり表土を撹乱していないでしょうから、10センチも削って天地返しすることがいちばん有効な手段と思われます。個人や国がどれだけお金をかけてやるかです。又そんな深いところまで天地返しをやれない土壌もありますので、注意が肝心です。相手は放射能汚染した土壌ですから、農水省が厳重な作業マニュアルを作成して、放射能除染の訓練を受けた専属の業者がやる必要があると思います。

水田に関しても全く同じです。セシウムはいくら湛水して掛け流ししても下方に移行しません。

国はカドミウム汚染水田土壌の客土に20年ぐらいかかっています。今回はそれ以上の面積の水田が汚染していますので、今回は客土は絶対に無理でしょう。国がどれだけ「天地返し」にお金をかけられるかです。

ファイトレメデイエーションは、まだ放射能が降り注いでいるので、しばらくはヒマワリやスベリヒユを播いて、土壌吸着を少しでも回避させようという提案です。もちろん作目を変えて、食べ物ではなく、バイオヂーゼルやバイオエタノール生産に本気で取り組むという農水用の政策転換もありうると思います。
 
(森敏)

(以上、WINEPブログのコメント欄より)


なんか、

希望が大きくなった感じがしませんか? 

まあ、がんばればいいわけです。大雑把には。

農家の人にとっては、最後に書かれている選択肢も重要なのではないでしょうか。というか、日本の産業が大きく変化するきっかけになりますね。これは。

また(前の繰り返しになしますが)、食品にこだわりたい農家には、土の天地返しが終わったところからのみ出荷すれば、イメージ回復も早いのではということですね。土の天地返しの意味を広く伝えることも、それまでの補償も重要ですね。


結論は、

天地返し!

をがんばってやること。まあ、浄化ではないですが、問題は大地に抱えてもらうと・・・。

ついでに、いろいろひっくり返しましょう。


しかし、ここまで、めちゃくちゃ遠回りしました・・・。
落ち着きどころはオーソドックスな方法なのに・・・。まあ、その方法を支える理由が明確になったことが一番、大きいわけですが・・・。

まあ、こんな過程が面白いのですが・・・。他の方法についても、いろいろ知りましたし、比較できますし。天地返しできない場所ありますし。



(5月4日:18時)

ところで、 「天地返し業」って仕事にできないかな、とか思ったり・・・。講習とか受けて・・・。農林水産省認定「天使返し業者」。

地元の業者だけでは、明らかに足らないですよね?




(5月4日:22時30分)

汚染されたコンクリートやアスファルトは、どうするんですかね? そっちにも強く吸着しているようですけど・・・。




(5月5日:0時)

kaffaとのコメントのやり取り、ばかばかしいので、そのまま掲載します。


(以下、コメントのやりとり)

もしさ、その天地返しがさ、本当に先生の言うように、セシウムはいくら湛水して掛け流ししても下方に移行しませんならば、(半信半疑なんだが)、わし、天地返し業に転職する!時給1200円で、どうだ!あー、日当15000円くらいだと嬉しいけど・・・。

kaffa | 2011/05/04 22:47


kaffaさんへ、

まあ、半信半疑なのはわかりますが、チェルノブイリのデータや、最近行われた試験、そして、今起こっている様々な現象がそれを証明しています。田んぼのデータは、なかったかな・・・?

(みんなどうやったら水に溶かし出せるか悩んでいるところなので)それをメリットとして意識している人は、ほとんどいないと思うのですが、そのことを言うと、あらゆる科学者が「そういえばそうですよね」と言うはずです。

(自分でも)見つけにくいのですが、いろんなデータにもリンクしているので見てみてください。

「天地返し業」転職じゃなくて、起業してほしいんですけど・・・。そしたら、たぶん、日当8万くらいには、なるのでは? ちょっと計算甘いですか?

あと、コンクリートやアスファルトなんかにもくっついて離れないので、それもオプションとして合わせて事業に・・・。そしたら日当10万?

少し出資させてください。リターン、年率200%くらいで・・・。

outsidervoice | 2011/05/04 23:49

(以上、コメントのやりとりです)


少しまじめな話、この仕事の希望者は多いのではないでしょうか。仕事の意味が明確ですし・・・。





(5月5日:10時30分)
日本の未来のための

「天地返し」

WINEPの森先生が、「天地返し」に関する、さらに詳しい回答をしてくださいました。
kaffaの疑問に答えるかのような・・・・。

以下のページをぜひぜひご覧ください。

読者からの質問に答える

森先生、どうもありがとうございました。




(5月5日:22時30分)
<「天地返し」をブランドとして考えると、ビジネスチャンス(復興)が見えてくる。>

敢えてここでは、思い切り希望的なことを書いてみます。

「福島産の野菜を買ってください」と、「福島の『天地返し』した畑の野菜を買ってください」の違いが、「天地返し」ブランドの力ということです。

「天地返し」をした安心感と、消費者のために一生懸命に野菜をつくっている農家の気持ち、復興への願いがちゃんと伝われば、きっと大きな差を生みますよね。

そして、「天地返し」したことで商品に付加価値が生まれるのであれば、(もしかしたら政府の援助がなくても)「天地返し」がビジネスとして成り立つ可能性があるということです。

「天地返し」が土壌改良で終わるのではなく、その後のブランド展開、流通・販売も含めた戦略として練られれば、「天地返し」のために資金を借り入れた農家が、そのお金を返済しながらも、今までと同等あるいはそれ以上の利益を得る、という夢のような可能性まであり得るということです

もちろん、政府などの援助が加われば、農家にとってはさらに希望が大きくなるということです。

最初に書いたように、敢えて非常に希望的な話を書きましたが、 「天地返し」を土壌改良だけでなく、消費者に届くまでをトータルに考えることで、可能性が広がるということは間違いありません。「天地返し」という作業の分かりやすさも、消費者への伝達力にプラスに働きます。

どこまで、可能性を広げることができるか。それは、政府の財政負担をも左右します





(5月6日:10時)

She's Beyond Good And Evilさんより、コメント欄に情報いただきましたので、そのまま掲載します。
尚、前半部分は、インターネットのQ&Aの引用です。また勝手に赤字にしました。


(以下She's Beyond Good And Evilさんのコメント)

建設業の方、ズバリ質問です。畑の天地返し、1反当りいくらが相場ですか?

うちの地域では、役所から補助金が出るので地主が支払うのは50円/坪だったかな…。

http://jobtalk.jp/chiebukuro/search_industrytype_detail6602.html

「補助金が出る」・・・だと?

これ、チャンスなんじゃないんでしょうか?
行政にはすでにそういう制度があるってことでしょ?

柔軟かつ拡大して運用してもらうことはメリットだらけなのでは?

She's Beyond Good And Evil | 2011/05/06 08:26

(以上、She's Beyond Good And Evilさんのコメント)


たぶん、通常時の(放射性物質が関係のない)「天地返し」よりは、手間=費用がかかるはずですが、実際のコストを知りたいところですよね・・・。そしたら、ちょっとした計算ができますが・・・根気があればですけど・・・。




(5月6日:17時30分)
<効率的「天地返し」のための参考映像>

これで、なんとなく「天地返し」作業のイメージ湧きません? 実際は、もっと大掛りで、重機も入るでしょうし、もっと表土に気をつけるにしても。

そうか、満遍なく深く掘る必要なんかないんですね!・・・もろ素人の感想。すばらしい、

 「部分深耕天地返し」




早く、きちんとしたマニュアルを出して欲しいと思いますし、WINEP森先生が言われているように、訓練を受けた作業員がすべき作業と思いますが、学校や各自が自主的に行っている状況になってしまってますので、以前に書いた、表土削除時の注意点をここにも掲載しておきます。


<表土削除マニュアル(作業時の放射線数値を環境以下に抑えたい現場用)>

★放射性物質が浸透している部分だけを削除する場合は、計算上、その集積土の放射線数値が、環境より、かなり高くなる可能性があります。しかし、これはコントロール可能です。

★環境値と同じあるいはそれ以下に抑える場合は、浸透部分以外も削除するようにします。汚染されていない土が集積土に加わる量を少し増やすことで、数値を下げることができます。

★また、土を集めるときに、より濃度の高い地面を下に、汚染されていない土を上にして積み上げるようにするだけでも、土の放射線遮蔽効果によって数値の低下が期待できます。





(5月7日:0時)
<社会的できごとの原動力について>

米で巨大廃炉ビジネス NY州原発閉鎖なら30億ドル規模特需





(5月7日:20時30分)
土壌改良が動き始めました。このブログでも取り上げてきた馴染みの?方法が試されるそうです。来週くらいには、「部分深耕天地返し」採用のニュースを聞きたいものです。

農地の浄化、5月にも開始 植物で放射性物質吸収を実証

校庭表土を下層の土と入れ替え、放射線遮断実験





(5月7日:23時)
<原発廃炉コンサルタントのプロモーションビデオの内容は、どの程度信用できるか?>

最近、ネットでは話題の人ですね。
彼の組織のHPのビデオコーナーへリンクします。組織の情報も見やすいかと思いまして。

訳付きで見たい人は、youtubeで「ガンダーセン」とかで検索すれば出てきます。

私は、この人、ちゃんと正確な情報持っていないと、今のところは思っています。みなさんは、どう思います?

それよりも、原発廃炉にも巨大な利権もあるということで、She's Beyond Good And Evilさんから教えてもらったこの記事、再リンクします。
米で巨大廃炉ビジネス NY州原発閉鎖なら30億ドル規模特需


世界は、原発利権から、原発廃炉利権へ?

無尽蔵の危険が、無尽蔵の収益に!

放射性廃棄物の永久の危険が、永久の利益に!

こんなんでいいのか、という疑問はありますよ、さすがに。

だって関わるのは、ほぼ同じ企業ですし・・・

危ないのは、おそらく同じような田舎ですし。

さあ、頭使う時間ですよ!



(5月8日:18時)
<市民派学者の次の大きな仕事は、放射性廃棄物の無害化技術ですよ。小出さん、お願いできないですか?>

上記の件、このループから脱出するとしたら、この技術を早急に、ということになります。

誰か考えてくれませんか? もちろん、小出さんでなくてもいいんですが、存在としては、最もピッタリかと思いまして・・・。

この部分、さすがに素人では太刀打ちできません。

ただ、これやると危険な感じはします。ちゃんと大勢のサポートがないと。

(ほんとかな?ちょっと、先走って考えすぎ?どう思います?)


(5月9日:10時30分追記)
She's Beyond Good And Evilさんから教えてもらった毎日新聞の記事。

核処分場:モンゴルに建設計画 日米、昨秋から交渉 原発ビジネス拡大狙い

このブログの5月7日23時の記事と、5月8日18時の記事、もう一度、お読みください。


ということで関係ない音楽を。


The Stranglers - Nuclear Device 投稿者 EMI_Music





(5月9日:8時50分)
ふと思ったのですが、原発のリスク、金融の世界で使われているケリー基準とかオプティマルfを応用して計算できないですか? もちろん、厳密な計算は無理ですが、客観的な思考や評価の助けになるかも知れないと思いました。





(5月9日:10時)
以下の記事内で指摘されている問題、「部分深耕天地返し」なら解決できる場合が多いですよね。

表土と下層土入れ替えたら…放射線量大幅に低下
放射線量高い校庭、表土入れ替え 文科省、8日福島で実地検証


(5月9日:10時50分)
「部分深耕天地返し」は、検討されていないようなので、何箇所か連絡してみました。

そういえば、6日夜は、かの武田邦彦氏にも、メールしておきました。ここで何度か彼の発信情報の問題
点を指摘していますし、シミュレーション絡みのデマの問題では、結局、彼は訂正さえしなかったわけですが、取り上げてくれるなら浸透が早いかと思いまして・・・。

その必要までは、なかったかもしれないのですが・・・。

私は、素人の質問にも実直に答えてくれる、下記ブログ記事の執筆者のような学者を尊敬します。
読者からの質問に答える
そのコメント欄も最後までご覧ください。


(5月9日:17時40分)
埋めた後の汚染土の管理やチェックも、「部分深耕天地返し」で、まとめてある方が楽ですよね。

なるべく急いで作業をしていただけたらと思います。




(5月9日:23時30分)
WINEPブログで知った情報です。確かあの「菜の花プロジェクト」もこの基金だったと思います。
三井物産環境基金 東日本大震災 復興助成 案件募集

いかがですか? 放射性廃棄物の無害化の研究のための資金などに




(5月10日:0時45分)
<「原発というギャンブルのそれぞれのプレーヤーは、計算上、どの程度の勝ち、あるいは負けを想定できるのか」という研究課題>

この件について、ほとんど、具体的に考えていることは無いのですが、国、電力会社、地方自治体、地元住民、周辺住民、離れた都市住民、大人・子ども・妊婦、隣国、他国など、様々なプレーヤーにとっての原発の意味を冷静に探るには、一度、こんなアプローチで考えても良いのではないでしょうか

で、非常に分の悪いプレーヤーが、混じっているはずなんですね。明らかに。

ふと思うのは、ここで東京電力の負担が減免されると、全くフェアなゲームではなくなりますね、これ。東京電力、普通のギャンブルでは完全に大負け&退場ですよね。・・・まあ、アンフェアな要素も含めて、研究すると・・・。

誰か興味ないですか? 自分では手に負えないので・・・。やってみようかなとも、思いますが・・・、自分には、やっぱり無理ですね。



で、関係ない音楽。






(5月11日:18時20分)
<下水汚染はどういうことなのか>

下水の汚染の件ですが、こちらで分析が行われています。
放射性活性汚泥生成の意味(WINEPブログ)

ここからの情報を役に立てていただいたようです。
そこのコメント欄で、いろんな議論が始まっています。

以前にこのブログにいただいたfastechnekoさんのコメントなども合わせて、ご覧いただくと、より状況がわかると思います。




(5月11日:21時30分)
福島県の校庭などの表土削除の件、文科省の通達?が出ましたね。
校庭の土、「上下入れ替え」「穴に埋める」有効 文科省

両方の良いところを取れば、「部分深耕天地返し」です。やるんだったら、急いでやったほうがいいと思います。

校庭の隅に汚染土が山積みになっている郡山では、汚染土を埋めるために掘る穴からの土を客土に使えば、さらに数値を抑えることができます

(22時40分追記:この件、報道が今ひとつバラバラでよくわからず・・・、しかし、それぞれ現場の人が思うようにやればいいのではないでしょうか。)


ということで関連なしの音楽。






(5月12日:0時)
<放射線数値より、関心の方が先に下がる件>

このことを非難しようと思って書いた上記タイトルではないのですが・・・、何書くか忘れてしまいました。




(5月12日:12時15分)
<それぞれの退避基準を更新しておきません?>

原発、かなり苦心しているようですね。現場では全力で作業が行われていると思いますが、何が起こるかわからないというのが真実なので、それぞれが退避基準を決めておいた方が、いいですよね。

そのことは以前にも書きましたが、新たな知識を反映して、一度決めた基準もときどき更新したほうがいいと思います。

決めておいても、なかなか、その通りに行動はできないのですが、基準は、とっさの判断を助けます。


もちろん、もう少し先のことを、きちんと考え続けることの方が、より重要かなとは思いますけど。





(5月12日:15時45分)
<茶の放射能汚染をどう考えるか>

今回の神奈川の茶から放射性ヨウ素などが検出されたことに、どうも腑に落ちなさを感じられている方は、下にリンクしたWINEPブログの記事をご覧ください。いろんな可能性が検討されています。
神奈川以外の茶葉がブレンドされた可能性も、確かにありますね。
ついにお茶も放射能汚染 !

この件、いろんな疑問点があるので事実を早く知りたいところですが、今後の経済を大きく左右するのは、個々の倫理観ではないかということも感じます

(5月15日0時40分追記:ブレンドということではないみたいですね。)



(5月12日:17時)
<福島原発の状況を再整理するために、わかりやすい記事を探してみました>

原発の状況がまたそろそろ不安になって来られた方も多いと思います。たぶん、以前の炉心溶融の発表のことを忘れている人も多いでしょうし・・・、そんな記者が書いた記事が出始めてますし

で、今の状況をもう一度整理するのに、良い記事はないかと探していたのですが、4月4日に掲載された(結構昔ですね)大前研一氏のこの文章は、いかがでしょうか。彼を鼻につく人物と思っている人も多いでしょうけど(私もときどき、そう思います)、読んでみる価値はありますよ。

炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後




(5月13日:0時20分)
<さて、今回の災害後を、どんな感じで生きたら、充実感があったりするでしょうか?>

ちょっと、頭整理するために極端なこと書きますね。

今回の震災の結果としては、「やっぱり日本は大企業で成り立っている」という仕組みがとても強化されたということがあると思います。

生き延びるということでは、一番、的確な対応をしていたのが大企業ですし。下請けなんかに負担を押し付けながらも、というところはあるのですが、脱原発に進んでも問題ない体制まで、かなりつくってしまいましたし。

で、非常に単純な図式で「大企業」の対極にある「個人」ですが、全然だめですよね。

「個人」の方は、無知とかデマとか意味ない敵意とか、使えないものばかりが、吹き溜まっているというか、それらを呼び寄せているというか、わざわざ求めていたりする感じではないでしょうか。

たぶん、そういうようなことが嫌な人たちの力で、このブログが原発後、こんなことになったと思うのですが(インターネットに感謝ですね)、このブログのような話が通じる場所って、あんまり無いんですね。想定以上に。特になぜか「反原発」の人たちに弾かれます(笑)。

現実的に考えて、そういう状況は変わらないと思うのですが、

「個人」として、大災害後を有意義に(かつ楽しく)切り抜けていく

というこのブログのなんとなくの目標は、今後の人生に続けて行っても悪くないんじゃないかと、思っています。フリーランスだし。


それは「脱原発」なんかよりも難しい感じがしますし、具体的な方向も、まだ考えていないというか、具体的なものなのかどうかもわからないのですが、・・・このブログも終わりが近いのではと思いつつ書いています。







(5月13日:12時55分)
<今まで興味が無くて知らなかったことを、なんでもかんでも「原発推進派の隠蔽」にしてしまうのは、どうかと・・・>

そんなところで自己正当化するより、どういうことで現実が動いているのかを考えてみるほうが、今後の役に立つのではないかと・・・。

もちろん、隠蔽されている情報もあるわけですが・・・、この空気を、一番、やっかいに感じています。

もしかしたら、戦後に行われた戦前の否定も、こんな感じだったんですかね

で、闇雲な戦前攻撃ブーム(妄想)の中にある民衆を尻目に、現実を冷静に分析している旧来のパワーが結局、引き続きそのままパワーであり続けると。

でも逆に、そんな民衆がパワー持ったら大変ですよね



She's Beyond Good And Evilさんより、一つ前の記事に関して、こんなコメントいただきました(下の2行)。

楽しくは難しいですね。今、実感しています。
楽しくあるべきなのに。


楽しくあるのが難しい理由のひとつが、これではないかと・・・



(15時30分追記:そんな民衆の味方の振りをしている武田邦彦は、相変わらずセシウムの特性を把握していない誤った恐怖を発信し続けています。こういうことで、作業は遅れ、福島の子ども達の被曝量は減らないのです。)


(5月13日:21時30分)
上記の記載の件、保留中です。事情は後ほど。


(5月14日:12時40分追記)
で、上記のことに関わる流れがこれです。環境団体が文科省の表土入れ替え措置へ反対声明これは、きちんといろんな事実と現実を考慮した判断でしょうか。大人には、そのときの現実と事実を冷静に判断して優先順位を決めていく義務があります。子どもを守りたいと主張しているのなら、尚更。

一方、文科省もセシウムの特性などをきちんと理解したうえで、指示を出しているわけではないと思います。地下水汚染の危険をどのように考えているのか、きちんと説明するように、昨日、文科省にお願いしましたが、さて、何か反応はあるでしょうか。



(5月14日:16時40分追記)
上記の環境団体の反対声明報道ですが、声明文と、報道内容がちょっと違いますね。反対声明ではなく、根本的な解決を求める要請文ですね。報道とは違って、表土入れ替えへの反対ではないのではないかとも思えますが、全然、わかりませんね。

簡単に実態を整理すると、とにかく、文科省も文科省に反対する側も、セシウムの土壌での特性を考慮せずに話をしている、ということですよね

文科省に連絡したことは前に書きましたが、反対派の顧問のようになっている武田邦彦氏とも、やり取りしています。彼に説明を求められたので、なるべく伝わるように自分なりに整理して説明しました。彼が、どう話を進めていくのかを、見てみたいと思います。


(5月14日:21時30分追記)
武田氏へのメール内容、当たり前のことを書いていて、そんなにもったいぶることでもないので、近いうち、さっさとここに掲載しますね。

と書いた後に、武田氏が今度は、野菜の危険性について語っているのを見たわけですが、そこでもちょっと誤解があると思うのは、感覚的に土にあるセシウムの野菜の吸収率を非常に過大に見積もっているような気がします。

もちろん、厳密な検査が望まれるところですが、そんなに簡単に植物が放射性物質をどんどん吸収するんなら、土壌浄化も苦労しないわけで・・・。その辺、正確な情報を知らずに危ない危ないと言っているのは、恐怖訴求でしかないと思うんですね。

まあ、検査体制を公表しない政府が一番良くないと、言えることだとは思います(体制が全く間に合っていないのだと想像はしますけど)。


(5月14日:22時15分追記)
この件、わかりやすい議論にできるように、また質問してみますね。




(5月13日:23時30分)
海の汚染についても、素人で、考えてみます? 既にすごい広がってしまいましたけど・・・。




(5月14日:22時30分)
<かみ合わない議論の原因となっている情報空白地帯を埋めていく質問を続けてみようと思います。>

ちょっと、最近の官庁や自治体や武田氏とのやり取りの中で感じた「それぞれの主張のかみ合って無さ」を振り返りつつ、ここでのコメント欄やWINEPブログで回答してもらってきたことの社会的?価値について考えていたら、このブログの役割が明確になりました。

(説明がちゃんとした日本語になっていないことは、わかっているのですが・・・。うまく説明し切れません。)

素人の役割は答えを出すことより、正しい答えを導く議論を始めてもらうための質問をすることではないかと・・・




(5月14日:22時40分)
ということで、まずは
<福島の学校の表土削除に関する議論を有意義なものにするための質問>

このブログに関わっていただいている方々の間では、「情報空白地帯」ではないと思いますが、文科省も、それに反対する団体も、目に入っていないことについて、文科省反対勢力が頼りにしている武田邦彦氏に、昨日、以下のようなメールをお送りしました。

(以下、メール内容です・・・こちらが連絡を取った自治体の部署名などが入っている文は省いてあります)

武田邦彦様


学校の表土の「天地返し」について、一番多い非難(心配)が、それによって地下水が汚染されるということのようです。
それについては、武田先生も、ブログで何度かそのように書かれていらっしゃいます。
その影響で、さらに、それについての不安が増幅しているようです。

しかし、チェルノブイリのデータや、土壌学の知見では、セシウムは土壌の粘土鉱物への吸着力が強く、地下深くには浸透していきません。
おそらく、そのことを、武田先生はご存じないのではないかと考え、メールさせていただきました。

今回はその件についての説明と同時に、先生にぜひ相談にのっていただきたいことも含めてメールさせていただきます。


セシウムの吸着力について、私が説明するよりも専門家の方の言葉の方が良いと思います。
私がWINEPの森先生に専門家の方に質問させていただいたのが、そのまま先生のブログ記事になっていますので、それを、コメント欄のやり取りも含めてご覧ください。http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1061.html


しかし、「天地返し」で地下水汚染の恐れが無いとしても、その後の管理の問題があります。
表面に出ていないとしても、校庭全体に汚染土が広がっているままでは、どう考えても、その後の管理が難しくなります。

で、ここからは、文科省の言っている話ではないですから、ご提案(相談)になります。

上記ブログのコメント欄にも出てきましたが、「天地返し」には、「部分深耕天地返し」という方式があります。

良い土の出る一角を深く掘って、掘り出した土を新しい表土として使い、汚染表土は、一角の深い穴の中に入れる方式です。

説明が分かりにくいかも知れませんので、園芸用の「部分深耕天地返し」のビデオのリンクをお伝えします(園芸用の説明なのでその辺は差し引いてご覧ください。重機が入っても原理は同じですが・・・)。http://www.youtube.com/watch?v=7e9yY7iJhKE&feature=player_embedded

この方式ですと、新しい表土(客土)で覆うことで、さらに放射線量を抑えることができるという「天地返し」のメリットそのままに、汚染表土の管理も普通の「天地返し」よりは、格段に容易になります。

また、良い土が出る場所を集中して掘ることで、表土(客土)をちゃんと確保できる確率と、作業の効率が高まります。


その汚染土ですが、文科省が言っているように、また、以前に武田先生が書かれているように、汚染土を袋に入れるあるいはシートで遮断することで、より安心感も高まり、また将来の移動も含めていろんな可能性に対応しやすくなるのではないでしょうか。


この袋に入れることにも関係しますが、ストロンチウムも、土壌への吸着力は強いようですが、セシウムよりは遊離しやすいというデータもあるようです(その辺の安全性は是非、先生に物質量も合わせて検討していただきたいのですが・・・)。ストロンチウムが非常に微量しか検出されていないとはいえ、できれば袋に入れておきたいところです(あとの処理変更の可能性や管理の問題もありますし)。

ストロンチウムの心配だけを優先するなら、深く埋めない普通の天地返しの方が良いのかも知れません。
この辺、判断が難しいところで、まさに、ご相談です。


ところで先生が指摘されている、低レベル廃棄物の処理が求められる問題ですが、私は、それは、郡山の学校の表土削除のときから心配していました。計算上では、集積した土は、どうしても数値が高くなる場合がありそうです。

ただ、この郡山の表土削除の件、武田先生も推奨されていたので、子どもを優先するということで、先生自身が割り切られていたのだと思っていましたし、私も、集積土の数値と、子どものことを比較した場合は、割り切って良いのではないかと私も考えていました(ただ、この件、ほんとうは、先生から表土削除を推奨された時点で、集積土の扱いの注意などを発信しておいて欲しかったです)。

もちろん、訓練を受けた作業員が作業するに越したことはないと思ってはいます。


先生がブログで主張されているようなことを政府へ求めていくことは、全く正論かも知れませんが、子どものことを考えた場合、大人には、現実を見て、可能なことをすばやくやる義務があると思うのです。

そのすばやい行動に、セシウムが地下水まで浸透しないだろうという情報や、「部分深耕天地返し」という方法が、役に立てればと思うのですが、専門家の目から見て、どのように思われるでしょうか。

お忙しいところ、すみませんが、何卒、よろしくお願いいたします。


また、セシウムの吸着力により、今後、コンクリートやアスファルトの除染がやっかいという問題も表に出てくると思います。


それから下水の汚泥汚染の問題ですが、汚泥が放射性物質を濃縮する仕組みがわかる特許情報を見つけて森先生に提供しました。それについて書かれた森先生のブログ記事が以下ですが、
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1076.html

この辺のこと、解決は難しいでしょうか。延々と続く問題ですので非常に心配なことのひとつではあるのですが・・・。
武田先生にも、その特許情報のURLをお送りさせていただきます。
http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2007271306/
http://www.j-tokkyo.com/2007/G21F/JP2007-271306.shtml

この特許を見たときに最初は、下水処理場で濃縮されるんなら、その機能を積極的に土壌浄化などに使えないかとか、夢のようなことを考えていました。


先生自身も、非常に大変な時期だとは思いますが、日本の未来のために、何卒、よろしくお願いいたします。

(メール以上です。最初掲載してなかった「集積土」の項目も、15日20時に掲載しました)


学校の表土の問題自体は小さい問題かも知れませんが、これが土壌浄化全体につながっていますので、こだわってみました。


(5月15日:12時追記)
で、上のメールに対する武田邦彦氏の回答がこれみたいです
原子力基本法  文科省に「遵法精神」を求める

(該当部分、以下に引用します)

最近、文科省は福島県を中心とした放射線の強いところで、校庭の土の天地をひっくり返したり、穴に埋めたりするということを進めようとしています。

何もしないよりか良いことなのですが、実はこれにもちゃんとした法律があります。

1年に10マイクロ以上の被曝をしそうなところについては、クリアランス・レベル以上ということで「低レベル廃棄物の廃棄基準」が適用されます。

現在の福島県を中心とした校庭の土は「低レベル廃棄物」ですから、除去することはできますが、天地返ししたり、穴に埋めたりしてはいけないのです。

そのようなことをすると地下水が汚染されたりするからです。

わたくしの読者の中には、セシウムは土の中であまり移動しないので、埋めてもよいだろうというご意見の方もおられます。

日本が法治国家でなければその通りです.

しかし、常に個別の意見というのはあるのですが、それを総合して一つの法律体系になっているのですから、まずは法治国家として法律を守るという立場を明確にしてもらいたいと思います。

(引用以上です)

「とにかく、子どものために」と主張していた武田氏が、なぜか「効果があっても、法律に反することはやってはいけない」と書いています。それも文科省が許可している作業に対して。

科学を語らず、法律をよりどころにする科学者って・・・?


と書いたところで、このページも一杯になりました。

続きは#215へ。

#213 #212から漏れ始めた【備忘録】。見逃している危険と未来のための企画。僭越ながら(その2)。
JUGEMテーマ:原発



まだ、続いています。

#212の【備忘録】の分量も多くなってきましたので、この新しいページに移ります。

★リアルタイム放射線測定値のページもメンテナンスしてます。数値チェックの方、それから初期の【備忘録】をご覧になる方は、#211へどうぞ。

★このブログが地震以降こうなった経緯についても、そこ(#211)の「ごあいさつ」をお読みください。




【備忘録】

4月10日21時30分のものから、こちらのページに漏れ始めました。

最新の備忘録は一番下です。



(4月10日:21時45分)
<汚染された海の資産価値(経済力)維持のための、洋上風力発電>

原発周辺の漁業が危機にさらされています。

たぶん現場の方々は、こんなことは考えたくないと思うのですが、何とかその海の価値(経済力)を維持する方法としては、全くストレートな発想ですが、洋上風力発電は、忘れてはいけない選択肢であると思います。

風力発電フル稼動、被災地支える 三谷商事、地震耐え無傷

三菱重工、世界の洋上風力発電に挑む

IHI、洋上風力発電のコスト半減 15年度にも商用化(会員限定記事ですみませんけど、だいたいわかりますよね)。


【特集】洋上風力発電(社民党ホームページ)

浮体式洋上風力発電実証事業実施候補海域の選定について(お知らせ)(環境省 報道発表資料)

もっと、ちゃんと調べなくてはいけませんが、ここ(調査や設置や維持管理)には、船を操る技術や、海や気象や海流に関する経験に根ざした知識が、必要とされるのではないでしょうか。




(4月11日:0時45分)

リアリティーを、出来ないことの理由に使う評論家、学者などを見ていると、楽しくない仕事をしているなあと思います。

それが「偉そうに」語る場合の王道ではありますけど、

リアリティーの見えないところにリアリティーを発生させるのが、一番、楽しい仕事ではないかと・・・。

今は、たくさんの楽しい仕事が必要とされています。




(4月11日:19時)
東京都檜原村で放射線測定を行われているsasayanさんからご連絡いただき、「放射線測定値公開サイトリンク」に追加させていただきました。




(4月11日:19時30分)
<脱原発はもう、ほぼ既定路線です。だから、それ以上を。>

余震が続きますね。
そんな中で、脱原発を想定した大企業の競争は、とっくに始まっています。のんきなことを語っているのは、現場とは関係ない人間達だけです。

太陽熱発電で10社連携 三井造船など海外市場開拓(会員限定記事ですみませんけど、だいたいわかりますよね)。

二つ前の備忘録の洋上風力発電もそうですね。

脱原発の方向に進むことは、ほぼ既定路線になってきていますから、そこだけに集中しているのは、もったいいないと思います。

自分が個人事業者だから、こんなことをセコく思うのかも知れませんが、脱原発を想定して着々と儲け話を考えているのが主に大企業というのは、あまり良い状況ではないのではないかと・・・

以前にも書きましたが、この大災害で無数のニーズが発生しています。人の役に立つこととお金儲けをつなぐアイディアを、たくさん生み出す良い機会ではないでしょうか

今は、金儲け(お金の流れをつくる活動)自体が人の役に立つという状態でもあるけですけど・・・。




(4月11日:22時)
<被災地の鉄くず、被災地の賃金(=復興資金)に化けませんか?>

この辺、知識が無いので、いい加減な想像になっているかも知れませんし、既に多くの人が考えたことという感じもしますが・・・、

分別の手間をかければ商品になりそうなので、その分別作業をやってくれる被災地の人たちに、たちまちの賃金を払うことはできないですかね

鉄くずの販売には、放射線の問題がありますが、それは、国が測定し、値が低いことを保証するようにして

それが誰の所有物なのかなど、法律上の問題もありそうですが・・・。住民の所有物というところで、なんとかならないでしょうかね。悪徳業者が獲り尽していることもないと思いますし・・・。

ちゃんと金になるのであれば、膨大な資源ですよね。

業者にも質問してみますかね。




(4月12日:11時)
<がれきの山か、宝の山か。がれきの分別は避けたい労働か、経済活性化を担う労働か。>

がれき処理は環境省の担当で、がれき処理に関わる雇用については厚生労働省は口を出せず・・・。環境省は、雇用のことには口を出したくない。

ということだと思うのですが、とりあえず、こういう話は出ていなそうです。

廃棄物処理という産業があるなら、廃棄物処理を立ち上がりのための経済活動にすることは可能ではないでしょうか。黒字になるまで行かなくても。まずは、ここから、というような考え方もあるのでは?


「She's Beyond Good And Evil」さんから、以下のコメントをいただきました。

鉄くず<アルミ、ステンレス、銅<電線という順ではないでしょうか?買取値段は。電気製品の中の「ゴールド」とかもいいんじゃないんでしょうか?
「産廃業者」、なんですよね、「キーワード」。「阪神淡路の時は谷がいくつも埋まった」という「都市伝説」が。
以上、「スクラップ、段ボールが生活の糧」であるワタクシがコメントさせていただきました。
(以上コメント)

廃棄物の目利きを、被災地に!
放射能をどう考えるかという問題もありますし。

<被災地の方々。それがなんであろうとも、できるだけ高く売る方法を考えましょう!>

<追記:大船渡市でこんな動きがありましたね。大船渡市、がれき撤去500人雇用 業者の採用を仲介(4/14) 。>
<追記2:北茨城市、高萩市でこんな動きがありましたね。北茨城市が被災30人採用 漁協20人分も全額補助へ 高萩市は3人採用へ(4/16) 。>





(4月12日:23時45分)
<東京電力様、あるいは他の電力会社様。被災地のがれきの中の木くずを、石炭火力発電所の混焼燃料として、高く買ってください。>

風呂に入っていて思い出しました。

かなり昔ですが、木材は石炭と混ぜて燃料として使えるというような話を聞いたことがあるような・・・。

ありましたね。

木材廃棄物は、石炭火力発電の代替燃料として積極的に活用せよ(2001年04月01日日本総研 調査部 環境・高齢社会研究センター 藤波匠)

よくこんな古いレポートが残ってましたね。その後どうなったんでしょう。まあ、火力発電のしくみはそんなに変化ないでしょうから。

と思って調べていたら、2008年の発電用木くず不足の記事が!
バイオ燃料に「木くずショック」深刻な調達不足で、発電用は赤字転落(2008年6月18日)

(以下、抜粋)
全国的に木くず不足に陥っているのは、2つの理由で木くずの需要が急増したからだ。

1つは、重油や石炭などの価格高騰。安価な燃料として木くずへの代替が進んだ。2つ目は温暖化対策。木材などのバイオマスはCO2(二酸化炭素)を吸収して育つため、バイオマス発電はCO2を排出しないグリーン電力と見なされる。2002年に電力会社に対して環境価値を上乗せしてグリーン電力を一定量買い取らせる制度ができた。

その結果、2005年に202万トンだった木くずの需要量は2007年には約2.7倍の540万トンに達した。

さらに、供給減も木くず不足に拍車をかけた。2007年6月に改正建築基準法が施行され、住宅の着工件数が減少。住宅の解体件数も減って、建築廃材の供給量が減った影響が大きい

需給の逼迫で買い取り価格も急上昇。2006年まで木くずはゴミとして処理され、発電施設が費用をもらっていた。ところが、2007年頃から値がつき始め、2008年には高いところでは1トン当たり5000円になった。
(以上、抜粋)

いやあ、全然知りませんでした、こんなこと。知識ないと遠回りしますねえ。


石炭価格、今年度に大幅上昇の公算。ということですし、電力会社にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

で、電力不足の解消にも貢献しませんか、これ?

よし、これで、金属と木材は金になるぞ。


ところで、上記レポートを出している日本総研って、4月5日に「大震災の多面的影響と復興・再生に向けた道筋」という提案を発表していますが、がれきの処理のこと抜けてますねえ・・・。



余談になりますが、こんな情報にもつきあたりました。
全国に2000ヶ所に木質系発電所を
新たなエネルギー “木くず”でCO2を減らせ(2009年5月28日クローズアップ現代)


<追記4月16日:白河ウッドパワー発電所が被災地の木くずをできるだけ受け入れる発表を3月25日にしたようですね。→こういう活動が株価上昇にもつながります。ファーストエスコ(9514)はSTOP高 バイオマス発電関連、木質廃棄物の燃焼処分分野に期待感高まる(4月6日)。>


<追記4月19日:すばらしい動きが・・・
superfortressより教えてもらったニュース「がれき木材 発電施設で利用へ」。
NHKはリンクがすぐ切れるので、転載しておきます。

(以下転載)
がれき木材 発電施設で利用へ(4月19日 5時38分)  
東日本大震災で大量に発生したがれきの木材を発電施設の燃料に活用しようと、農林水産省は、がれきを処理する重機を導入する自治体や企業に補助するための費用を震災の復旧・復興に向けた今年度の第1次補正予算案に盛り込む方針を固めました。
農林水産省では、夏場の電力不足の対策にも役立てたいとしています。農林水産省によりますと、東日本大震災の被災地ではおよそ2500万トンに上る大量のがれきが発生し、その75%が木材だということです農林水産省では、このがれきの木材を砕いて木くずを燃料とするバイオマス発電所などで有効に活用しようと、がれきを処理する重機を導入する自治体や企業に対し、半額を補助する費用として3億円を震災の復旧・復興に向けた今年度の第1次補正予算案に盛り込む方針を固めました。農林水産省によりますと、10万トン程度のがれきの木材によって、およそ1万キロワットの発電が可能だということです。また、これまでに東北や関東にある6か所の発電施設ががれきの木材を受け入れる意向を示しているということで、農林水産省では、夏場に懸念される大幅な電力不足の対策にも役立てたいとしています。
(以上転載)


<追記4月19日: 「事業」としてのがれき処理。こっちの記事の方が明確に書かれてますかね。がれきを発電に有効活用 林野庁、1次補正に3億円計上へ。ん、「事業」の意味が少し違う?>


<追記5月26日:いい記事が・・・
静岡大、震災がれきを燃料化 石炭並みの発熱量



(4月13日:2時15分)
眺めていると、がんばれば、自分で発電所をつくれそうな気がしてくる・・・。
山梨自然エネルギー発電株式会社 白井沢ホタルの里太陽光発電所 建設風景





↑ 今度はほんとうに関係の無い音楽。





(4月13日:20時30分)
<国会議員を躾ける法律が必要ですよね。「文句は、最低ひとつの代案か、奉仕作業とセットで提出を」。永久追放の罰則規定付きで。>

うんざりする気持ちと戦いながら日々の仕事をこなしている国民の気持ちと、日本のたいへんな状況を理解していない政治家が多いようです。


<追記4月18日:小沢氏って、全然、状況を把握してないですけど、こんなのに権力闘争に参加させていいんですか?http://live.nicovideo.jp/watch/lv46671523 権力闘争の前に、誰か状況をレクチャーした方がいいのでは?理解できるかどうかは、わかりませんが・・・。もしかしたら、状況をちゃんと把握している政治家って、ほとんどいない?>


<しかし、小沢氏もだけど、原発から大気中への放射性物質の放出がほとんど止まっていることを知らない人が多いのはなぜ?・・・そういえば、政府がちゃんと伝えてない?>
もちろん、海中への漏出や、敷地降下物の飛散は抑えなければいけないですが・・・。



(4月14日:0時)
<ストロンチウムに関する情報>

ストロンチウムに関する政府の発表と、性質について一番わかりやすい情報は、たぶんNHKのものだと思いましたので(NHKのものはすぐに消えますし)転載します。

(以下転載)
放射性ストロンチウム 初検出(4月13日 4時18分)

福島第一原子力発電所から30キロ以上離れた場所の土と植物から、骨に蓄積する性質のある放射性ストロンチウムが検出されました。福島第一原発の事故で放射性ストロンチウムが検出されたのは初めてですが、文部科学省は極めて微量で健康に影響はないとしています。

文部科学省は、福島第一原発の事故の影響を調べるため、福島県内で土や雑草に降った放射性物質について分析しています。先月16日と17日に原発から30キロ余り離れた浪江町と飯舘村の3か所で採取した土を分析した結果、放射性のストロンチウム90が1キログラム当たり、3.3ベクレルから32ベクレル検出されたということです。

一方、福島県が先月19日に福島第一原発から40キロから80キロほど離れた大玉村・本宮市・小野町・西郷村の合わせて4か所で採取した植物からも微量のストロンチウム90が検出されました。

ストロンチウム90は放射線の量が半分に減る「半減期」が29年と長く、骨に蓄積する性質があるため、がんを引き起こすおそれがあるとされていますが、文部科学省は、今回検出された量は極めて微量で仮に土を1キログラムを吸い込んだとしても、健康に影響はない、としています。

放射性ストロンチウムは、ウランが核分裂するときに出来る放射性物質で、放射線の量が半分になる期間「半減期」が29年のストロンチウム90と、50日のストロンチウム89などがあります。

大気中に放出されると、牧草や野菜に付着し、特に牧草を食べた牛の牛乳を通じて体内に入り込むおそれがあります。カルシウムと性質が似ているため、骨に蓄積して長期間にわたって放射線を出し続け、がんを引き起こすおそれがあるとされています。

ほかの放射性物質と見分けがつきにくいベータ線という放射線だけを出すことから検出が難しく、放射性ストロンチウムが土壌に含まれているかどうか分析するには1か月程度かかることもあるということです。

1960年代には核実験の影響で世界中で大気中の濃度が上がったほか、1986年のチェルノブイリ原発事故の際にも周辺地域から検出されていますが、大気中に放出された放射性ストロンチウムが健康にどのような影響を及ぼしたかについてははっきりと分かっていません。

環境中の放射性物質に詳しい日本分析センターの池内嘉宏理事は「今回検出された放射性ストロンチウムは極めて微量なので、吸い込んで体の中に入ったとしても、受ける放射線の量は非常に小さく、健康への影響はないと考えてよい。放射性物質の対策としては、むしろ数万倍の量が検出されている放射性のセシウムやヨウ素によって健康に影響が出ないよう検討を進めるべきだ」と話しています。

原子炉から出る放射性物質に詳しい東京大学大学院の長崎晋也教授は「ストロンチウムは本来、核燃料の中にあるが、先月16日に採取された土壌から検出されたことは、すでにその時点で原子炉か燃料プールの核燃料がそれなりのダメージを受けていたことを裏付ける。ちょうどそのころには3号機などで水素爆発が起きており、粒子の状態で外に出て風で運ばれたとみられる。今後、土壌や植物への拡散、濃度の分布などについても調べる必要がある」と話しています。
(以上転載)




(4月14日:1時)
<見落としに気づくために、アイディアの提出を!>

それが使えないアイディアであるのは、事実認識か知識が間違っているからです。

素人が偉そうにと思われるかも知れませんが、専門家の方々にこそ、自らに、アイディアを提出する義務を課してほしいと思います

以前にも書きましたが、公開されているデータには、ちゃんと目を通してから発言してもらいたいのです。目を通していないことは、素人にもわかるんですよ。




(4月14日:16時)
<避難有名人バッシングは、間違っていると思います。>

全ての人に、自分の行動を決める権利はありますよね。で、

<自主避難という設定は、間違っているんでしょうか。>

状況説明は丁寧にした方がいいと思いますし、避難先の手配も考えないといけないとは思いますが、残る権利もあるんではないでしょうか。これは、ちょっと哲学的な問題ですよね。どう思います?

「自主避難」、厳密には、放射線の影響を受ける全ての人に関わることだと思います。

脅かすつもりではなくて、自分の避難の基準を一度考えておくのは、この状況の理解を深める上で役に立つんではないでしょうか




(4月14日:19時30分)
震災後も相変わらず、声が大きさえすれば信用される状態は、何ら修正されていませんが、今回の震災で一番すばやく丁寧に、かつクリエイティブに動き続けているのは新潟県です。みなさん、そんなに注目していないと思いますが・・・。

知事だけでなく、チームとしての力を感じます

きょうはこんなニュースが出てました。
新潟県が節電実験、ピーク17%減で目標超える




(4月14日:21時45分)
廃棄物を燃やすのもいろいろと留意点があり、細かい検討がされているんですね。
塩分を含んだ廃棄物の処理方法について(第三報)


こういう検討もあります。
津波堆積物への対応について(第二報)
すばらしい努力が表れているレポートだと思います。この細やかな思考と作業は感動です

メディアは、こういう地道な検討を報道すべきだと思います。被災地に関わる多くの人の努力が広く知られるようになって、日本全体のモチベーションを高めることが、できるのではないでしょうか





(4月15日:1時)
<日本のモチベーションのために、現場のすごさを伝える語り部を!>

前の話の続きです。

現場のすごさを伝える語り部がいた東京消防庁と、彼らに対する賞賛を思い出してください。

前に紹介した津波堆積物への対応について(第二報) の現場もそうですし、おそらく自衛隊の現場も、原発の現場もそうですが、無名の人たちの、繊細かつ大胆な現場の仕事ぶりがちゃんと提示されれば、私たちは感動します。大げさかも知れませんが、「自分の現場でがんばろう」という生きる力も湧いてきます

また、こんな風にも思えるようになります。

現場はじっくり、やってください。納得いくように。

(東京消防庁には誰かが、こう思わなかったという噂もありますが・・・大批判を受けたのはご存知の通りです)

これが分業社会の理想的なリスペクトでもありますよね。




(4月15日:17時30分)
<輸出産業のためにも、ここら辺で一度、原発対応のロジックを世界に伝える必要があるのでは?>

原発あるいは放射能に関する海外の報道を見ていると、滅茶苦茶なものが多いです。

直接的に被害が及ぶことはないので、まあ、ディテールを知りたい欲求はないですよね。その大雑把な興味に対しては、主に恐怖を煽る大雑把なニュースが伝えらているようです。

別に海外でどんなニュースが発信されていようと、どうでもいいと思うかも知れませんが、輸出産業には打撃です。

原発対応のロジックは、国内に向けてもきちんと発信されていませんし、それが原因と思われる誤解も蔓延していますので、ここら辺で一度、「これまでと現在の状況」「これまでと今後の対応(目的ごとの施策)」について、重要点だけをできるだけ簡潔に整理して、日本語及び英語で発信したほうが良いのではないでしょうか

<追記4月17日:下でも触れますが、海外の新聞に首相からの寄稿が掲載されましたね。>




(4月16日:14時)
<プロジェクト参加者は、参加していない者より成長する。そして、一番大切なのは「成長を続けること」。ザッケローニの言うように。>

政治の場でつまらない権力闘争を始めている人たちは、ザッケローニがなぜ、個人の能力をチームの力として引き出すことができているか、について考えるべきだと思います。
それよりも、危機対応に不要な(邪魔な)国会議員として、人々の心に残り続けると思います。




(4月17日:14時)
<管首相のライターチームの能力を示す2つの文章。>

管首相から、ワシントンポストなどの新聞に寄稿された文章はこれです。
Japan’s road to recovery and rebirth by Naoto Kan, Friday, April 15
みなさん、どうですか?

寄稿の中に、

「将来的には、クリーンエネルギーの積極的な推進を含む、明確なビジョンを世界に示したいと思っています。それは、世界的なエネルギー問題の解決にも貢献するでしょう。」

という文があるのですが、原発を、さすがにもう、クリーンエネルギーの中には含めていないだろう、と思いますが、皆さんいかがですか?そうであれば、政治的な意図を体現した良い文章と思えるのですが・・・。


当然、この辺の文章を管首相本人が書いたとは思っていませんが、そのライターの能力には、子どもが新学期を迎えた日から注目していました。 ↓ こっちの方が素直に良い文章です。

全然話題になりませんでしたが、管総理大臣から「新学期を迎えるみなさんへ」の手紙。ちょっと、読んでみてください。
新学期を迎えるみなさんへ 内閣総理大臣 管直人 文部科学大臣 高木義明


<追記4月18日:中高生向けもあったんですね。・・・「ほんとうのさいわい」の意味を知りたくなります。>







(4月17日:21時30分)
15時に発表になりましたね。
東京電力の「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」について
災害が終わったわけではありませんが、ちゃんとまとまっているのではないでしょうか。


今回のたいへん不幸な出来事の中で、幸運だったことを書き出しておきたいと思います

(横浜在住者の視点でしかありませんけど・・・)

★最大の幸運は、主に、陸から海への西風が吹き続けたこと。

★多くの地方自治体が、今までの震災の経験も活かしながら、的確に機能し続けたこと。
★忍耐強く冷静な国民だったこと。
★災害救助と災害復旧に長けている自衛隊を持っていたこと。
★ロジックがあまり混乱しない官房長官が喋り続けたこと。
★原子力安全・保安院の担当者が、へたくそでも、ひとりで喋り続けたこと。
★東京消防庁が、優れたチームとして的確な仕事をし、状況をきちんと語れるリーダーを持っていたこと。
★理系の内容が理解できる首相だったこと。
★マスメディアに出てくるデタラメな専門家達を信じている人たちが、そんなに多くなかったこと。
★状況をだいたい理解しているテレビスタッフと、タレントも含む出演者が何人かいたこと。
★全く目立たないところや、現場で、使える知恵を出し続けた名もなき専門家達が大勢おり、基本的には、彼らが作業を取り仕切っていたこと。
★何箇所かのモニタリング数値がネットを通してすぐに手に入ったこと。
★ガイガーカウンターを持っている個人がネットで発信してくれたこと。
★多くの人の知恵がつながるインターネットがあったこと。
★デタラメな情報にめげずに、正しい情報や使える情報をネットで出し続けた一般人が大勢いたこと。
★正しい情報や使える情報が、ネットで分が悪くなかったこと。
★一般も含む様々な人たちからの知恵を聞く姿勢が、官庁などにもあったこと。
★東京電力も含めて、それぞれの持ち場での、成長が感じられたこと。

★サッカー日本代表が南米選手権出場を決めたこと・・・関係ない?
★広島カープが今年は優勝しそうなこと・・・全く関係ない?

逆に、これほどの幸運があっても、これほど不幸な状況、ということです

今まで反原発派として目立ってきた人たちに対しては、私は今も非常に違和感を持っていますが、
自分なりに原発と核兵器の廃絶に加担し続けたいと思っています


あ、もうひとつ、あまり注目されていない不幸なことがありました。
★広島オリンピックに否定的な、全く面白みのない広島市長になったこと。・・・想像力の欠如ですよね。コストだけが全てだと思っている。それにコストが不変だと思っている。基本的には、工夫より退屈を第一の目的としている。・・・広島市のような特別な役割をもった市には不適格な市長です。


原発の話しに戻りますが、もう少し落ち着いたときに、いくつか、調査されなくてはならないのではと思っていることも、書いておきます

★高い濃度の放射性物質を含む風が首都圏も襲った15・16日や、21日の雨天時など、数値が大きく上昇することに対する警告は結局、福島や茨城など明らかにまずい数値を示した地域も含めて、一度も行われませんでした。この判断の背景について。

★放射性物質の大気中への放出が落ち着いたことも、結局発表されませんでした。この判断の背景について。

★福島原発の機材は、津波前にちゃんと検査されていたかということ。

原発の情報は、なぜ隠蔽され続けてきたかということ


偉そうに書きましたが、以上です。




(4月18日:10時15分)
<問題解決に興味のない国に見えるんですが・・・>

昨日発表になった工程表に対するマスメディアや専門家のコメントを見ていると、漠然と「とても安心できない」とか、まだ具体案が難しいところをつついて「漠然としている」とか「不透明」とか、さらに実現の可能性が曖昧な自分の代案を出して「・・・の設置が望まれる」とか・・・。

失われた10年だか20年だかのノリそのものですよね。まあ、急に変わるわけもないのですけど、これだけの危機でも変わらないんですかね。問題解決に挑む過程にこそ、生きる喜びはあるはずですが・・・


他人にほとんど全てを託しておきながら、託している相手に全く期待していない
。というのは、どう考えても気持ちよく生きる方法ではないはずですが・・・。自分で方法を考えること、その難しさを経験することから始めないと、現場で作業をしている人たちへのリスペクトが生まれることがないのではないでしょうか



では、水素爆発のないことを祈りつつ・・・関係ない音楽を。










(4月18日:13時)
<原発被災地の地元のリーダーは、自分達でも解決案を考えて、具体的な要望を出した方が作業が進展するのではないでしょうか。>

大変な状況であることはわかるのですが、町長、村長さんなど、地元のリーダーの方が地元の事情を頭に浮かべながら考える解決策や具体的要望が、作業を進展させる大きな力になるはずです。

また、何よりも、状況と希望との具体的なすり合わせが、放射性物質というわかりにくいものへの理解も進み、今後のアイディアの精度を上げていくことにつながります。





(4月18日:15時)
<福島原発、あるいは避難区域で国会を!>

テレビで国会中継を見ています。ここに費やされている時間は、なんなんでしょうか。

何とかしなくてはいけないことは山積みなのですが・・・。その危機感と、無駄に時間を使わない強制力が必要ではないでしょうか。

国会議員には、優先順位を考えて議題を選ぶ義務がありますよ。

国会議員全体で、国を潰しているようにしか見えないのですが・・・

くだらない国会を見ていると、くだらないことを書いておきたくなりました。





(4月18日:19時30分)
<国会議員は、まだ行われていないアイディアの提出を!すると、案外多くのことが既に行われていることに気づくのではないでしょうか。>

何度か同じようなことを書きますが、国会審議を見ていると、それぞれの国会議員は自分で、あるいは自分達のチームで、アイディアをいろいろと考えてみた方がいいと思うんです。

そして、それが効果的なアイディアかと、まだ行われていないかを検証してみるといいと思います。

すると、使えるアイディアのほとんどが、実際には、もう作業に入っていることに気づくのではないでしょうか。

もし、まだ行われていない使えるアイディアがあれば、国会でも、どこでも、大きな声で語るべきだと思います

そんなアイディアを考える能力がない場合は、実行している現場を手助けするように!少なくとも足を引っ張らないように!


ほんとは「少しは真面目に働けよ」と言いたいところ。「こんな時くらいは」。

君らが権力闘争ごっこしている間に、現場は、たくさん仕事してます。








(4月19日:1時30分)
<失敗が許されない原発の作業に、スケジュールのプレッシャーを与えるのは非常に危険です>

原発事故工程表 もう「想定外」は許されない(4月18日付・読売社説)

こういう文を書ける人は、おそらく、これがどういう作業なのかわかっていないのだと思います

冷静に考えた方がいいです。
この原発の作業に関し、スケジュールを守ることがどれだけ重要なことか。
どう考えても失敗しないことの方が大切ですよね。


東日本大震災:福島第1原発事故 東電工程表「信用できるのか」 怒りや疑問の声

世論に配慮しているつもりかも知れませんが、焦った作業の結果なんか誰も望んでいないことの方に配慮した方がいいと思います

失敗(事故)を絶対に避けなくてはならない作業の工程表は、日程ではなく、考え方を間違えていないことが最も重要だということがわかってます? 新聞社の方々。





(4月19日:23時45分)
<福島県は、土壌再生に関する企画コンペを、全国民の共有体験となる一大イベントとして開催したらどうでしょう?>

放射性物質が堆積した土地をどのように再生していくかについては、あらゆる人が悩んでいると思います。植物によるセシウムの収奪法(ファイトレメデイエーション)や、表土剥ぎ取りなど、様々な方法はありそうですが、これほど広範囲に渡る土地の全体プランが必要です。

これほどの難題ですから、コンペを開催したらどうでしょう。

コンペ参加資格はできるだけ広くとりたいところですが、早く結果が欲しいことですので、審査も急がなくてはなりません。しかし、ちゃんとした企画書を提出しなくてはならないことを考えると、そんなに困るほど多くは集まらないような気もします。

参加者として普通に想定されるのは、シンクタンク、大学などの研究機関、学生、政党、企業、個人などでしょうか。

参加者にとっては、大きな宣伝機会となります。

スケジュールとしては、すぐに告知できれば、5月末企画書提出→一時審査→6月中旬プレゼンテーション&質疑応答イベント→6月末決定、という感じでしょうか。完璧なアイディアが出なくても、今の日本の総合力をミックスできれば、かなり効果的な施策となるのではないでしょうか

福島の未来を大きく左右することですので、全国的な関心も高いはずです。プレゼンテーションの中継なども含め、一大イベントとして、そこでも収入を得ることができるのではないでしょうか。広告代理店はボランティアでイベント推進を行ってくれるような気もします。

以上、土壌再生コンペ
の提案でした。

国民の共有体験となることに意味があると思うんですよね


いかがですか?





(4月20日:20時)
<リスクを完全に把握しておくことは人間にはできない、という現実を忘れないでくださいね。>

原発事故の原因の調査が始まると、おそらくそこには非常に初歩的なミスが混じっているはずで、そうすると必ず「事故は防げた」という話になってきます。

しかし、事故を防ぐのは不可能です。

最大のリスクは、基本的なリスクも含めてリスクを漏れなく想定することが不可能であることです。ですから、あらゆる事故には必ずといっていいほど、後から見れば「なんでこんな」と思われるような初歩的なミスが含まれますが、それが実際に起きるのが現実です。みんな人生で何度も経験しているように。

原発に関する議論は、「事故は必ず起きる、という現実の中に、原発を置くのはどうなのか」という一点に集約されるのではないかと思います。

その一方で、いまだにリスクを把握できるものと考えている学者や評論家の人たちもたくさんいるようです。

「私はリスクを把握できる」というのは、「私は神である」と言っているのと変わらないのですが・・・。

そういう人たちに現実を理解していただくべく、このビデオをもう一度。Accidents will happen.







(4月20日:20時45分)
みんな知っていると思いますけど、備忘録なので入れておきます。
ソフトB孫社長が脱原発財団設立 個人で10億円を拠出

何が出てくるか、大きな期待を抱きつつ待ちたいと思います。ずっと、東電を買わないかなと期待してたりしますが・・・。まあ、さすがに孫社長でも買える額ではないと思いますけど。





(4月20日:23時40分)
きのう出た文部省の告知ですが、これについて、ずっと考えていました。
福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について

全体のロジックは通っていると思います。(関係ないと思われるかも知れませんが、担当者が一生懸命考えたんだろうなあ、という形跡も見えます)ので、ポイントは、20mSv/年という暫定的な安全基準をどう考えるかですよね

自分が福島に住んでいる場合を想定して、どう考えるかを正直に書くことにします。

前に書きましたが、私が心配し始める基準は平時の基準値とされている1mSv/年なので、当然、子どもを疎開させる選択も考えます。子どもの年齢が低ければ低いほど、それを選択する可能性は高いと思います。

しかし、居続けることも選択肢として残したままにすると思います。子どもの友だちのこと、クラブのことなどを考えると、その毎日の楽しみを奪うに値する高い数値なのかどうかは、今ひとつわからないんですね。

放射線でがんになるのは、放射線によって遺伝子ががんを引き起こすようなダメージを負うことによるわけですが、その仕組みからは、放射線被曝量が少なければ少ないほど、放射線によるがんになる確率が低いというのは明らかです。

が、この確率がいろいろな数字が出てまして、まあ、あてにはならないと。標準的に言われているのが、100mSvでがんになる確率が0.55%上昇でしたっけ?20mSv/年の場合、単純に計算して、そのままの数値の場合1年後に0.1%くらい上がっていると。でも、子どもなので、それ以上だろうと・・・。でも、この標準的な数値がほんとうだとすると、誤差の範囲にも入りそうな感じです。

それぞれの事情、判断、人生観などが、行動を左右する範囲の数値だろうとは思います。究極を言えば、どんな数値であろうと、それぞれが判断すべきものだとは思います。

放射線の危険は、グレーのグラデーションです。被曝量が多いほど、濃いグレー、少ないほど薄いグレーというのは確かなことですが、共通理解になっている濃度はありません。また、同じグレーを見てもどの程度濃いと判断するかは、人それぞれ、同じ人でも状況によって大きく変わってきます。

確率について考えること自体が人間には向いていないと思いますが、被曝を少なくするために、容易に気をつけられることは気をつけた方がいいとは思います。

それから、放射性物質を環境からできるだけ早く減らす方法を、考え続けることも有効だと思います。少しの変化で累積被曝量は大きく変わってきますから


最後に、勝手なことを、えらそうに書きますので、鼻で笑ってください。

どんな選択をしようとも、それは間違いではありません。誰も、この状況における正解を知りません。

その選択や、否応無しの環境で生まれた状況を、最大限に充実したものにすることの方が、人生全体にとっては重要だと思います。たとえ、この先どんなことがあろうとも。

世界で初めての出来ごとなので、いろいろ迷うことは多いですよね。みんなで乗り切りましょう。






というような姿勢は、Chip Ecktonに教わりました。
ここで全文読めます。時間が空いたときにぜひ読んでみてください。

黒いTシャツと青い人生相談

青い人生相談リストのページに入って、気になったものからどうぞ。










(4月22日:11時30分)
<武田邦彦氏の情報には要注意!>

もう、そろそろここに書くのは終わりにと思っていましたが、SATOさんから、武田邦彦氏のブログ記事についてコメントいただきました。それは、武田氏の情報をみなさん見ましょうという内容でしたが、武田邦彦氏の発信は、問題があります。


武田邦彦氏の情報には、分析の間違いと常識的思慮の欠如が混じっており、何度かデマの発信源となっています

彼がドイツのシミュレーションを持ち出して、西日本に警告したときも、彼は、放射性物質が既に地面にあるために、気象の影響が小さくなっていることを把握していませんでした(基本データを見ればわかることです)。

また、ドイツのシミュレーションが大量放出を前提としていることも最後まで伝えませんでした(その時点で、大量放出されている事実はなく、放射性物質のほとんどは地面にあったため、シミュレーション自体に意味がなかったわけです・・・このブログでも取り上げていますのでごらんください)。あのシミュレーションによって、西日本、そして韓国にデマが広がったことはご存知と思います。

私は武田氏に何度か訂正依頼メールを出しましたが、どうも、その中の、放射性物質が地面にあることを示す情報のみ、採用していただいたようです。

放射性物質が地面にあることを知った後は、今度は、ありえないほど高い数値の情報を、測定条件も確かめずに、平気で記載しています(福島県で大々的に空中と地面の調査が行われており、空中と地面との平均的な差がわかるにも関わらず・・・)。

また、掃除の記事も、除去したものをどうするのかや、除去作業の危険性などの基本的な視点が抜けています。専門家に教えて欲しいとこのブログに書いてきたのは、除去のリスクの部分も含めてです。それと、実際の効果を考えないと、その行動をすべきかどうか判断できません。掃除の記事のあとの数式も、ばかばかしいだけです

それから、福島の親たちへの発信ですが、20mSV/年というのは、注意すべき数値とは思いますが、危険性がはっきり示されている数値ではなく、科学者であるならば、「今までの基準の20倍」とか、不安を煽る書き方でなく、冷静に、わかっていることを書くべきです。その土地に居続けている人たちがたくさんいるわけです。

国が適正な対応をしている場合も、その意図を極歪曲して発信していたりするところを見ると、彼の情報発信の目的は、この社会の幸福とは、どうも思えないんですね。

もちろん、彼の情報の全てが間違いということではありませんが・・・、

武田邦彦氏の情報をそのまま信じている人が多いようですが、どうか、今一度吟味し、冷静な判断を!





(4月23日:20時)
<武田邦彦氏の最新の文章について疑問点を出してみます。今後正確に発信していただくために。>

SATOさんから、武田邦彦氏のブログ記事を「ついついみちゃいます」(笑)というコメントをいただきました。彼は、元気いっぱいですよね。だから、その気持ちもよくわかりますので、もう少し正確に発信してもらえるよう、最新記事で疑問点を書き出してみましょうか。いただくコメントがいつも、自分を動かす燃料になってますので、SATOさんに感謝します。


これが彼の(23日20時時点での)最新記事です。原発 緊急情報(60) 現在の問題とコメント

その文章の番号に沿って、疑問点を整理していきます。

まずについてですが、原子力の専門家であるのなら、まずは、今が「平時」ではなく「緊急時対応」の基準数値であること、「緊急時」には「平時」より高い数値がなぜ定められているのかを、ちゃんと説明すべきだと思います。この「汚れた国」という煽り方の動機が私にはわかりません。

次にについてですが、「現在の段階では木造の室内は外部と変わりません」というのはすんなりとうなずけないのですが、何かデータでもあるのでしょうか。
内部被曝も考えなくてはいけないということについては同意します。その計算の仕方が、書かれているようなことでいいのか、疑問はありますが、確かに内部被曝のことも含めて、政府は考え方を出すべきですね。
武田氏、不思議な数式をいくつかつくっていますよね・・・。

について、「放射線にそれぞれの判断で気をつけるべき」というのは同意します。しかし、「政府の放射線の測定が少なめに出ている」というような記述は、証拠を示したほうがいいと思います。私が全国のモニタリング数値を追っている範囲では矛盾は感じません。

の道路が高いという記述も、データを出したほうがいいと思います。特に道路が高い理由も示されていませんし、普通に想定できることでもありません。もしかしたら計測した道路が雨水の流れ込む場所だったのかなとか思うのですが、その場合も「道路が高い」のではなく「雨水の流れ込む場所が高い」のですし・・・。(追記:アスファルトやコンクリートに吸着しやすいという可能性もあります)
階の高い場所が数値が低いのはそうだと思います。放射性物質が主に地面にあるわけですから。
「国の測定値は常に2分の1」というのも、データを出さないと、ただの脅しになってしまいます。

の文章は、明らかに憶測でしかありませんので、ここで書く意図がよくわかりません。

の「放射線の動き」という意味が不明です。「分水嶺」というのもなぜここに出てくるのか不明です(どこの分水嶺?)。「遠い人もあまり近くの人に呼びかけず、自分のご家族を守ってください」も、よく意味がつかめません。
食品に注意は必要だと思いますが、専門家であるなら、政府の規制値が安全に対してどうなのかについて、書くべきです。これでは、単なる恐怖訴求になってしまいます。

について、母乳の数値には敏感になる必要があると思います。しかし、何度も書きますが、どういう数値をどの程度危険と考えるのか、他の専門家とも議論ができるような具体的な提案をするのが専門家の仕事だと思います。ヨウ素の濃度の話をせずに、いきなり係数の話をしても意味がないわけです。
ヨウ素の吸収経路が呼吸というのも、根拠がわかりません。

の柏の数値については、なぜ計測の問題と判断したか、その理由を簡単にでも示さないと、単なる「勘」と変わりません。
前にも書きましたが、「公的な値が低め」である証拠は示さないといけないですね。

の「「チェルノブイリのデータでは、セシウムは1年に1センチしみこみます.また水溶性のものもあるので、日本では梅雨になると深くしみこむと考えられます。」という文章は変です。「深くしみこむ」とはどれくらいを想定しているのでしょうか。福島よりは少ないとしても、チェルノブイリでも雨は降るわけですから・・・。この文章で気になるのは、しばらくそのまま置いておいた場合(つまり何もしない場合)との比較がないことです。土の処理も考えていない状態で、今すぐに、彼が主張する行動をすべきである根拠が示されていないのです。
土壌汚染のことは、私も対応を急いで欲しいと思うのですが、今までの研究も十分とは言えず非常に難しい分野みたいなんですね。ひとつの救いは、土中への浸透がゆっくりしていることです。ですから、せめて効果とリスクの検討と、最終処理までのプランが練られた行動の方が良いと思うのです。何もせずに雨によってある程度流されることが一番効果的ということだって考えられるわけです。

10は、データがないのに安全というのは無謀だと思います。

以上ですが、

学ぶべきところとしては、「政府は、内部被曝も含めた安全基準の考え方の提示が必要」というところです。ただ、内部被曝についての彼の計算は、信用するのは難しいです。

他の点については、このままでは、素直に学ぶことはできないと思います。

彼の発信と政府の発信とを比較検討すると、彼の煽りに乗るのではなく、政府の指示に従って、その中でそれぞれの日常を大事にしていくことが賢明ということになると思います。一般人の気持ちとしては、その方が全然楽ですし。

もし、武田邦彦氏が、政府が見落としている危険を切実に感じているのなら、ここで指摘したような不足情報を示しながら、正しく発信して欲しいと思います。そうでないと、専門家との議論にもなりませんし、素人の判断材料にもなりません。


今までの発信を調べても、彼を信じなければならない理由がみつかりません。最初に書いたように、信じてしまう気持ちはわかるのですが、よくないですよね。

根拠を示さない恐怖訴求は「風評」と言われるべきものだと思いませんか? 根拠が曖昧なままの、あるいは誤った恐怖感を全国に撒き散らしているわけです。こういうことは、経済的、心理的、政治的な回復を妨害しますよね。特に原発周辺の人たちにとっては、非常にやっかいな人物と言えるのではないでしょうか(応援しているような振りして、結果的には、風評や根拠の無い恐怖感の拡大に貢献しているわけです)。



(4月24日:0時30分追記)
しつこく、もう一度書きます。

子ども達のことを本当に思うのならば、説得力のある正しく冷静な発信を!

放射線量の議論が子ども達に与える影響は、病気になるならないだけに留まらないのですから。彼らが何を背負っていくかも左右します。

無闇に感情的に騒ぐべきではありません。騒ぐのなら、ちゃんと子ども達の今と将来に配慮した上で騒ぐべきです。




(4月24日:2時)
<政府に抗議する団体も、子ども達に配慮を!>

上の文を書いたあと、 【緊急声明と要請】子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する [2011年04月23日(土)]が発信されたことを知りました。

このブログでも20日に迷いながら考えたように、20mSv/年が議論になることはわかりますが、抗議文の内容が、まさしく子ども達への配慮に欠けると思います。ツイッターなんかで、がんがん出回っていると思いますが、とても残念です。

抗議する側も正直に冷静に、20mSv/年をグレーゾーンとして扱った上で、それでも、基準値を下げて欲しいという展開にできなかったものでしょうか。なんで、ドイツの専門家のがん宣告なんかを持ってくるんでしょうか

数値が上がれば、原理的に、がん発症の確率が上がるわけです。それは、少ない数値であろうとも比例関係にあるわけです。しかし問題は、その確率をどう見ているかです。小さな数字では、検証されたことがないわけです。原理的には確率は上がるけど、影響が小さすぎて他の影響に紛れて確認できないということです。いったい何%という判断で、自信を持ってがん宣告をしたのでしょうか。「道徳的に問題がある」のは、このドイツの専門家ではないでしょうか。

放射線というまだよくわかっていないものについて、子どもに対し安易にがん宣告する権利は、大人にもありません。道徳的には、そんなことをする前に、連れて逃げなくてはなりません。

こうなると、「この20mSv/年は安全だ」と大声で言う専門家の出現を切望しなくてはなりません

私は、反原発ですが、この声明を発表したグループ、賛同している人たちに嫌悪感を覚えます。

(追記:ちょっと言葉がきつすぎですよね。みんな心配なんでしょうし。でも、配慮と、最終的なメリットをなるべく正確に測る冷静さが欲しい・・・)




(4月24日:21時)
上のことを少し冷静になって、声明に対する質問として、書き直してみました。

 【緊急声明と要請】子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する [2011年04月23日(土)]を見ると、ドイツの専門家のコメントとして「(20mSV/年で)明らかに、がん発症の確率が高まる」という発言がありますが、確率はどれくらいなのでしょうか。

資料をいろいろと探したのですが、20mSV/年で、がん発症の確率が高まるという検証が行われたデータが見つかりません。

福島の子ども達にとっては、「死の確率が高まることの宣告」ですから、正確な数値(確率)を知る必要があります。

子ども達に大きな恐怖感を与える負の効果を上回る健康上のメリットが大きいと確信を持った上で、また子ども達の気持ちに配慮した上で冷静に判断したいと思います。

(尚、20mSV/年はもちろん、継続すべき数値とは思っていません)




(4月25日:1時)
上記のことを、署名を集めているブログのコメントに書き込んでみましたが、そのあとも、「20mSVって、とんでもない数字なので署名します」というようなコメントが続いています。

が、これ、ちょっと他人事への対応ではないかと・・・。自分の子が関わっている場合には、ほんとうにちゃんと危険性を知った上で、行動を決めたくなるものではないだろうかと、思うんですよね(思い違いかも知れませんが・・・)。

、数値を厳しくした場合に、避難しなければならなくなる学校の人たちの声は、実際、どういうものなんでしょうか。彼らは、今まで避難せずに、居る決断をしてきた人たちです(そういう学校では、自主的に既に何人か避難しているはずです)。基準値が変われば、その意思は変化するんでしょうか。避難は望んでいることなのでしょうか。


あと、この署名を推進しているひとつの団体には、声明の中に記載されているドイツの専門家がどの程度の発がん確率を想定しているのかと、そのためのデータソースを教えてもらえるようメールを出しました




(4月25日:2時30分)
放射線に関する基準値のことが、ちょっと歴史的なことも知りたいと思い調べていたら、中国新聞の「被曝と人間」に突き当たりました。以前も見た記憶があるのですが、中味に記憶が無いので、ここに備忘しておきます。

署名を集める声明の中の「年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労災認定を受けている線量に匹敵する。」の事情も少しわかります。



(4月25日:11時30分)
<子ども達のことを本当に心配しているのなら、今までの基準値の10倍とか20倍とかの相対的、印象的な話ではなく、その線量が実際どれくらい危険なのかというところでの冷静なリスク判断を!>

日弁連まで、相対的・印象的な話を始めています。ここで、こういうこと書いても焼け石に水なのかなと思いつつも・・・。

「風評」ということでは、子ども達の将来のことを一番心配しています。




(4月25日:22時)
もうすぐ発表と聞いていたのに、気づくの遅くなってしまいました。

歴史に残る、環境省の
平成22年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書

この報告書を参考にしつつ、どうやってさらにコストを削減するか。
面白い思考ゲームですよ。みなさんもいかがですか?




(4月26日:0時30分)
<汚染表土を下水に流したら、だめですか? もちろん下水処理場の準備を急いで整えてからですけど。>

ふと思っただけのレベルのいい加減なアイディアです。

下水処理の過程がよくわかっていないのですが、汚泥は燃やしたりしたらまずいと思いますが・・・。
あと、川と海はそれなりに汚れますよね。それは、地表の放射線削減効果と比べてどうなのか・・・。

理想は、下水処理場でなんか良い方法があれば、そこで一括処理できるのではないかと・・・

ちょっと、誰かに聞いてみますかね。

下水の汚染は既に進んでいるはずですから、どちらにしろ、下水処理場での放射性物質の処理法は考えなくてはいけないはずですよね。

だったら、ついでに・・・。

(追記:あっ、こんな記事が。下水で懸念される放射性物質 農作物や建築資材への影響も(4/12)。これは、放射性物質が集まってきはじめて困っているという記事ですが、逆の発想で行けるかもですね。集まるのを利用すると。)

都市除染装置、放射性物質凝縮装置としての下水道。・・・だめですか?

ちゃんと地域ごとのローテーション組んで、処理能力を超えないようにしつつ・・・とか。

表土を正確に薄く剥ぎ取るマニュアルも必要ですね。

費用対効果も抜群ではないかと、・・・夢想しています。





(4月26日:12時30分)
下水の件、というか、土壌汚染処理の件、何箇所かに電話して調べてみましたが、まず、一番の障害は「放射性物質による汚染土壌の処理ノウハウがほとんどない」ということみたいですね(なんか前にも同じようなこと書いたような・・・)。あと、最終的な処理をどうするか、それが決まらないと、その前を決められないということですね。

下水案の基本的な問題として、下水道の傾斜などが、土を流すことへ対応していないということも・・・。

ところで、菊池誠さんのブログで、下水案についてコメント欄で何人かの方とやりとりをしていて、気になり始めたことが・・・。

下水の話とは違いますが、
郡山市で、校庭の表土の削除を行われるようですが、集積した表土は、放射線数値に要注意ですが、どういう作業予定でしょうか。

既に安全面の考慮はされていると思われますが、おそらく、武田邦彦氏の発信に沿ったものと思われますので、漏れている可能性がありますよね。電話しておきます(ずっと、武田邦彦氏の尻拭いをしている感じです)。


(追記26日:13時45分)
上記の件、ストップかかりそうですね。文科省に連絡したのは私ではないですけど・・・。
文科相、福島・郡山の小中学・表土除去に「事実関係確認したい」。

でも、この計画、やっぱり心配になりますよね。置き場所や作業についてちゃんと考えないと、危険な場合がありますよね(追記:数値が上がる場合が、確実にありそうです)。
郡山市、学校や保育所の表土除去へ 独自に放射能対策

郡山市で、検討が十分でない作業を急いでする必要があるか、ということもあるわけですが、何か突破口を早く見つけたいと焦る気持ちも理解できます。

しかし、こういうときこそ、行政は冷静にならないといけないですよね。動いていない間の住民からのプレッシャーはすごいと思いますが・・・。


(追記26日:18時40分)
菊池誠さんのブログのコメント欄で、いろいろと質問させてもらっているのですが、私は、郡山市の作業で、1〜2センチを削ろうとしているというのが、今のところ一番気になっています。薄く削り取ったものを重ねていく過程が、濃縮の方向になるのではないかと・・・。
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23201

上記ブログのコメントからいただいた情報によると、どうも、土には、放射線遮蔽効果があるそうなのですが、その遮蔽効果を生かすには、相当厚く削って丸めるなどの方がいいようです(コメント欄のやり取りを自分なりに理解すると)。


(追記26日:22時)
菊池誠さんのブログのコメント欄で、いろいろと質問させてもらっていますが、そこのコメント欄、すごい勉強になります。ちょっとご覧になったほうがいいかと・・・。

以前のここでの議題のひとつが解決するかも知れません。以前の議題とはこれですね。

<たとえば、父兄が頑張って学校のグラウンドを数センチ削ることの効果とリスク。こんなことを専門家に教えてほしい。>

効果とリスクをやっと、ちゃんと理解できそうです。郡山市、どうしてもやるようなので、(風評も含む)リスクを削っておくことを一生懸命考えます


(追記26日:23時45分)
郡山のみなさん、表土を削る厚みを考えたら、なんとか作業の安全性(というか作業中の数値が上がらないこと)は保証できるかも知れません
(もし、私が上記ブログで教えてもらったことを理解していたら・・・ということなので、まだ小さい字のままです。)


(追記27日:2時)
郡山のみなさん、表土を削るちょっと余分な厚みと、削除した表土の置き方を考えたら、作業の安全性(というか作業中の数値があがらないこと)の保証は可能かも知れません
(もし、私が上記ブログで教えてもらったことを理解していたら・・・ということなので、まだ小さい字のままです。)




(4月27日:1時)
<都市除染装置としての下水道プラン 再考>

なんと幸運にも下水処理場にお勤めのfastechnekoさんより、プランの内容を教えるようにとのコメントをいただきましたので、今日、菊池誠さんのブログのコメント欄で教わった成果なども入れつつ、自分なりにブラッシュアップしました。

コメント欄への私の返答、そのまま掲載します。

fastechnekoさん、

話を聞いていただけることに、たいへん感謝いたします。

下水の件、絶対的に検証が足りてないアイディアなのですが、思っているところを、説明させていただきます。ブログに書いたときとは、少し考えが変わっています。
ダメなところは、私の学習のために、率直にダメ出しお願いいたします。



まず、きっかけは「下水道の放射性物質が問題」という記事です。まあ、普通に考えて、下水が汚染されるのは当たり前ですが、それを、「もし下水処理場で放射性物質処理が行われるようになるなら、その処理機能を積極的に使うことが可能ではないか」と言う風に飛躍させました。

そんなに高濃度な汚染水ではないので、ゼオライトとか炭やなんらかのフィルターを使う方法があるのではないかと、素人は漠然と思っています。

あるいは、もっといいのは、現状の施設で、汚泥に放射性物質が集中するとかであれば、その処理を考えれば済むのではないかと。


一方、郡山市では、せめて学校の放射線数値だけでも下げたいという気持ちから、表土の削除が行われようとしているわけですが、そのやり方について書かれた情報を見ると、削除して集積した土の数値が明らかに高くなるやり方です。これは、作業の安全上問題になるだろうと思ったわけです。また、その土を最終的にどうするのかという問題もあります。場合によっては、土を捨てたところからまた汚染が広がったりすることも考えられます。
おそらく、土をより厚く削ることで安全性は高まるのですが、そうすると、作業だけでなく、校庭復元の費用や手間が余計にかかるでしょうし、捨てる土の量も増えます。

また、学校の放射線数値が高い場所には、土のところだけでなく、コンクリートやアスファルトのところも含まれるようです。


そこで、一番の希望が、学校のコンクリートもアスファルトも校庭も大量の水で洗えば、かなり数値が落ちるという効果が実際にあり、その水は、そのまま下水処理場で処理してもらえるというかたちです。校庭を洗うというのは変かも知れませんが、大量の水を流せば、土の放射線数値も下がるという説もあるようです(でも、これは検証してみなくてはなりません)。これでいけるようであれば、どんどん学校を洗浄していくことが可能になります。


もし、上記のように校庭は水で洗い流すだけでは効果がない場合、土のところは1センチくらい削って、それを山積みにせずにどんどん下水に流していければ、作業の危険性が低いのではないかと考えました。ただ、土を流すことに下水が耐えれるのかという問題があるとは思います。少しずつ行うとかで対処できればいいのですが・・・。


以上のことに可能性があれば、休校になっている学校から行っていければ、どうだろうか、また、通学路もどんどん洗浄していけるのではないかと思ったのでした。


いかがでしょうか。


(27日13時追伸)
上記の自分の文章を、朝見てみると、少し混乱しているところがありますね。

シンプルに書くと、下水処理場で放射性物質処理ができるなら、学校に限らず町中のコンクリートやアスファルトを積極的にどんどん水で洗浄していける可能性が出てくるということでしょうか。

土を流す件は、どうも土は削除の方が効率良さそうな気がしてきました。集積土の数値がそんなに上がるわけでもなさそうですし・・・。

が、一応可能性は聞いておきたいとは思います。そうせざるを得ない場所があるかも知れないので。


要するに、下水処理場で放射性物質の処理ができるようになれば、町の除染プランの可能性が大きく広がるのでは? ということでしょうか。



(4月27日:9時30分)
<表土削除マニュアル(作業時の放射線数値を環境以下に抑えたい現場用)>

★放射性物質が浸透している部分だけを削除する場合は、計算上、その集積土の放射線数値が、環境より高くなる可能性があります。しかし、これはコントロール可能です

★環境値と同じあるいはそれ以下に抑える場合は、浸透部分以外も削除するようにします。汚染されていない土が集積土に加わる量を少し増やすことで、数値を下げることができます。

★また、土を集めるときに、より濃度の高い地面を下に、汚染されていない土を上にして積み上げるようにするだけでも、数値の低下が期待できます。

(5月6日追記:「天地返し」がベストとわかりましたので、その時の注意点として、お読みください。)



(4月27日:15時20分)
武田邦彦氏は、なぜそうやって根拠やデータを示さず恐怖を煽り続けるのでしょうか。で、実際の危険に対して無知なんでしょうか?

こうなると意図的としか思えませんが・・・。ちゃんとデータを示さないといけない話ばかりだと思いますよ。
まあ、武田邦彦氏だけじゃないですけど・・・。

表土の削除にしても、集積土の数値の高さなど、全然頭に入っていないのも、ほんと、専門家ですか?




(4月28日:1時30分)
<うーん、とっても難しそう→都市除染装置としての下水道プラン>

下水処理のプロfastechnekoさんより、ご返事いただきました。さすが、的確に問題点をご指摘いただきました。コメントそのまま掲載させていただきます。

とコメントを掲載していたのですが、このページの文字制限オーバーして、切れているのに、28日夜になって気づきました。

【備忘録】の続きは、#214へ。


#212 #211から漏れ始めた【備忘録】。見逃している危険と未来のための企画。僭越ながら。
JUGEMテーマ:原発
 

#211 全国のリアルタイム放射線測定値(ガイガーカウンタ)公開サイト(主に公共機関公開情報)リストつくりました。最後は自分で決断したい人たちのために がブログ一日分の文字制限を超えてきましたので、その中の【備忘録】がこちらに漏れ始めました。尚、上記#211の方もたまに更新してます。(尚、最新の【備忘録】は、 #215まで、漏れています。)


ここからは、なるべく、こんな ↓ 気分を目指して行きたいと思います。不謹慎な感じがしたらすみません。



【備忘録】

24日19時のものからこちらに漏れ始めました。

新しいものほど下にあります。



(3月24日:19時)
<噂の家庭用浄水器のデータ>

まずは放射性ヨウ素を取り除くという噂の中心にあるシーガルフォーですが、シーガルフォーのテストデータがちゃんと公開されてました。放射性ヨウ素の除去についてはテストしてません。(もし、見逃してたらすかさず教えてくださいね)
理由は、おそらく、アメリカの規定(EPAガイド)にそんなテストをすることが定められていないから。


日本の各社が、放射性物質の除去性能について発表してますね。
日本ガイシC1浄水器
三菱レイヨン・クリンスイ
東レ・トレビーノ
各社、放射性ヨウ素除去に関するテストデータはありません

「専門家」がテレビで除去できるって言ったみたいですね。

まあ、テストしたら、すごい結果が出るという可能性はあります。 




(3月24日:21時)
原子力安全・保安員の、いつも会見に出てくるスネオ君(失礼!)に親しみを持ってきたのは私だけでしょうか。
同じ人が、がんばって出続けるというのは、この仕事に一生懸命な感じがして、信頼感を醸成するものですね。

東京電力も今から、方針変えたらどうでしょう。もう遅い?何か事情があるのかも知れませんが、社長目にしないし・・・なにかやり方間違えている感じが・・・。




(3月25日:11時30分)
<水道水の安全基準について>

昨夜にakita在住さんからコメントでいただいた情報を元に、少し追加もしながら記載します。

水道水の放射性物質についてですが、「当分の間、原子力安全委員会により示された『飲食物摂取制限に関する指標』を暫定規制値とする」ということで検査などが進められています。その厚生労働省のマニュアルが公開されています。緊急時における食品の放射能測定マニュアル

そうです。今は「緊急時」の基準です。では「平時」の基準は?ということですが、水道法では、放射性物質についての基準値は決められていなかったのではないかと思います(間違いあったら訂正お願いします)。

WHOが日本における地震と津波 状況報告No.14(2011年3月23日)を発表しています。WHOの緊急時基準との比較が13ページに出てきます。

(引用ここから)

日本国政府の原子力安全委員会は飲料水の摂取制限の指針値を下記のように定めている:
ヨウ素131※ 300Bq/kg
セシウム134, 137※ 200Bq/kg
※ 厚生労働省は、乳幼児の粉ミルクや乳幼児の直接の飲用としては100Bq/kgを超える物質を用いないよう推奨している。
ちなみに日本の基準値は国際的に合意された作業介入レベル (OIL's) ヨウ素131 (3,000 Bq/kg)、セシウム134 (1,000 Bq/kg)、セシウム137 (2,000 Bq/kg)より低く設定されている。ヨウ素131はその低比放射性(LSA)のために放射線の源として重要ではない(参考: IAEA General Safety Guide No. 2:)

(引用ここまで)

「緊急時」というのは、事故後1年以内を想定しているようです。

では、「平時」について、WHO基準がどうなっているかですが、
ヨウ素131  10Bq/kg
セシウム134, 137  10Bq/kg
です。WHO飲料水水質ガイドライン。203ページをご覧ください。


今の数値をどう判断するかは、いつものようにそれぞれに委ねたいと思います。
これから、「緊急時」と「平時」についての考え方や、「平時」基準をどのようにするかということが議論になってくると思います。

まずは「平時」が早く来ればいいですね。しかし、長期戦の準備はしなくてはいけないと思います

ところで、業務用の放射性物質除去フィルターはあるわけですから、水道局での使用はできないものでしょうか。




(3月25日:12時15分)
<地下水はどうなのか>

「茨城2」さんからいただいた質問です。私は専門家でないということを断って推測できることを書きます。【備忘録】で取り上げたチェルノブイリでの放射線除去&産業育成活動「菜の花プロジェクト」の調査では、事故後25年経った今でも、放射性物質の地中への浸透は地表から30センチにとどまっていたようです。その話を聞いて、地下水の可能性を私も探りたいと思っていました。

今、調べましたら、専門家からの発信が昨日あったようですね。
信大教授、地下水活用準備へ「放射性物質の影響受けにくい」

今後のために、このことも頭に入れておいたほうがいいですね。




(3月26日:0時30分)
<面白い公共広告はつくれないですか>

同じようなことばかり言っているのに、バリエーションがすごく増えました。

安易に「がんばれ」と言っているだけのものを制作する時間と金があったら、もう少し実質的なことを考え、それに金を使ったほうがいいのではないでしょうか。

人々の大変さを知ろうとする想像力があったら、今流れているような表現はありえますかねえ。

自分が安心するためだけの表現と言うのは、間違いだと思うんです。それはどんなときでも。

公共広告を見るたびに、「日本はほんとにダメかも知れない」と思ってしまう人は多いのではないでしょうか。

表現する人は、多くの人が見つけていないことを見つけるのが仕事なんじゃないでしょうか。見つからない場合は、広告のバリエーションを増やす必要なんかないですよね。

だいたい、「がんばれ」いう時期じゃないでしょ? 今、かなり疲れてるんですよ、みんな。

がんばらなきゃいけない人は、磨り減るほどがんばっているし・・・。

この状況に放り込めるユーモアはないかとか、そういうことを考えるのがコマーシャルとかつくる人の仕事ですよ。危険を冒して。




(3月26日:11時)
<小さい前進>

ずっと気になっていた、出荷停止となった野菜や牛乳の廃棄処分の仕方について、農林水産省が動き始めましたfacebookやtwitterで協力いただいた方々もどうもありがとうございました。

福島第一原子力発電所事故による影響と対応〜放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法〜

実際にどのようなことで昨日の発信に至ったかはわかりませんが、今後も気になったことは、なるべく伝わる方法を考えながら発信していきたいと思います。

こういう農地に関する地味な問題は、マスメディアが注目しないというのもよくわかりましたしね。農林水産省からプレスリリースされているのに・・・。

いまだに、首都圏が東北、北関東の農地にいかに頼ってきたかがわかっていないですね。自分に直接的につながっているのに、目の前にある問題しか反応できないメディアって・・・。




(3月26日:11時)
<小さいお子さんの土遊び、砂遊びに注意を!>

今までの各地の放射線計測値の変化を見ていると、「急激な上昇→ゆるやかな低下」の繰り返しです。これは放射性物質が風向きによって一気に運ばれてきて降下・堆積し、そこから放射線が出続けていると思われます

数値の高い地域では、小さいお子さんの砂場遊び、土遊びに、注意してください。

また、地面により近いところで呼吸していることも小さなお子さんのハンディになります。

今のモニタリングって空中ですよね?地面のモニタリングを進めたほうがいいのではないでしょうか。巡回して測定できるなら、保育園などの地面の測定を!

それから、農業従事者の土の吸引にも注意を促したほうがいいと思います。

もちろん、数値の低い地域では気にする必要はないと思います。しかし、地面に近いところは、現在のモニタリングで見れる数値より高いようです。

地面の数値がかなり高いことを示すデータがあります。2〜3倍というところでしょうか。
仙台市青葉区の放射線量(専門知識のある個人が空中および地面で測定)

※ モニタリングは、通常地上から1メートルの杭に1辺20センチの箱をつけてその中で測定だそうです(14時30分追記)。 <5月28日になって追記:実際には、特に新しく設置されたものがバラバラみたいですね>


<追記:東日本大震災:一部の小学校で放射線量が高め 福島、川俣で調査 /福島(毎日新聞4月1日
福島の小学校での測定結果−原発震災復興・福島会議の報告(1) 、福島の小学校での測定結果−原発震災復興・福島会議の報告(2) >

<追記2:動きが遅すぎるけど、少し前進。もちろん事態が改善されたということではありませんが、判断材料ができます。始業式控え放射線量を緊急測定 福島の学校で5日から>

<追記3:茨城は?>




(3月27日:12時)
<ベクレルとシーベルトとの関係の理解に挑む>

東京電力の説明(よく新聞で見るベクレルやシーベルトといった単位はどういったものですか?)

東北電力の説明(シーベルト(Sv)とベクレル(Bq)) 。

ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算装置をつくった人がいます。

↓ これ、結構わかりやすいのでは・・・総統閣下「ベクレルとシーベルトの関係を解説」。





(3月27日:13時30分)
<旅行会社がボランティアコーディネーターになれないですかね>

19日の【備忘録】の内容を再度、少しだけ修正して掲載します。

基本的な食糧の問題などの解決が優先ですから、しばらく間を置いてからの開始になりますが、旅行会社の方々に良い企画があります。


復興の力になるという、
人生最高の思い出。

復興体感ツアー!

昼は汗を拭きながら一生懸命に働き、
夜は温泉で身体を休め、未来の夢とともに眠る。
質素ながらも、心のこもった地元料理も味わえます。


交通費、宿泊費、食事代など、旅行会社に支払う普通の旅行ですが、通常、観光となる時間は、復興作業となります。どちらが忘れられない体験かといえば、もちろん復興作業でしょう。誇る事さえできます。一生の仲間もできることでしょう。

復興のスピードを上げるために、復興作業に商品価値を持たせるように考えてみました。まあ、タイトルなどは再考の余地があるとは思いますが・・・。

この辺のノウハウをベースにできますよね。ボランティアや地域交流 「体験型旅行」に脚光(2011.3.14)


<追記:人気みたいですね。ボランティアツアー人気(2011年4月27日  読売新聞)。





(3月27日:17時30分)
<田に水を入れる前には貯水池の検査を!>

これは、さすがに行われると思いますが、備忘録ですから、念のため。




(3月27日:18時)
<持久戦を効率よく。冷静になって、遅らせていい事は遅らせよう!>

急がなくてはいけないことは多々ありますし、その現場で働いている方々に敬意を払うのはもちろんですが、全体としては、相当な長期戦に挑まなくてはならないのは明らかです。

公共広告では「頑張れ頑張れ」と言ってますが、ここからの進展には、今、やらなくていいことを選ぶ判断力が重要になります。あと、最終的に効果が最大限となるペース配分。

緊急時ですから、よけいに、生産性、効率が重要です。そのために、じょうずに休みましょう。

という話と関係あるのかないのか、わかりませんが、『エイプリル・ディプレッション』↓。「くそ、もうすぐ4月だ」と半分思いつつ・・・




(3月27日:22時30分)
<すべての原発の即刻停止が難しいことの証明は、きっと、とっても難しい>

NHKニュースのページはすぐに消えてしまうので、転載します。
http://www3.nhk.or.jp/knews/20110327/k10014927181000.html
(転載ここから)
◆経済
交通機関など節電対策進む
電力の需要を抑えるための計画停電が始まり、公共交通機関などで節電への取り組みが進められています。このうち、JR東日本では、管内の1日当たりの電力量を震災前のおよそ30%、一般家庭が1日に使う平均の電力量のおよそ47万世帯分を節約しているということです
03/27 11:44
(転載ここまで)

このニュースの30%に関連ある数字を違うところから引っ張ってきましょう。

日本の原子力発電の電力量は全体の24%だそうです24%カットが本当に大変なことかどうかは、議論の余地がありそうだとは思いませんか?

日本のすべての原子力発電所の即刻停止が不可能であると主張するためには、「JRには30%の削減が可能で、他の企業にはそれ以下の24%の削減が不可能な理由」を説明する必要がありますね。この説明は非常に困難だと思いますよ、様々な理由で。


誰かTシャツかステッカーに、このコピーいかがですか?フリー素材です(28日1時追記、7時30分修正)。



 原発分節電

 ★JR東日本はそれ以上にできました★





(3月28日:22時)
<Googleの考えていた通り、エネルギー管理がかっこいい分野に>

She's Beyond Good And Evilさんのコメントで教えてもらった昨年の記事。
グーグルはなぜ電力会社になりたいのか--可能性と影響について

今回の事故で、電力がとてもクールな分野になることは間違いないですね。それも検索エンジンのように、大多数の人を巻き込みながら。

私も、この辺の検索結果からいろいろ考えてみますね。別にGoogleでなくても出来そうな感じが・・・。
Google Energyで検索

備忘録なので、この記事も入れておきましょう。
ドイツ:南部の州議会選挙 緑の党、得票率2倍 福島第1原発事故、選挙に余波






(3月29日:9時30分)
<たまり水は、船に!というのはどうですか?>

問題になっている原発のたまり水を移す場所(タンク)ですが、海が近いことを活かすのなら、頭に浮ぶのが船ですよね。タンクを積んだあるいは船体がタンクになる船を接岸するということ。

調べていると、小型タンカーはどうだろうという意見などもネットには出ていますね。貯水が可能ならば、プルトニウム輸送船などが、安全面では有利かも知れません。

真水を運んだ船の利用も考えられますが、ここで汚水をまぜると、後の作業効率によくないと思います。

また、船であれば、不要なとき、そこからの放射線の影響を避けたいときには、沖合いに移動させておくこともできます(これは汚染の拡大とも言えますが)。

どうでしょう。

原子力安全・保安院には伝わりました、たぶん。検討材料にはなっているはずです・・・たぶん。ネットでいろいろとアイディアを交換し続けている方々、しばらく、続けましょう。

<追記:検討材料になったみたいです・・・汚染水のタンカー回収検討=特殊布で覆う案も−枝野官房長官(2011/03/30-12:15)>
<追記2:専門家たちに不評みたいですね・・・では、ブラッシュアップしましょうか(笑)>





(3月30日:15時)
<精神科医の皆さん出番ですよ。「見えない危機のなかでの暮らし方(仮題)」>

津波と地震の被災地での、様々な精神的ケアが必要なのはもちろんですが、今回は、原発事故への対応も必要です。

目に見えるわけではなく、頭の中で理解するしかない危機が、これほど真に迫ってきて、かつ継続しちる状態を、ほとんどの人は経験したしたことはないと思います。

そして、頭の中で理解すべき危機の内容(情報)は、非常に曖昧であったりします。

福島原発からある程度の距離のある東京などでも既に、相当に参っている人は多いのではないでしょうか。特に、お子さんをお持ちの方、妊婦の方の心労は容易に想像できます。

という状況の中で、精神科医からの発信が見受けられません(既にあるのかも知れませんが)。的確な発信が出てくることを願っています。

(追記:でも ↓ 下のようなことが起こっているなら不要?)

(追記2:なわけないですよね。生活に対する危険は継続しますよね)




(3月30日:15時30分)
そんなに確信無いので、タイトル無しのメモですが、福島原発周囲の数値や他の地域の数値を見ると、原発自体からの放射性物質の放出は、かなり落ち着き始めているように見えますよね?
拡散はほとんどゼロに近くなったと言われても信じなくもない感じですが・・・。素人の期待過剰な見解?

結構、いいバランスで冷却進んでいるのでは・・・と思えるのですが。

ゴーンがいわき工場訪れましたし・・・、フランスが協力言ってきてますし・・・、東電の会長さんも出てくるようになりましたし(いわゆるネット的な記述)。




(3月30日:22時30分)
<事態が好転すれば出てくる上司の登場のタイミングは、大抵かなり正確だ。ということだけではなく・・・>


前に書いたこと、事態がかなり好転している(から東電の会長が出てくるようになった)と予想できる件ですが、当ってるかも知れません。

↓ が、先ほどまでの茨城県日立市久慈のデータ。雨が降っても数値が上がらなくなりましたね




若干上がっているところ(那珂市門部)もありますが、この程度です。




前回の雨のときの茨城県はこんな感じ ↓ でした。


<追記:このときは風も影響してましたよね。>


明日のデータに期待しましょう。

で、当然のように、私も、出たり隠れたりできる地位の人間よりも、現場の人たちの方に思い入れがあります。

(追記:下 ↓ の記述も含めての注記ですが、好転と言っても、原発事故の状況のみの好転です・・・)




(3月31日:9時)
<どう?普通、好転って考えますよね、これ。>


雨が数値に影響しませんでした。↓




昨日ちょっと気になっていたポイントも、こんな感じ↓(9時30分追記)。




(追記:地面の放射線物質がメインということは、放射線量の変化を表すグラフの傾きも徐々にゆるやかになるということです。つまり、ここからは、現在のペースでの減少が続くわけでなく、どんどん遅くなるということです。空気中の拡散がかなり減ったのは、好転ですが、ここからが非常に長いということです。)




(3月31日:12時)
<今、放射性物質があるのは地面です。モニタリング数値が高い地域は、子ども達の遊び場や学校の地面の計測を!・・・電力会社の方々、できないですか?>


これは、ずっと繰返してますが、土壌が以下のようなことになっている場所があることは簡単に予想できるわけです。IAEA、飯舘村で基準超す放射性物質検出 福島第1原発から40キロ地点

今、ほとんどの放射性物質は地面にあります。空気を測るモニタリングより、地面の測定が優先です。それも子ども達が集まる場所の地面が優先です。

人手が足らないときには、優先順位をきちんと考えて対応を! 優先順位が高いものは、何としてでも実行を! 

対象は、福島県、茨城県でしょうか・・・。

<追記4月15日:今見ると、ちょっと記述が変な感じがしますが、地面には雨水の流れなどの影響で濃度にムラが大きいと考えています。>



(3月31日:13時30分)
上記の件ですが、気になっていることなので、先週土曜に厚生労働省に電話をしてみました。

原発問題の担当者は理解してくれた様子で、担当者からは「私たちも動きますが、モニタリングの問題もあるので、経済産業省にも、すぐに電話してくれませんか」という話でした。

一般人にこういう役割を任せてしまうほどの省庁間の溝を感じつつも、経済産業省に電話し、原発問題担当者に内容を伝えました。こちらは明らかに聞く気がない感じでした。

というようなことで、現状です。

単なるクレーマーじゃないかと思う方もいるかも知れませんので、書こうかどうか迷ったのですが、ちょっと、プレッシャーになれば、ということで、記しておきます。

しかし、一番の希望は、こういうときに東京電力、動くべきですよ

<追記:どういう展開で、福島県の測定につながったのかわかりませんが、測定が行われたのは良かったと思います。茨城県の一部でも必要であったとは思うのですが・・・>
<追記2:福島県の2回目の測定、電力会社も手伝うみたいですね。東日本大震災:住宅や市街地、放射線量調査 県、あすから/福島(4月11日毎日新聞)。>




(3月31日:15時30分)
ふと気になったこと。上記の件、地表の自然放射線は差し引いて考えないといけないですね。ネットで見つけた資料。ただ、それは、数値の高い地域での結果を大きく左右する量ではないですが、数値の高くない地域での計測時には気をつけなければいけない数値ですね(まあ、微妙な数値が気になる幸せな時がきたときの話ですが・・・備忘録なので記録しておきます)。




(3月31日:15時45分)
原発事故直後と今は、違う段階になってきたということですよね。

全体の把握から、個別の危険の発見へ




(3月31日:18時)
<福島原発被災地を救うという企業プロモーションを、全面的に応援したい!>


今回のこといろいろ一緒に考えてもらっている友人Superfortressさんから教えてもらった話題。株式会社寺岡精工「ECOA(逆浸透膜ろ過を用いた純粋造水装置)の放射性物質除去能力について

浄水器メーカーは、「たぶん自分ところの製品は放射性物質についても結構いけるんじゃないか」と思っている様子ですが、さてどうやって実験するんだろうと思っていたら、

なんとこの会社、福島県飯舘村役場の協力を得て、実際に放射能汚染された水道水で実験したようです

企業の皆さん、この手があります。

不謹慎に思わないでほしいのですが、今回のいろいろな問題を解決してみせるというのは、中小企業ではとうていかけることが不可能な広告費用に相当する、宣伝効果があります


寺岡精工は中小企業ではないですが、今まで知りませんでしたよ、正直言って。


福島原発関連だけでなく、被災地の復興に貢献することを、大きなビジネスチャンスとして、地元の自治体なんかとも協力しながら、自社の力を誇示していただきたいと思っています

テレビに映るときには、必ずちゃんとロゴが見えるように気をつけたりしながら。

<追記:日本トリムも実験しましたね>




(3月31日:21時)
原子力安全委:日本の測定は人体への影響についてIAEAより正確。というニュースを見ています。

備忘録としては、記録しておくべきポイントですね。だんだん、このような政治的な出来事が増えていくことを覚悟しておいた方がいいですね。嫌な感じです。

1平方メートルの地面として検査したIAEAと、1キログラムの土塊を検査した原子力安全委員会。どちらが、原発事故後そんなに経っていないこの時期に適切な検査かと考えれば、IAEAが正しく思えるのですが・・・。人間は地中生物ではないですし・・・。

さあ、海外のメディアの出番ですよ。情報つかんだ方よろしくお願いします。

なぜ地面の検査が行われないのかについて、知りたいと思っています。




(4月1日:12時)
<被害を長引かせないために、汚染農産物の処分の仕方の徹底を!>

26日に「小さい前進」と書いた件ですが、テレビを見ていると、全然、浸透してませんね。農林水産省の通達。
福島第一原子力発電所事故による影響と対応〜放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法〜

JAなども、ちゃんとしましょうよ。
放射能汚染のやっかいさを、ナメている組織が多すぎる、と思いません?



(4月1日:12時15分)
<原発事故の状況が好転しても、危険は継続するという、放射能汚染の厄介さの認識を!>

これを頭に入れておかないと、正しい判断ができなくなりますね。

(追記:たぶん、グラフがだらだら長く伸びていく、等比的な減少も、普通の感覚とは全然違うと思うのです。)

(4月4日に気になって追記:長い戦いをイメージしていただくために、地面の放射性物質の減少速度がどんどん小さくなっていくことが実感できるグラフを掲載します。ロング・ロング・テール。下 ↓ は非常に高い地域のグラフではありませんが、3月14日以前の通常の値に戻るのに、どれだけかかるか想像してみてください。)










(4月1日:19時30分)
なんなんですかね。
IAEA 検出は放射性ヨウ素。数値の間違いについても発表されています。

東京電力の会長が登場したタイミングで、いろんなことが政治的経済的な話メインになってきた雰囲気がありませんか。

そういう流れの中では、経済的に弱い立場の人たちのところにしわ寄せが行くようになります。そのことは、原発周辺の人たちが今までの経験で一番知っているはずです。

しかし、そんなパワーゲームはうんざりと感じても、現実的には、そんなパワーゲームが、全てではありませんが主流であることは、今回の原発事故後も変わりはないはずです。

被災地が、このパワーゲームでも被害者にならないことを願っています。飯舘村村長のゲームの仕方は大丈夫ですか? 大きなお世話だと思いますが・・・。




なぜかまだ、毎日五千近くのアクセスがある状態で、アクセスが通常に戻らないうちは続けると「ごあいさつ」に書いてますが、様子が変わってきたのでこの辺でこのブログは、ストップしますね。

地震前のブログのかたちに戻すのも大変ですし、いろんな方々と、情報やアイディアを交換出来たことは自分にとって非常に重要なことでしたので、記念にこのまま残しておきます。

皆さん、どうもありがとうございました。そして、それぞれのパワーゲームの現場をうまく戦っていきましょう。何度も繰返しましたが、放射能の持続性には要注意です。



(4月2日:22時30分)・・・終わったくせに追伸
She's Beyond Good And Evilさんからいただいた、情報です。
財界のドン、カツマタ君が登場

20日間弱の民主主義の萌芽の夢の終わり、という様な感じで、福島原発や震災のことが急に、政治的経済的フェーズに変更となった理由・・・?

この辺のこと、全然無知でした。すごい違和感持ったのに、調べようとしなかったのも抜けてましたね。さて、これがどういうことなのか、というのは、よくわからないままですが・・・。

けど、このブログのできることが終わったというのは、より確かに?



(4月3日:1時15分)・・・終わったくせに追伸2

上記のこと、いろんな人がガラッと立場を変えたり不思議な感じは持っていますが、何かが具体的に見えた場合のみ、考えようと思います。というか、抽象的なことに対する行動を考えるのは外れの確率が高すぎますよね。

たぶん、このブログで企画を立てていても、ここから先、具体的に見えるものはないように思います。

ここからの現場はもう、インターネット上にはないという感じが、なんとなく・・・。なんで、そんな感じがするのかは、今ひとつわかってないのですが・・・。

とうことで、これで、追伸も終わります。これとは違う方法で、ちょっとやってみますね(なんか、えらそう・・・できる確信もありませんけど)。

ブログに最も意味を感じることのできた20日間弱、ご協力いただき、ほんとうにありがとうございました。



(4月3日:11時15分)・・・終了後追伸3

もらったコメントをきっかけに考えたこと。

脱原発じゃ、脱原発もおぼつかなくて、結局、基本構造が、全然変わらないということですね。


脱電力会社


きっかけとしての、

東京電力に六本木ヒルズ発電設備の電力を提供

海外のアパートの地下には、セントラルヒーティング用のボイラーがありますが、そんなことの延長でも大丈夫でしょうか。

地球温暖化? その言い分も、つっこみどころ満載のようですが、それを気にするとしたら、ということも考えないといけないですね。

ソーラーって、どこまでいけるようになっているんでしたっけ?

ということで、このブログはほんとうに終わって、そっちの方で何したらいいか考えます。


見学に行こうかな。
個人発電所・浅川太陽光発電所




(4月5日:8時30分)・・・終了後追伸4

「新潟県民」さんより、#211の方に、重要なコメントいただきましたので、ぜひ、皆さん、お読みください。世界中に助けてくれる人がいることを認識するのは大事ですよね。

そして、そのコメントで、気になっていたことも思い出しました。↓




↓ この話題、私の誤解もあるので、次の追記まで読んでくださいね。

(4月5日:10時45分)・・・終了後追伸5
<各国の気象庁の放射性物質拡散予測、放出量設定、間違ってますよ。>

ドイツなどの気象庁の放射性物質拡散予測に刺激されて、日本の気象庁も予測を発表するみたいですが、ちょっと酷ですよね

原発からの放出量の正しいデータが無いですし、最近のドイツなどの気象庁の予測の外れ方を追っている人はわかると思うんですが、おそらく放出量設定を、大きく間違えてますよね(初期は当っていました)

大気中への放出の少ない今は、原発周辺の風に沿って考えること自体に、意味がないですよね。

間違いが明らかである予測を、発表する意味は、きちんと考えた方がいいと思います。

何でも海外に倣うという発想は、どうなんでしょう。当然、正しいことは倣うべきですが(ドイツなどの予測も初期は大きな意味がありました)、今回の件、初期からの海外報道を見ても、間違いだらけですよね、みなさん、ご存知のように。世界中が、こういう事態に慣れていないわけです。

事実に即した必要な行動に、集中すべきと思いませんか?子ども達の将来を大きく左右するかも知れないことですから。

危険な量の放射性物質の上にいる子ども達がたくさん居るだろう事は容易に想像できるわけです。そして、原発自体は今比較的安定しているために、行動が無駄にならない状況にはなってきているわけです。

まずは、実際に危険にさらされている人たちから、危険を取り除くことですよね。


外れ予測の機能は、世界中の人たちの不安を掻き立てることと、現実の切実な問題から目をそらすことだけだと思いますが・・・。これ、既にほとんど関係のない風の影響を大げさに伝える「風評被害」です。


専門家のみなさん、もう少し、「事実」に焦点を絞って考えていただけないでしょうか。

まずは、最近の予測と事実の違いさえ見れば、気づくことですよね。そういう作業を省くのは、怠慢だと思うんです。

あるいは、予測に沿うように、今から、原発から空気中に大量放出が始まる予定とか・・・?



( ↑ 上記の件について追記;4月5日:19時30分)
<放出量設定、間違ってるんじゃなくて、放出量設定、実は、していないみたいですよ。>

ドイツ語をちゃんと訳してくれている人がいました。ドイツ気象庁(DWD)による粒子分布シミュレーションの日本語訳。シミュレーションに小さくこう書いてあるそうです。

要注意:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放射が天候条件によってどのように分布し希釈化されていくのかのみが表現されています」 。

訳してくれた山本さんの解説によると、つまり、「ですから、福島地方においての空気中の放射性物質の濃度を基準にした場合に、そこから濃度はどのように薄まり分布していくのか、という事を気候条件を基に予測したもので、放射線量の絶対的な測定数値はこのシミュレーションには直接反映されていません。」 


私も、ドイツ語を理解してませんでしたが
・・・しかし、・・・


このシミュレーション、放出源の濃度の小さい今の状況では、意味ないですよね
。誤解を生むことぐらいで。 これを、日本の気象庁、どういう説明つけて公開するんでしょうか?みんなすごくすごく期待しているみたいですけど・・・。
気象庁に拡散予測の公表指示 放射性物質で枝野氏



↓ これ典型的な誤解の例です。
放射能が西日本の太平洋側まで拡散 ドイツ気象局予想

これに専門家たちも乗っかってしまったりして・・・、それから、韓国などでも結構大騒ぎみたいですね。


確かに日本語で説明つけて(小さい注釈ではなく、大きな注意書きで!)公開した方がいいですね・・・。私も、違う方向ですが、誤解してましたし・・・。




(追記;4月5日:21時)

あ、公開されましたね。煙に巻く様なページタイトルで。
環境緊急対応地区特別気象センターについて

こう書いてあります。

「いわば仮定に基づくものであって、実際に観測された放射線量等は反映されていません。」
「この結果は国内の対策には参考になりません。」


3月15〜22日くらいの間は、公開する価値があったんですけどねえ。


(↓ 結局、ビデオの下にもブログ続いています。)


↑ 相変わらず関係ない音楽。


(4月5日:17時30分)・・・こんなに書いていれば、終了宣言の撤回ですよね

<たとえば、父兄が頑張って学校のグラウンドを数センチ削ることの効果とリスク。こんなことを専門家に教えてほしい。>

脱電力会社に集中すべく?、このブログ、終わろうとしてたのに、全然終わってません。宣言しても終わらないので、終わるときは密かに終わる方針に変えました。

上記の専門家に質問したい件、農地のことも想定してのものです。

福島県で今、教育施設を調査していますが、微妙なのも含めて、気になる数値が出た場合、父兄は、子どもたちのために、なにかしたいと思いますよね。ということで、この質問です。もちろん、効果は大きく、リスクは無いことを期待しています。

ご存知の方は教えてください。


それから、superfortressが、教えてくれた記事。
福島原発:「天災ではない」佐藤栄佐久・前知事
地下水汚染も、歴史を感じますよね。

Anger is a Gift でしたっけ?




(4月5日:22時45分)

シミュレーションの話でも思うのですが、とりあえず、空気中への放出が抑えこまれていることが頭に入っていない専門家?が多いのは、その作業を行っている現場の人たちへのリスペクトに欠けるからではないでしょうか。

原発事故直後から考えると、信じられないくらい進展しているわけです。当然、十分ではありませんが、進行の早さは、驚きです。当然、この事故に対しては十分ではありませんし、長期間に渡る課題が次から次へと追加されているわけですが。

現場でない者たちが、今できていること、できていないことを正確に読み取って、正しい課題を設定していかなくては、現場の(おそらく命がけの)仕事を、無駄にすることになってしまいます。

現場と言うのは、もちろん原発だけではありませんが、リスペクトしなくてはいけないことは同じだと思います。



(4月6日:9時30分)

気象庁シミュレーション、ツイッターなどの引用を見ると、やはり誤解が渦巻いているようですね

誤解を増幅している報道の仕方の見本がこれ。
指示されて…気象庁、ようやく拡散予測を公開

誤解を避ける意図が見える報道の見本がこれ。
放射性物質の拡散予測、気象庁がネットで公表 IAEAの仮定数値使う

後者の記事中に、注目すべき数値が出ていますね。

(以下、引用)
4月4〜5日までの期間で算出されている濃度分布の数値は、福島第1原発周辺でも10億分の1ベクレル秒毎立方メートルで、シーベルトに換算しても500億分の1マイクロシーベルト秒毎立方メートルとなり、「現実の数値とはかけ離れている」(同庁の担当者)。
(以上引用)

気象庁でも、空気中への放出がかなり減っているという判断をしているようですね。この数値を、どうやって計算したのか知りたいところではありますが、私たちの素人分析、正しかったということですね、たぶん。

ですから、もう一度言いましょう。

<今、放射性物質があるのは地面です。それに合わせた効果的な対応を始めるベストなタイミングです!>




(4月6日:17時30分)
その土とか農産物などの放射性物質汚染については、以前に「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」をご紹介し、インタビューまでさせていただきましたが、真面目に考えている人たち、ここにもいました。

植物鉄栄養研究会(WINEP)。
そして、そのブログ。科学者の視点を知ることが出来ます。
WINEPブログ

それから、関連団体でしょうか。
日本土壌肥料学会

このように、土壌汚染については、ある程度ノウハウがあるようですし、ノウハウのある方々にがんばっていただかないといけません

私が書いていいのかわかりませんが、皆さん、いろいろ相談されてもいいのではないでしょうか


さて、

海洋の放射線汚染について、良い情報を見つけていません。
ご存知の方、お教えください。


研究データやノウハウの蓄積のない分野ではないかという感じはしますが・・・。




(4月6日:22時30分)
<情報を正しくするのは、たぶん素人の仕事>

明らかに勘違いしている情報をサイトから発信している専門家が、影響力のある人だったりすると、気になってメール書いたりするわけですが、まあ、なかなか訂正してくれたりはしないわけです。

専門家のプライドがあるでしょうから仕方ないんですかね。

その点、素人は、間違いの訂正に、抵抗は少ないですよね。

ということは、情報を正しく改訂していくのは、素人の役割かも知れないな、と思ったわけです。

今回は奇跡的に、コメントをいっぱいいただけるほど読者がいて、間違いがあればどんどん訂正してもらえるという、特別に恵まれた状態であるので、そんなことを思えたのかも知れませんが・・・。

ほんと、皆さんのおかげで、いい経験、させていただいています

元ボスからもらったメールをきっかけに、考えたことです。




↑ また例によって、関係ない音楽。




(4月7日:朝アップしたつもりが19時30分)

「新潟県民」さんより、前回コメントでいただいたZAMGのデータについて、訂正コメントをいただきました。それから「今何をしたらいいか」について。合わせてコメント欄ご覧ください。




(4月7日:20時)
<売れないものを「買え」と言っても、人の心は離れていくばかりですよね。>

福島原発から近い地域の農家の方々、漁業の方々、観光業の方々、非常に大きな打撃だと思います。

しかし、しんどい状況のときこそ、被害を少なくする方法を冷静に考えないといけません。で、マーケティング企画として僭越ながら考えてみました。


.まずは、「風評」という言葉を忘れましょう。「風評」の定義や中味自体が曖昧で、その辺について考えても、混乱するばかりで、単に時間の浪費です。

.消費者の立場になって「買わない理由」を想像しましょう。「買わない」と決めるまでの状況を想像してみましょう。するとだんだん、「買わない」消費者にも共感できるようになってきますよね。

.「まあ、買わないのも仕方ないな」と思えるくらいに「消費者」になりきった自分が、買う気持ちになるにはどうしてもらいたいか、なにが必要かを列記しましょう。

.必要な物事が自分達で用意できない場合は、用意できそうなところに、みんなでお願いしましょう(まあ、現実的な範囲でですが・・・本当は「時間を戻してほしい」ですよね・・・)。

.以上のことを、深刻になりすぎないために、仲間でやってみましょう。交代で「買わない消費者」役になってもいいかも知れません。くれぐれもけんかにならないように・・・。


というような過程を、広告に組み込む方法もあります。

最も強いマーケティングは、「素直な気持ちで助けを呼ぶ、相談する」ことです。「答え」の提出は、今ひとつ人の興味を得ることはできません。斬新な「答え」でない限り。

「買ってください」という広告ではなく、

「売れないのですがどうしたらいいでしょうか?」
「人が来てくれないのですが、どうしたらいいでしょうか?」
というアイディアを募集する広告
を出しましょう。
事情もわかりやすく、冷静に説明しつつ。
(追記:敢えてカラリと仕上げる技が難しいですけど・・・)


採用アイディアの数々、まだ採用できないけど将来採用したいアイディアには、東京電力か、国がドカーンと賞金を出します。きっと。・・・まあ、役に立てただけで満足と、賞金を辞退されるかもしれませんが・・・。


みんなが一生懸命考え始めた時点で、消費者の気持ちが、かなりのところまで近づいてきたことを確認できるはずです。

しかし、今回の場合、一気に解決することは期待してはいけません。それは消費者の気持ちになってみた人には、よくわかるはずです。

(22時20分追記:ベースになるのは、ひとつひとつチェックしました、という丁寧さをどうわかりやすく伝えるかということですよね。検査済みシールなのか、リボンなのか・・・。気持ちも一緒に伝わるといいですよね。)



(4月7日:21時30分)

拡散予測図に関するマスメディアの報道や、外国の対応を見ててなんか違和感があるので考えたんですが、もしかしたら、3月末から大気中の拡散放射性物質が相当減っていて、風があまり関係ないことに気づいていたのは、ほとんど私たちだけですか? そういえば、そんなこと発表されてないですか・・・。気象庁はわかってたんですよね? だから予測図の公開嫌がったんですもんね。 でも政府関係者も、学者達も、とんちんかんなこと言ってますよね・・・。誰もデータを真面目に見ていない? ・・・この感じ、まずいですよね。・・・この件考えるの、これでやめますね。不安になるので。



(4月7日:23時)
<荒廃農地で太陽光発電したら、原発分軽くカバー by 環境省>

気になって3日にリンクさせていただいた浅川太陽光発電所のホームページに掲載されている、ちょっと前の日経の記事。確かにこの記事ありましたねえ。

その内容を手短にわかりやすくまとめているのはここでしょうか。

大元の環境省の資料はこれです。

耕作放棄地(私はわかりやすく荒廃農地と書きました)での太陽光発電量6700万kwはどれくらいか、わかりにくいと思いますので、原発と比べてみましょうか。

原発は、「2009年12月末現在、商業用の原子力発電所は54機、合計出力4884.7万kW(キロワット)が運転しています。」とのことです。

ちなみに、環境省の「耕作放棄地」の定義、かなり厳しいです。つまり、遊休農地は、ここでの計算以上にありまして、6700万kwよりはるかに大きな発電量が可能ということです。まあ、計算上は、ですけど、この計算をどうとらえますか?

耕作放棄地を太陽光発電に提供する手続きを、明日にでもしたいのですが、どうしたらいいんでしょうか。まあ、まだそこまで話は進んでいないとは思いますが、個人的にも非常に興味あります。

ところで、太陽光発電設置だけでなく、太陽光発電を農地再生にも活かすべきという浅川太陽光発電所の考え方(日経記事切り抜きの下の文章参照)は正しいと思います。




(4月8日:14時)
上記の環境省の計算を、計算に終わらせないために、荒廃農地の太陽光発電用地への転換を、新規事業企画として、考えてみようと思います

補助金などなくても利益が出る、継続可能な事業企画にできれば一番いいですよね。もしかしたら、太陽光発電と何かを組み合わせた方がいいのかも知れません。

あと、なるべくあらゆる関係者がメリットを受けること

そして、初期段階では特に、電力会社の協力をいかに得ることができるかが重要だろうと予想できます。つくった電気、売らないといけないですし、そのためのルートは、やはり既存の電線網を使うのが一番経済的でしょうし・・・。

ずっと上の方に「脱電力会社」と大きく書いていますので、とりあえず、

「脱電力会社」については、とりあえずペンディング。

として、事業企画に入りたいと思います。事業企画は普通、ブログで公開しながら考えたりしませんが、そこを敢えて・・・。

予感としては、そんなに難しい企画ではないような気がしたり・・・。法律上の規制が多いでしょうから、それは、とりあえず外して考えましょうか。地域が潤う仕組みがつくれるのであれば、がんばって法律を変えてもらえばいいですよね。




(4月8日:17時)
太陽光発電のコストについて、内訳や、今後の動向も踏まえた、まずは一般的な説明を探していたのですが、これなんかいいのではないでしょうか。
産業技術研究所 太陽光発電工学研究センター 太陽光発電の経済性

あと、気になったので、
経済産業省 ソーラー・システム産業戦略研究会報告書




(4月8日:23時)
斎藤和義というミュージシャンの反原発ソングが話題と言うことで聞いてみましたが、地震から1か月近くもたって、そういう歌詞で、いいのかなあ・・・。きっと、もっといい歌があるはずだと思いますよ。次に期待。

「反原発って、やっぱ、あんまりレベルが高くないんだね」と思われたら、先々、困るんですよね。

↓ こっちの方が、ぜんぜんいいかな。こんなことになる前に歌ってるし・・・。今歌うんだったら、こんなことになったあとに見えてきたことをふまえて、さらに先の警告を感じるような歌にしないと、彼に捧げるなんて言っちゃダメだと思いますよ。・・・われわれ素人は、こんな風に贅沢です。






(4月9日:0時30分)

今新しい歌をつくるとしたら、↓ これ少し、参考になると思うんですが・・・・。単語とかを、変な意図にとらないでくださいね。すごくヘビーですけど・・・。単純なのに複雑と言うか・・・。



誤解されると嫌なので、くどい説明しますけど、
Accidents will Happen. 事故はどうしても起こる。だから、今回のような事故が起こらないと都合よく思い込んではいけなかったんですね。原発つくる選択したら。
それと、事故が起こったらなんとかしないといけない、というのも、昔から同じです。




(4月9日:11時)
上記の、今歌うべき新しい歌について、もうひとつヒントを「She's Beyond Good And Evil」さんより、コメントでいただきました。

カート・ヴォネガットの『追憶のハルマゲドン』の中の言葉のようです。

カートが、息子のマークに、「人生とはなんだろう」と尋ねた時のマークの返答。「父さん、われわれが生きているのは、おたがいを助け合って、目の前の問題を乗りきるためさ。それがなんであろうとね」

続けて、
「それがなんであろうと」




(4月9日:11時10分)
山形県が5点調査法を使うとホームページで発表した後、その記載を削除したり、各地の農地の土壌検査は、かなりやっつけで行われた感じはあります。簡易調査としても、拡散から1か月も経っていない時期の調査法としては適切なのか、という疑問もあります。

おそらく、ここで時間を食うわけにはいかないという判断でしょう。まあ、土を食うわけではないし、というプラグマティックな?判断も入っているでしょうか

まずは一度、土壌検査と処理の徹底のために、もっと広域に作付けを諦めて、1回は違う植物に吸収させるという対応もあったような気がしますが、いろいろ考えた上での選択なのでしょう

でしたら、作物の方の検査は徹底して欲しいと思います。政府もそう約束しているので、皆さん忘れないようにしましょう。

コメ、出荷前も検査=土壌調査と2段構え−政府

しかし、周辺地域の農業をどうするのか、というのは、根本的に考えないと、農家が生きていけないですよね。商品価値が復活することがあるのか、というところも冷静に。復活させるなら、とことん考え抜かないといけないですよね。




(4月9日:22時30分)
上原春夫氏の外付け冷却装置の提案を巡る展開について、私は全く知らなかったのですが、「contemporary Eat & Art」さんがコメントで教えてくださいました(コメント参照)ので、ちょっと整理して掲載します。

提案内容がこれです。
上原元佐賀大学長 原子炉冷却方法を国に提案(4月5日佐賀新聞)。

で、
枝野長官、原発事故に対する設計者・上原春男氏の提案に言及(4月7日ニコニコニュース)。

自由報道協会主催の上原春男氏への共同インタビュー(Youtube動画)。
これはpart1へのリンクですが、全部で15分×7本アップされています(たぶん)。
政府とのやり取りとかもなんとなくわかります。あと、ご自身の発明の宣伝もされています。

彼の案は、他の案よりもほんとうに現場で有効なものなのかどうかというところが、誰もが知りたいところだと思います。

有効であれば採用されているだろうというのが素直な見方だと思いますが、報道陣の皆さんは、どうも、「上原氏の案が採用されないのは政府や東電の無能」という話にしたがっているのがわかります。

もう、現場の細かい作業になってきているので、外で見ていると飽きるんですね。こういうときには、誰かの無能とか、陰謀とか、隠匿みたいな話に振りたくなる心理はわかるのですが、この状況、わかるためには、現場に入っていくしかないんですね。上原氏の話聞いていても、現場のことはわからないって言ってますよね。ドキュメンタリー番組とかであれば、当然、現場取材ですよね。でも、まあ、放射線に満ちた世界に行くのはためらわれると・・・。誰かもう行っているのかな?

あと、上原氏がポイントに置いている「水の循環」については、さすがに、それくらいは考えて、今の作業は進められているだろうと思ったり・・・。

誰か、福島原発の現場の人も、コメントくれないですかね。・・・無理?
放射性物質の放出を抑えこんでいることとかを、いち早く伝えているのは、おそらくここですよ。素人なのに。・・・と呼びかけたつもり。でも、ここにコメントする理由がないですよね。・・・何かこういうことみんなで考えろ、でもいいですよ。・・・ますます無理?





(4月10日:10時)
<事業企画レッスン1=コストは不変じゃないですよ。>

池田信夫という有名らしい評論家?の人が、太陽光発電ダメ説の根拠として、コストが高いことと日当たりのいい余剰平地が無いことを上げています

ちょっと前に取り上げた環境省の資料でもわかるように、あと、田舎で生活したことがある人もわかると思いますが、日当たりのいい余剰平地は、いっぱいあります

で、コストですが、コストは通常、需要が拡大してくると急激に下がってきます。実は、もうその動きはあります。あと、大事故などがあると、大きく上昇しますし、政治情勢などによっても変わります。とにかく不変とは程遠いわけです(コスト変化の要因をいろいろと想定することが必要)。

電力議論は、商売をあまり知らない評論家の話よりも、実際にいろいろと商売をしたことがある人の議論が注目されるようになると、より早く進むと思います

<追記:太陽光発電コスト、10年で石炭火力並みに(4/18)。>



新しい【備忘録】は、#213へ。

#211 全国のリアルタイム放射線測定値(ガイガーカウンタ)公開サイト(主に公共機関公開情報)リストつくりました。最後は自分で決断したい人たちのために。
JUGEMテーマ:原発

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   ☆☆☆ ごあいさつ ☆☆☆
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3月13日のブログが、いろんな方からコメントでいただく情報やアイディアを加えながら、いつの間にか、こんなボリュームになりました。今のコンテンツは、放射線情報だけではありません。

地震からしばらくは、福島原発情報を整理したサイトが無かったので、多くの人がここを見つけてくれたんだと思います。

この状況が続く限り(福島が落ち着くまでではなく、アクセス数が普通に戻るまで)は、情報を足していきます。

ずっと下の方に置いている【備忘録】では、現実に対し何ができるか(企画)を考え続けています。そこでも、いろんな方のアイディアを取り込んでいます。

ここだけでなくネットでの「その他大勢」の者たちの議論・アイディアは、既にかなり事態の進展の役に立っていると思い込んでいます。蓄積された【備忘録】を見ていただくと、 「素人力」は、なかなか捨てたものではないと思いません?

このページから漏れ始めた【備忘録】は、#212 、そして#213、それから#214に、さらに#215に。

このページのメンテナンスも、たまにやっています。

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<放射線予報を4月1日以降ストップした理由>

3月30日の雨で、状況の大きな変化が確認できました。

↓ 下が、30日22時すぎまでの茨城県日立市久慈のデータ。雨が降っても数値が上がらなくなりましたね。




若干上がっているところ(那珂市門部)もありますが、この程度です。




前回の雨のときの茨城県はこんな感じ ↓ でした。




ということから、飛散している放射性物質がかなり少なくなり、気象に大きく左右されない状況と考えています。

状況が変化すれば、予報をまた復活させます。

もう少し詳しい記述は、#212に漏れている【備忘録】でご覧ください(31日朝のグラフも)。


ということは、

今各地で測定されている放射線のほとんどは降下・堆積している、つまり地面の放射性物質のものであると考えられます。
数値の高い地域で暮らす小さいお子さんは、土遊び、砂遊びに注意を!(地面の数値はモニタリングの数値より高くなります)→詳しくは#212

そして、農地の被害を継続させない対応を!

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文部科学省の上水(蛇口水)、定期降下物のモニタリング(全国)、18日に始まりました。

ambientさんから教えていただいた
全国の水道の放射能濃度一覧
データをグラフにしてみやすくしてくださった方がいます。

緊急時における食品の放射能測定マニュアル
今の食品や飲料に関する暫定基準。今、「緊急時」扱いです。1年以内での事態収拾の想定により「平時」より高めです。念を押しますと、「緊急時」とは、1年以上を想定していません。今、基準について話し合っている人たち、この辺のことが頭に入っていない人がいます。

「平時」の水道水の基準になりそうなのが、akita在住さんより教えていただいた
WHO飲料水水質ガイドライン。203ページをご覧ください。
WHOの平時の基準は、ヨウ素131が10Bq/kg、セシウム134・137が10Bq/kgです
日本では今回の事態になるまで、放射性物質に関する基準がなかったようです。

首相鑑定災害対策ページ
主なニュースは、まずここから見ると早いでしょうか。

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【風と放射性物質】

(この項目をそのまま残していますが、3月24日あたりから、風による数値への影響が小さくなってきました。飛散している放射性物質の減少だと考えています。特に注意すべきは地面です。)

はじめに、miuさんと、akita在住さんに教えていただいた
ドイツのシュピーゲル誌による放射性物質拡散シミュレーション(3月12〜16日)。
ドイツのシュピーゲル誌による放射性物質拡散シミュレーション(数日間の予報)(ユニバーサルタイム=日本より9時間遅れの表示)。
風の影響が非常に大きいことがわかります。(もちろん最大の要因は原発から放出量ですが・・)

robertさんは、日本の風向きがよくわかる気象庁の
ウィンドプロファイラ(上空の風)ページを教えてくれました。

今までのデータを見ていると、東北、関東には、低い高度(地表に近い)の風が一番影響しているように思います。

地表の風に絞ってあって予報も見れるのは、「彼氏がサーファーさん」から教えていただいた
GPV気象予報。左の気圧・風速ボタンを押して使います。

それから、放射性物質の運ばれ方は、海上の風か、陸上の風かでも全然違うはずですよね。


ドイツ気象庁の放射性物質拡散予報
これも時間はユニバーサルタイム(日本時間より9時間遅れ)の表示です。


原発からの距離計算計はこちら。ゆずさんに教えていただきました。みなさん、ありがとうございます。



【データ公開サイトリスト】
リアルタイムでないものも含まれていますが、更新を続けているものに絞って掲載ししています(更新しなくなっているサイトは削除するようにしています)。
各都道府県のホームページが、15日あたりから、少しずつ発表を始めました。

※室内測定は、室外測定に比べかなり低い値を示します。室内と思われるものは注記してあります。

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特に20日あたりまでは計測体制が酷く状況がつかみにくいですけど・・・。
福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況

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北海道原子力環境センター 環境放射線モニタリングデータ

リアルタイム空間放射線量率モニター(札幌)(個人・・・室内測定)。


青森県環境生活部原子力安全対策課 リアルタイム空間放射線モニタリング情報
(左ナビで「トレンドグラフ」選択し、左上の窓で局を選ぶ)

日本原燃 敷地内 リアルタイム放射線・放射能監視データ。(青森県上北郡六ヶ所村)


秋田県の環境放射能の状況について。(固定URLが無いので、県のトップページから探してください)

大館市の環境放射線状況


山形県における放射線の状況発表ページ。


宮城県原子力センター監視測定班モニタリングステーション。
(局名クリックで時系列グラフ・・・地震以降止まってますが)

東北電力 東通原子力発電所 モニタリングポスト

東北電力 女川原子力発電所 モニタリングポスト

仙台市青葉区の放射線量(専門知識のある個人)。

宮城県内の環境放射線モニタリング情報


福島県災害対策本部ホームページ
環境や飲料水の放射線測定結果が発表されるようになりました。
ここの「環境放射能の人体への影響について」の説明はロジックが破綻してます(論旨が不明)。差し替えたほうがいいのではないでしょうか。説明する人を。

文部科学省のモニタリングカーを用いた福島第1発電所及び第2発電所周辺の空間線量率の測定結果

福島県原子力センター環境放射線推移グラフ
地震以降、止まっています。


茨城県環境放射線監視センター 放射線テレメータ・インターネット表示局
個別のページに入ると(たとえば日立市久慈)、このようにグラフが見れます。

茨城県内の放射線情報
県が発表しているものです。41箇所ある環境放射線監視センターの数字を無視し、今回設置した2箇所の観測地点の数字に関してのみ見解を発表しているところに、疑問があります。

高エネルギー加速器研究機構(KEK)の環境放射線測定結果(茨城県つくば市)。

産総研つくばセンター放射線測定結果
放射線核種の測定結果も出ています


栃木県環境放射能の調査結果


群馬県 原子力発電所事故に係る本県での放射線量について


新潟県原子力安全対策課 新潟県環境放射線監視テレメータシステム

柏崎刈羽原子力発電所内モニタリングポスト

新潟県防災ポータル・・・新潟県は測定機器を増設して発信しています。当初から、真摯に発信していた自治体。他の情報も含め、最も的確にすばやく対応している自治体です。


東京大学環境放射線情報(千葉県柏市)。

千葉県の放射線等測定結果(千葉県市原市)。
県がやっていますが1か所だけです。


埼玉県 原発事故に関する本県での放射線量について


ほっとアート ガイガーカウンタ(東京都目黒区 / 4月1日より千葉市稲毛区)(個人・・・基本的に室内測定・・・アメリカ出張中もアメリカで計測)。

東京都健康安全研究センターの環境放射線測定結果(東京都新宿区百人町)
水道水の検査も始めました。

東京都文京区のガイガーカウンタのリアルタイムデータ(個人・・・室内測定)。

東京大学環境放射線状況(東京都文京区)。

三鷹市上連雀のリアルタイム放射線情報(東京都三鷹市)(個人・・・室内測定)。

ナチュラル研究所 ガイガーカウンタのリアルタイムデータ(東京都日野市)(ちょっとすごい個人・・・室内測定)。

東京都檜原村のガイガーカウンタのリアルタイムデータ(個人)


神奈川県安全防災局危機管理対策課 環境放射線モニタリングシステム

横浜市環境創造局 横浜市内における放射線量の測定状況について(神奈川県横浜市)。


静岡県環境放射線監視センター


山梨県の環境放射能の状況について


長野県内の空間放射線測定結果

長野県上田市のガイガーカウンタの動画(個人・・・室内測定)。


石川県環境放射線データリアルタイム表示


福井県原子力環境監視センター

敦賀発電所周辺の放射線監視状況(日本原子力発電株式会社)。


京都府環境放射線監視テレメータシステム


島根県環境放射線データ リアルタイム表示


岡山県環境放射線等リアルタイム表示システム


伊方発電所放射線モニタ値


佐賀県環境放射線モニタリングシステム


鹿児島県 環境放射線監視情報

 

文部科学省 都道府県別環境放射能水準調査結果

文部科学省 原子力安全課 原子力防災ネットワーク 原子力施設周辺環境モニタリングデータ(全国)。


こんな地図をつくった人がいたんですね。位置関係がわかって、すばらしいです。上にリストアップされていないスポットも含まれています。

より大きな地図で 東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP を表示


脱原発を主張しているCNIC(原子力資料情報室)のUstream。元設計技術者や医師の説明も見
れます。


他の情報源ありましたら、お教えください。


<リンクリストについて>
最初は、2chの「ガイガーカウンター持ってるやつ集合」というスレッドでいくつかのリンクを知り(そのスレ、冷静なやり取りが良かったです)、そのあと、いろんな方からの情報提供も受けて追加更新していきました。




【放射線関連情報】

米空母乗員 放射性物質に汚染(北東160km)
遠方の放射線検出について、最初に報道されたものはこれでしょうか。リンクが切れていますが、このことが起こるまで、報告されなかったことを記憶に留めるために、残しておきます。

放射線関連ニュース




【放射線に関する基礎知識?】

(その後の【備忘録】で、ここの記述よりは、理解がだんだんマシに?なっています)

★私がいろいろ見た中では、放射線影響研究所のサイトの各コンテンツ(PDF)が一番わかりやすいと感じました(3月19日0時追加)。実は少し疑問に感じるところがありますが、全てに100%を期待しない心構えが必要かと・・・。

他には、
★放射線医学総合研究所の「東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識」。

★日本原燃の「単位:nGy/hとは」。・・・安全基準も含めてシンプルなので考える素材にはしやすいかも。

この記事で計算すると、世界平均の放射線量は、約0.27マイクロシーベルト/時間ということになります。

一般公衆の原子力施設からの線量限度」の1ミリシーベルト/年を時間当たりに換算すると、0.114マイクロシーベルト/時間です。

では、安全な数値は何か、となるとよくわからないですね。たとえば、1マイクロシーベルト/時間が「継続」した場合は安全なのか。みたいなことです。

(【備忘録】で、最初の頃、私はこんな風に考えました。)
素人の試論ですが、今回の放射線増加分は、すべて原発からのものですから、「一般公衆の原子力施設からの線量限度」の1ミリシーベルト/年を基準に考えてみます(この数値がテレビから消え始めている感じがありますが、それは置いておいて)。時間当たりに換算すると、0.114マイクロシーベルト/時間です。今回の「増加分」が「継続的に」この数値を超え続けるのは危険と判断するのはどうでしょう。

別の計算をしてみますと、最初に紹介したサイトに出ていた、仕事で放射線を扱う人(医療従事者)の基準である50ミリシーベルト/年を基準にするなら、この50倍の約5.71マイクロシーベルト/時間ですね。

ふたつの基準の、この大きな差は何なのかと思いますけど・・・。まあ、私は「一般公衆」に違いないですから、基準にすべきは前者なのでしょう。しかし、もっと調べる必要がありますね・・・。


(3月24日追記:テレビでのメジャーな安全基準は数日前から、年間100ミリシーベルトになりつつあるようです。最初は年間1ミリシーベルトがメジャーでした



ところで、安全基準について、自動計算機を作った方がいらっしゃいます(ゆずさんに教えていただきました)。
放射線量目安計算機。「対象者」「今後の見通し」についての説明を読んだ上でご利用されると、数値の意味がわかりやすいかと思います。
安全か安全でないかについては定説があるとは言えず、最後は自分で判断されることを望みます。


テレビに出て「1ミリシーベルトは安全です」と言ってのける専門家は、高い数値が「継続」した場合を考慮していません。あと、単位の/h(/時間)を考慮していないので、すごくアホな議論になっています。ほんとうに専門家? 1日の被曝量は平均的な1時間分の24倍ですし、1週間の被曝量は1時間分の24×7倍です。しつこいですが、年間は1時間分の24×365倍です。

(3月16日17時:この件、だいぶ改善されてきた印象を持っています。19時:改善されてないですね。NHKは気をつけている感じありますが・・・)


食品の話になると、ベクレルが出てきますよね。
東京電力の説明
東北電力の説明
ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算装置をつくった人がいます。
総統閣下による説明


健康に与える影響について答えている
東大病院放射線治療チーム(twitter)。
ここのリーダーの教授は、不思議な発言をしている人ですけど・・・。



【備忘録】
15日朝からメモをつけ始めました。

(3月15日:10時)
放射性物質の飛散による数値の変化が、顕著に見られ始めました。数値の意味を冷静にきちんと考えたいと思います。

(3月15日:13時)
継続的被曝の安全基準について、調べ始めています。良い情報がある方は、コメントください。

(3月15日:13時30分)
放射線量、下がってきた感じですね。・・・そう思いたい。

(3月15日:20時)
茨城の放射線量、あまり落ちないですね。新潟で高い数値が出ましたね(新潟県防災ポータル参照)。東北、雨ですが、雨に濡れない注意はした方がいいのではないでしょうか。

(3月16日:1時)
茨城についてですが、雨による土壌汚染によって、高めの数値がキープされている可能性があるんでしょうか

(3月16日:7時)
茨城再度上昇、通常の10〜80倍くらい。ひたちなか市堀口1971nGy/h。東京日野、通常の2倍くらい。神奈川通常の3〜5倍くらい。川崎浮島局111.1nGy/h。横須賀ハイランド局158.4nGy/h

数字は、ナノグレイ毎時ですが、テレビで使われているナノシーベルト毎時に変換する場合は、簡易的にそのまま同じ数字としていただき(1nGy/h=1nSv/h)、マイクロシーベルト毎時にする場合は1000分の1にしてください。安全基準の計算をしましたので、それは、↑ の【放射線に関する基礎知識】をご覧ください。尚、私は専門家ではありませんが、全知識と能力を使って間違えないように努力しています。が、間違いがある場合は、ご指摘ください。至急、訂正します。

(3月16日:9時)
テレビで「大丈夫、大丈夫」って言っているけど、・・・そうか、東京のことしか考えてないんですね。新潟の魚沼が局地的に数値高めに留まっていることを考えると、雨雪などによる降下放射線の影響ではないでしょうか

(3月16日:12時)
数値がわかる範囲、少しずつ、落ち着いてきているでしょうか。・・・そう思いたい(同じこと昨日も書きましたけど)。

(3月16日:16時)
海へ向かっての風が吹いている間に、進展できるでしょうか。数値は全体的に少しずつですが下がってきています。

(3月16日:19時)
山形県の教育庁から、県内の小中高に早い時間の下校の知らせが出ているようです。山形県の数値は、東京や神奈川と同じくらいです。独自の判断を出せるようになったことが、未来の糧になるといいですね。

(3月16日:20時30分)
いろんな方の協力で、リストがここまで増えました。これだけ、数字が揃えば、思う存分、自己判断できます。ありがとうございます。

(3月16日:21時30分)
しかし確かに、放射線と言っても、種類によって、安全性も全く違いますよね。散歩していて(危ない?)やっと、ストンと落ちました。たとえばコメントで教えてもらったこんなこと。ただ、これ判断が非常に難しいですね。物質も公表されてないですから、敢えて、また大雑把な数字に頼ってみましょう。

素人の試論ですが、今回の放射線増加分は、すべて原発からのものですから、「一般公衆の原子力施設からの線量限度」の1ミリシーベルト/年を基準に考えてみます(この数値がテレビから消え始めている感じがありますが、それは置いておいて)。時間当たりに換算すると、0.114マイクロシーベルト/時間です。今回の「増加分」が「継続的に」この数値を超え続けるのは危険と判断するのはどうでしょう。しかし、こう考えると・・・。この辺の正しい情報、お願いします。

ところで、2日連続、関東の線量増加が早朝なのは、なぜですか。いつも気づくのがピークの後。何の警告も無し。


(3月17日:1時)
ニュース見ていて、素朴な疑問をもったんですが、福島原発敷地内の放射線測定値の触れ幅、風の影響はないんでしょうか?かなり強い風が吹いていますし・・・計測器から原発に向かって吹いていれば低くなるのでは?それとも3点観測とかが、できているのでしょうか?
これも誰か教えてください。


(3月17日:7時)
2日続けて、早朝のピークを見逃したので、早起きしました。全体的に数値は、昨日のピーク以降の流れを引き継いで少しずつ下がっています。女川原発が高めの数値が続いているのが、少し気になります。


(3月17日:12時)
ちゃんと冷却できるとして、その後のプランはどのようになるのでしょうか。いくつかのプランのメリット・デメリットをテレビに出ている専門家の方々が始められると、多くの人に予備知識も蓄えられ、今後の混乱を防ぐ助けになるのではないでしょうか。正しい方法というのは通常、そんなにたくさんあるものではないですよね。提案を始められることを願っています


(3月17日:12時40分)
放水プランが発表されましたね。これから夜にかけて、歴史的な時間になるのだろうという感じがしますが、どうですか。ちゃんと、見続けたいと思います。現場の人たちの覚悟に感謝しつつ(自分には絶対に無理な仕事ですね)。もう誰も誰に対しても100%は求めてないでしょう。もちろん、退避せざるをえなくなっても、誰も責めないでしょう。

100%が求められる技術なんて、もうたくさんですね。・・・今回は100%以上ですか

外野の私たちにも、それぞれがなるべく正しい判断をし続けることが求められます。今日明日は特に? まあ、いつもですね。


(3月17日:14時)
・・・しかし・・・ところで、アメリカ軍から来るはずだった冷却材って、一度断ったみたいですが、また頼んでも良かったんじゃないでしょうか? 冷却材がどんなものか知りませんが・・・。
3月12日のニュース(日経)
3月12日のニュース(ロイター)

というようなことを考えていると、ヘリからのむなしい水蒔きにも、どこか命令系統とかマネジメントの間違いを感じてしまうのですが・・・成功の確率が無さそうに見える作業のために、現場の人たちを放射線リスクにさらしても良かったんでしょうかまさか、午後からの放水も闇雲ということはないですよね。・・・第二次大戦の末期みたいに。水量は勝算あるんですよね?
冷静な空気が、組織の大勢を占めていることに期待します。ほんとに。そして、この憂慮が素人の浅はかな心配と証明されるように、願っています。

歴史的な時間?は、かなり長く続くことも想定しておいた方が良さそうですね。さて、私たちは何を考えればいいでしょうか。


(3月17日:15時)
素人は、こんなの使えないのかなと思うのでした。海水利用型消防水利システム)(海水利用型消防水利システム図)(その写真が出ているブログ)(ブログもうひとつ
<追記:素人が心配するまでもなく、ちゃんと使われました>


(3月17日:15時40分)
で、上の「海水利用型消防水利システム図」ページをつくられた会社に電話させていただきました。いきなり。
(私)「すみません。素人なんですが、このシステム、(大量の水が延々と必要な)福島原発の状況にピッタリだと思うんですが・・・」
(会社の方)「そうですね、スペースの問題とかがあるかも知れませんが、これを使用する検討は、されているはずだと思います。」
まあ、そりぁそうですよね(笑)(・・・確実にそうであればいいな)。しかし、突然の怪しい電話にも関わらず、丁寧に対応していただきありがとうございました。他の質問まで含めて。


(3月17日:17時)
自衛隊の記者発表を聞くと、おそらく「海水利用型消防水利システム」を組み入れたプランを行いたかったようですね。でも今回は、放射線がきつくて、外に出なくていい5台だけを使う決断をしたようですが・・・。望む効果があるといいですね。

放射線量の方は、低下傾向が続いているようです。


(3月17日:18時45分)
ふと思ったんですが、放水というのはかなり単純作業ですから、無線操縦できる放水機械くらい、すぐ作れるんではないでしょうか? 
友人がロボットあればいいのにと言っていましたが、そんなに複雑な機能は必要ないですよね。人と同じ表情ができる、みたいなことは・・・。 
工学とか車の改造とかに強い方、あと、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキ、カワサキなどの方々、どうですか? 機能としては、どう考えても相当簡単ですよね。今晩辺り、徹夜しませんか? 工場休みだし。 
あと、戦車を利用するとか。 組み合わせ工作を考えるのも、こういうときにはいいのでは、と、うるさい素人です。
考えるのが職業なので、素人ながら考え続けてみたいと思います。

あれ?既に無線操縦マシーンいっぱいありますけど・・・無人走行放水車(レインボー5)。これと、海水利用型消防水利システム組み合わせられません? ホースつなげればいいだけでしょ? 離れたところでつなげて近づいていくというわけにはいきませんか? 写真追加。ビデオもあるね。違う型かも知れないけど。いろいろあるのかな? でも、ちょっと動きが悪すぎ?
<追記:戦車はがれき処理に出てきたみたいですけど・・・> 

中盤に聞える簡潔な解説がすばらしい!

放水に使えそうな無人マシーンは他にもありますね。こっちの方が使えそう。
遠隔操縦クレーンもあるの? この先にホースつけましょう。無人機械をつかった工事現場写真もありました。こっちは無人ラフテレーンクレーン
<追記:大手ゼネコンが操作してがれき処理に使うみたいですね>


(3月17日:21時30分)
放射線量、じわじわと燃え尽きるような感じの勾配で下がってきています。これって放っておいてもいいんだったら楽ですよね。


(3月18日:0時)
なかさんがコメントで教えてくれました。群馬と三重にあるラジコン操作できるらしいポンプ車の情報。その写真1写真2。これ作業が具体的にイメージできますよね。どうもありがとうございます。というか、国が知らない情報であれば、国に届いて欲しいと思います。
<追記:なんと採用されましたね>
<追記2:ロボット化、自動化も検討始まりましたね・・・ロボット活用を政府検討 原子炉建屋遮蔽も(3/30)>



(3月18日:0時30分)
東京電力の会見や、自衛隊の会見を聞いていると、今回の対応をしている組織間で、それぞれが持っている知識がほとんど共有されていないのではないかと思えます。これについては、一番簡単な改善法があります。とにかく、全ての組織からの2〜3人が至急、一同に会することです。これから毎日、できるだけ長い時間顔を突き合わせ続けます。記者会見も代表者が顔を揃えることを決まりとします。もちろん、情報は全て共有する努力をします。

そういうことを決め、そして会を進行させるのが政治家の役割です。進行を担うものは、激しい喧嘩が起こることを恐れてはいけません。情報共有というのが実は一番難しいのですが、難しさをカバーするために、できるだけ長い時間顔を合わせます。非常時ですから、それくらい我慢してください。

目的は明確なのですから、顔を合わせてさえいれば、必ず同志の気分が芽生えてきます。明らかにピンチであるので、同志になるのは余計に簡単です。辛さを共有しているからです。

そして、そういう中で出てくるアイディアは、それ以前とは全く変わります。異なる知識ベースの人間の間で生まれるアイディアは、個々が考えるアイディアを必ず凌駕しています。

というような核融合が起こる事を強く望みます。リーダーが始めればいいだけの話です。スタートすれば簡単です。そして、ヒーローになってください。お願いですから。


(3月18日:7時30分)
夜中に書いている文を中心に、朝見ると、恥ずかしい文がありますが、そのまま残し続けます。
まだまだ、それぞれの地点での数値はかなり違いますが、放射線、全体的に低下傾向持続中です。
午前中はPCの前から離れて仕事なので、さっと現実を頭に入れておこうと思います。

現実・・・福島原発の現状は、世界の誰にもよくわかっていないが、各地で数値は大きく違うものの放射線数値は、全体的に少しずつ下がり続けている。上空には強い放射線が出続けている。水による冷却が最も重要なこととして試みられている。その指揮系統はまとまっていない。余震の恐れは残っている。東北の交通網や機関は、すごいスピードで復旧している。地方自治体が十分機能しているように見える。商品流通は滞っているものが多い・・・意図的に見えるものも多い。電力はマックスとは程遠いので、それに応じた対応が必要。円高・・・一時的?・・・・・・・

ここで機能していないものは、将来捨ててもいいのではないでしょうか


(3月18日:12時)
仕事でいろんな人に会っていると、読めない数時間の停電が工場の操業を大きく妨害しており、それが品不足のひとつの要因になっていることがわかります。結局、丸一日、操業できないんですね。
電力の全体量は増えないと思いますが、地域ごとの電源操作でなく、個別の対応(たとえば、それぞれの工場が休日を増やして、かつ、ずらして休むなど)の方法を考える必要に迫られている思います。東電あるいは東北電力の方、プランをつくってみるのはどうですか?
<追記:3月末になってから、企業側から総量規制にしてくれという要望が出ました。当たり前ですよね。>


(3月18日:14時)
自衛隊から放水が始まりましたね。放射線は、わかるデータを見る限り、徐々に徐々に一定勾配で下がっている流れに変化は見られません。


(3月18日:15時)
現地調整所という福島原発の現場担当者たちの集合場所ができるようですね。よかったです。これで進行が全く変わってくるでしょう。


(3月18日:18時30分)
昨日午後に会社に電話までしてご迷惑かけた「スーパーポンパー」(海水利用型消防水利システム)活躍しているでしょうか(17日15時の備忘録参照ください・・・スーパーポンパーが出ているのは「海水利用型消防水利システム図」です)。無人放水車との連携も見たいですが、それはちょっとパワー不足ですかね。

さて、徐々に一定の勾配で減ってきている各地の放射線ですが、現状の減衰割合が維持されたとして、何日で平常値に戻るでしょうか。データが揃っている茨城県の数値で計算してみますと、だいたいあと5〜7日という感じでしょうか

原発周囲での放射線にさらされながらの作業はどれくらい続くでしょうか。動きのいい無人放水マシンほしいですね。そういえば、Googleの自動運転車ありましたね。Google出番ですか? あるいは、トヨタが本気を出したら2日くらいで、消防車を自動運転できないですかね。


(3月18日:19時30分)
あと、ホースぶら下げたヘリコプター飛ばすとか?水を噴射することができれば放射線の一番強い真上を避けことができますよね(全然確信なしの意見)。

放水ではないですが、ビデオ撮る仕事くらいは無人ヘリでいいのではないかと思うのですが・・・NHKも持ってましたよね? こんな無人ヘリ撮影会社もありますし。
<追記:無人機撮影行われましたが、撮影会社は別でした・・・無人飛行機で福島第1原発を撮影 事故の状況鮮明に
<追記2:あ、動いたんですね。米軍、原発調査のため無人ヘリの飛行を打診(3月24日)。 原子炉建屋の状況把握に無人ヘリ投入へ(4月9日)。




(3月19日:1時30分)
放射線量の減少の勾配が、よりゆるやかになってきたように見えます。つまり、ある一定の値で下げ止まる気配です。
これを単純に放水に結びつけると、「減り続けていた放射線が放水によって少しずつ息を吹き返し始めている」というようなことになります。まさかね・・・。まあ、風とかいろんな状況変化があるわけだから・・・。あるいは、これでは効果が全く無いことが証明されつつある?

今回の作業の目的は、近くで作業が出来るようになるまで放射線を抑えることが目的だと思うのですが、放水は放射線を抑えるベストな方法なのでしょうか? 詳しい方誰か教えてください。

明日起きたら、いらぬ心配だったとわかることを願いつつ、寝ます。でも、そもそも、なんで大量の放射線が出ているんでしたっけ?


(3月19日:6時30分)
いや、やっぱり放射線量減少中!
ブラックボックスを相手にする場合は、数値を見続けるしかないですね(自分にとってだけブラックボックスなのかも知れませんが)。


(3月19日:10時)
ふと思ったんですが、
なんで「円高阻止」したんでしたっけ?
世界中から、たくさんもの買わないといけないのに・・・。ものが高くなるじゃないですか・・・。
海外から安く買い叩かれるじゃないですか・・・
。(
このブログ参照

あと、震災後に停止した製油容量は日本全体の29%とという記事がありましたが、3割減という数字と、この全国的なガソリンパニック、つりあっているのでしょうか? 
政府は、何が実際どれくらい供給が減っているか数字を出しながら、その分をそれぞれが意識して需要を減らすよう、お願いした方がいいですよね。
うまく、「なんだ、それくらいの減少なんだ」と思える論法には意識して。



(3月19日:11時)
調べていてわかったこと。
放射線被曝の安全基準の根拠は相当曖昧、ということは確実に言えると思います。瞬間的な被曝の危険度については今までの犠牲になった方々の情報をベースに割と整備されているように思うのですが、長期の影響は、他の要因も外して検証することは不可能なので、なんとなく決められた数字にしか見えません。

それを厳しすぎると見るか、甘すぎると見るかは、自分で判断するしかないというのが現実だと思います。頼れる情報もあまりないわけですから、判断というより勘みたいなことですが。また、同じ濃度の場所にいたとしても、運みたいなものが非常に左右します。

今回の課題は、曖昧な部分が多くを占める出来事にどのように対応するか、ですね。でも、人生って、いつもこういうことでしたっけ?


(3月19日:13時30分)
二つ前の備忘録に書いた「円高阻止」について、ambientさんより、さっそく、解説が届きましたので、掲載させていただきます(コメントより抜粋)。

直近の話題であがっていた「円高阻止」ですが、「緩やかな円高」は輸入企業に有利であり輸出企業も対応できるのですが、「急激な円高」は各企業が出す半期または四半期に出す想定レートを再設定し、それによって大企業⇒中企業⇒小企業へと影響と混乱が急速に伝播します。

輸入企業においてもサブプライムショック以前の円安時に円高で有利に決済するために、長期為替予約や仕組債や為替オプションを設定してその為に「円高になると損をする」というスキームに陥ってしまった輸入企業も結構ありました。(難しいスキームなので込み入った説明を省きました)

特に「輸出企業」や「国内外保険会社」(支払の為の[海外資産売り/円貨買い]決済は円安の方が得)には多大な影響及ぼします。また、各国から支援金や募金など決済(両替)も[外貨高/円貨安]の方が円貨の量が増えるのは保険会社の事例と同様です。

また同時に上記の「為替決済事例」は「介入しないでほおっておけば急激な円貨買=円高の圧力が続く」という側面も持っていますので、リーマンショックの時でさえどの国でも行わなかった「G7協調介入」という稀な介入形式が行われたのだと思います。

(抜粋ここまで)

どうもありがとうございました。まずはお礼をお伝えいたします。


(3月19日:15時)
しばらく間を置いてからの開始になりますが、旅行会社の方々に良い企画があります。


復興の力になるという、
人生最高の思い出。

復興体感ツアー!

昼は汗を拭きながら一生懸命に働き、
夜は温泉で身体を休め、未来の夢とともに眠る。
もちろん、心のこもった地元料理も味わえます。


交通費、宿泊費、食事代など、旅行会社に支払う普通の旅行ですが、通常、観光となる時間は、復興作業となります。どちらが忘れられない体験かといえば、もちろん復興作業でしょう。誇る事さえできます。一生の仲間もできることでしょう。

復興のスピードを上げるために、復興作業に商品価値を持たせるように考えてみました。まあ、タイトルなどは再考の余地があるとは思いますが・・・。
<追記:人気みたいですね。ボランティアツアー人気(2011年4月27日  読売新聞)。


(3月19日:17時30分)
被災地のこと、被災者のこと、原発のことなどはもちろん考えつつ、これからの日本の生活が酷いことにならないために、そろそろ先のことを考えるときではないかと思います

「先のこと」をストレートな言葉に替えますと、「金儲け」です。強欲とは違った意味で使っているつもりですが、それぞれが稼ぐ機会を見つける意志の強さが、この先を大きく左右するのではないでしょうか。

この不幸な出来事の中で、「ニーズ」は星の数ほど生まれました。早急に答えなければならない「ニーズ」も無数にあります。「ニーズ」を商売の機会にしていかなくては、「ニーズ」に応え続けることが難しくなります


(3月19日:21時30分)
切実な「ニーズ」のひとつとして、土壌の放射能汚染をどうにかしたいというのがあると思うのですが、どなたかこの辺に詳しい方いらっしゃいませんか?


(3月19日:22時30分)
放水の絶対量が勝負であるならば、東京消防庁以外の海水利用型消防水利システムに限らず、ここで使えそうな装備は過剰に集結させるべきではないでしょうか。予備も含めて。


(3月19日:23時)
あ、上記の件、大阪からも来るんですね。しかし、東京消防庁の行動プランというかシステム、今テレビでの会見聞きましたが、練られ方がすごいですね。出版社はもう動いてますよね。


(3月19日:23時30分)
入閣を断った自民党谷垣総裁、その判断は大失敗に思えます。この冷めた印象を、彼はずっと背負って行くことになります。誰もが忘れられないネガティブな行動をしてしまいました。
こういう状況では、依頼された人間は、誰であろうと知恵を高める場に加わる義務があると思います。

私は完全な反原発ですが、反原発の団体にも、彼と同じような理由で違和感を覚えています。問題(危険)の発見と、なるべくマシな方法を探ることを同時にしなくてはならないのが今の局面ですが、反原発団体にそういうことを考えていこうという強い意志を感じません。そういう幅が欠如しているために、原発を受け入れる人たちの心の中に今まで入って行く事ができなかったのではないかとも思います。私見、書き放題という感じですが・・・。

東京消防庁の人たちですが、これだけの能力があれば、現地の体験を活かして、さらに危険をさけながら、もっと効果を生む方法を、彼らは考えられるような気がします。
自分は何偉そうに書いているんだろうという感じですが。ほんと、頭が下がります。

放射線量、ゆるやかに降下中です。


(3月20日:10時)
放射線量、ゆるやかに降下中です。きょうは、昼間の更新は休む予定です。


(3月20日:14時30分)
すみません。油断している間に、短時間ですが、数値が急上昇しました。茨城県で11時頃です。なぜニュースを出さないんでしょうか?


(3月20日:16時)
東電が「これから」行うと発表していた気体放出が中止になったようです(NHKの記事)。数値の動きを見ると、既に気体放出は朝に行われたのではないでしょうか。もちろん、これは想像ですが、この時点でもまだ情報が適切に開示されないことがよくわかりましたので、今後も気をつけていこうと思います。皆さんもご協力をお願いいたします。
このあと、たぶん、辻褄の合わない発表が出てくるのではないでしょうか。放出するという発表と中止の発表が近すぎます。
風向きには特に、気をつけるべきですね。
<追記:結局、謎のまま。東電、無茶します>


(3月20日:23時)
今日の茨城町広浦のグラフです。



(原発での)何が茨城南部でこれだけの変化を引き起こしたのかについてはわからないままですが、茨城県各地では、このようなグラフになっているわけです。

茨城県のモニタリング数値は10分ごとに更新されています。最近の平均的数値さえ不安な人も多いとは思いますが、グラフが急上昇をしていた11時10分、20分にモニタリングをチェックした人は相当不安な気持ちになったのではないでしょうか。

グラフが急上昇を始める前に情報を出した方が良い理由はここです。もう、こういう状態であるわけですから、現場での放射線測定で各地の上昇が予想できるときには、放射線注意報みたいなものがある方がいいのではと思ったのでした。が、そうすると、本当にパニックを引き起こしてしまうのでしょうか。

見えないものが空気中に増えてくると、答えの見えないものも増えてくるんでしょうか。


(3月21日:2時)
「たちまち(直ちに)健康に害を与える数値ではない」と言う言葉に、多くの人々が、「どれくらいの期間までが『たちまち(直ちに)』なのか」という疑問を持ちつつあります。「たちまち(直ちに)」で長期戦を押し通すことは不可能なことに、政府もメディアも気づいているように思えません

「元々厳しすぎる数値基準なので、超えても安全」というロジックで、数値基準が基準でなくなりつつあります。当然のように「じゃあ、何のために基準は厳しくしてあるのか」という疑問が大きくなりつつあります。

さて、どうするべきなんでしょうか。正直に書きますが、だんだん面倒臭くなってきました。まずいですよね。


(3月21日:13時)
↑ という状態なので、自分の頭をすっきりさせるために現状を整理してみます。

やらなくてはいけないことは、
自分が直接的に関わる現場を機能させるために自分は何をすればいいかということと、社会を機能させるために自分に何かできるかということを、緊急事態を想定しながら、なるべく長期的な視点で考え行動すること

という感じでしょうか。

あと、ベストな選択というのは、ありえる状態ではないというのは、冷静に肝に銘じておいた方がいいですね。極端に言えば、どっちの不正解を取るか、みたいな。・・・たぶん、サンデル教授でも、曖昧なことしか言えないでしょう。「困難」の実態はこれですね。実態がわかると少しすっきりします。

WEBサイトの仕事もしているので、サイトを見るとなんとなく組織の様子がつかめるという自負(思い込み)を持っているのですが、少しずつ政府がちゃんと機能し始めている感じがします。


(3月21日:16時30分)
さきほど、akita在住さんに、シュピーゲル誌の放射線拡散シミュレーションの19日以降版ができていることを教えていただいたのですが、それを見ると昨日の茨城県の急上昇は、風が主要因であったのではと思いました。

自分が想像していたよりもはるかに風の影響は大きいのかも知れません。昨日福島原発で放射線量に影響する大きな変化がなかったとすれば、テレビで専門家が「放射線量は距離の二乗に反比例し減っていく」みたいな教科書的な公式を耳にタコができるくらい語っていますが、風はそんなことを相当打ち消してしまう力を持っているというのが実際ではないでしょうか。

半径30kmのきれいな円の意味を少し考えたくなるところですが、それはとりあえず置いておいて、風向きは、今後通常どのようになっていくのでしょうか。事態が収束するまでは、主に陸→海の風が維持されていることを願っています。収束後のことを考えても。


(3月21日:22時30分)
明日は、夕方まで海から陸に向かって風が吹くようです。数値の上昇を予期しつつ、行動しましょうか。
22日は東寄りの風=福島原発付近、所々雨−気象庁


(3月21日:23時)
都知事、消防隊への圧力に抗議=原発放水「速やかにしないと処分」−海江田氏発言か
このニュースが事実ならば、海江田万里経済産業相は外したほうがいいのではないでしょうか。リスクに対して弱すぎます(私見、書き放題ですが、危機に対応しているチームにとって、こういう人物が一番危険な感じがします。かなりの長期戦になりますし・・・。それとここでの、冷徹さは、チームワークに対する本気さを示すメッセージになります)。
あるいは政治的な駆け引きの一端でしょうか。

東電 煙と放射線量の関連調査
東京電力は、こういうことを何度も繰返していますが、放射線量の上昇は無かったという情報を、22時前になってひっくり返しました(もう慣れてきましたけど)。東京電力本社の問題に見えますが、実情はどうなのでしょう。

以上、プロジェクトの進行に関する心配事でした。


(3月22日:11時)
東北を中心とする経済の、これからの発展の阻害要因となるのが、放射能汚染です。汚染を改善していく作業が必要なことはもちろんですが、食品などに関する過剰な(この言葉の定義は非常に難しいですけど)不安を取り除くためには、復興を応援してもらえるような雰囲気をつくる情報発信が必要です
放射線を科学的に理解するだけでなく、、感情的影響を理解した活動が必要です。実地作業、経済活動から広報活動までを統合する、放射線汚染からの復興を統合する専門組織があった方がいいのではないでしょうか。


(3月22日:14時30分)
放射能基準を超えた農産物の出荷停止について、テレビなどで厳しすぎるという意見が多く出ています。しかし、このまま厳しい基準を貫く姿勢を守ることが、今後にとって重要だと思います
その姿勢を強く印象に残すことで、基準を下回って出荷が始まったときの安心感が全く違うからです。前の話のように、出荷が始まる前後の広報活動など、農家を応戦する雰囲気をつくってサポートすることが必要ですが、そのサポートするロジックも非常につくりやすくなります。 
「やっと厳しい基準をクリアできるようになって出荷できた野菜」だから人は買いたくなるわけです。「ゆるくなった基準をクリアした野菜」は誰も買いません。
つまり農家にとっても、曖昧な不安が大勢を占め続ける状態より、厳しい規制は、全体的には、はるかに、メリットが大きいと考えます。個別の保障は十分にすべきだと思いますが・・・。


(3月22日:15時30分)
「直ちに健康に影響が出るレベルではない(が、注意深く見守る必要がある)」という言葉は、もう流行語にするしかないですね。放射線という謎の多いものは、そう表現するしかないような気もしてきました。そういうものが、自分らの不注意も多々あって、蔓延してしまったので、「直ちに」休止さsて行こうという道を歩み始めたわけですが、「直ちに」なので、また紆余曲折が予想されると・・・。
<追記:3月終わる頃になって、消えていきましたね>


(3月22日:19時)
ambientさんより、今話題になっている「ヒマワリによる放射能除去」についてのコメントをいただきました。私は、それがどういう仕組みかわからなくて、放っておいたのですが、やはり調べないといけないなと思い、ネットをうろうろと。

で、ヒマワリの詳しい説明は、まだ見つけていないのですが、違うものが見つかりました。自分でもまだ、きちんと情報全体を見ていませんが、ビデオ映像もあり、結構楽しめますよ(再生回数が少ないので、まだほとんど注目されていないみたいです)。

ナロジチ再生・菜の花プロジェクト、進行中!
土壌中の放射能を“菜の花”で吸収して荒地を耕地に再生、さらに、“菜の花”からBDF(バイオディーゼル油)、BG(バイオガス)を生み出すエネルギー自給型農地再生プロジェクト!絶望から、希望へ 
〜農地再生・エネルギー創出による地域活性化を目指して〜

とのことです。PDFでの説明もネットにありますね。これ京大のレポートでしょうか。
チェルノブイリ「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」

伊奈毎日新聞の記事もありました。
チェルノブイリ原発事故 ナロジチ再生・菜の花プロジェクト現地訪問報告会

菜の花、そしてヒマワリ、効果のデータをまだ見ていないのですが、結構いけるのかも・・・いけてほしい! 効果のデータも探してみますね。 うーん、まだ実験中ですかね・・・。
菜の花の方は、もう動かれていますよね、きっと。がんばってください。

また電話してみましょうか・・・。

さて、海のことも考えないといけないですね。


(3月22日:20時)
今回放射能が検出された野菜の名前を聞いていて思ったのですが、
かき菜って、土壌の放射性物質吸収能力が高いんじゃないですか? うまく使えるんじゃないですか?

だって、菜の花の仲間ですよね? 数値が高いのもそのせいではないですか?

どんどん作れば、東京電力が、きっとどんどん買ってくれますよね? 買ったものを、どう処理したらいいのか知りませんけど・・・。


(3月22日:21時)
上記の件、私たち(国)が買い取るべきかも知れませんね。処理は誰かに任せるにしても。もう「かき菜」が使える前提で考えてますけど。
食べない野菜作りですが、土壌を再生するりっぱな農業ですよね。


(3月23日:7時30分)
海岸に近い地域で数値が高止まりしている傾向があるように見えます。

ところで、放射性物質が検出された野菜ですが、処分方法は確立されているんでしょうか?
半減期の短いヨウ素は良いとして、セシウムの半減期は30年です。処分方法によっては循環してしまうのではないでしょうか
ニュースを見る限り、処分方法について、検討されている気配がありません。

また、野菜が放射性物質を吸収しているということは、処分をうまくやれば土壌浄化を進めることになるのではないでしょうか

処分の仕方が問題であることは牛乳も同様ですね。

<追記:声が、農林水産省に届きました!>
福島第一原子力発電所事故による影響と対応〜放射性物質が検出された野菜等の廃棄方法〜



(3月23日:9時30分)
今規制されている野菜、吸収しているのか、表面付着なのか、わからないのですが・・・。


(3月23日:11時)
どうも、処分マニュアル、まだつくられていないようです。できるだけ影響を軽減するためにも、至急の対応を望みます

食べることだけでなく、ものをつくる場所の心配(農地という財産を守る努力)もした方がいいです。発想が都市生活者に偏りすぎです

誰か官房長官会見で質問してくれないですかね。


(3月23日:12時30分)
結論は、見込み有!

昨日見つけた放射性物質を土地から取り除く菜の花プロジェクトについて、NPO法人チェルノブイリ救援・中部の河田昌東さんに電話でお話をお伺いしました。

私に専門知識が足らないので、理解に誤りがあるかも知れませんが、インタビュー内容を以下に記載します。文章は急ぎで書いていますので、箇条書き的になっています。お許しください。

(インタビュー内容)
チェルノブイリでの5年間の実験データを分析中。気象条件の影響などを取り除いて平均的な吸収力を算出しようとしている。

今まで世界では、300種類くらいの植物について放射性物質吸収に関する報告があり、アブラナ科はその中で効果が認められたもののひとつ。菜の花にこだわったのは、油という収入源も産出できるため。油は放射性物質と完全に分けることができ、商品として販売できる。

今回東北で、アブラナ科である「かき菜」などからセシウムが検出されたのも、その吸収力によるものである可能性がある。

植物が吸収できるセシウムは水溶性状態のもの。チェルノブイリでは25年経っているので、土に固着しているものが多く、それが溶け出してきたものを吸収している。チェルノブイリでは菜の花で吸収した後、次のセシウムが溶け出すまでの2年間は違う作物をつくる実験をした。その作物のセシウム吸収を防ぐ効果があった

前記300種の実験植物のうち、最も吸収力が高い結果が出ているのが、アマランサス。ただ、これは放射性物質と分離が難しいので、収入源としての利用がしにくい(何か方法はあるかもしれない)。

今、ネットで話題になっているヒマワリはデータを確認していない。

放射性物質が水溶性であることが吸収の条件なので、固着する前に対応した方が良い。ただ、放射性物質が地中深く入り込むにはかなり時間がかかる。25年経ったチェルノブイリで地表から30cmまで。今回の福島原発の件で、早い対応をすれば、表面土を薄く削ぎ取るだけで大きな効果がある可能性もある。

ということは、今回の出荷停止になった野菜を、土に漉き込んで処理するのは適切でない可能性が高い。

実験結果のまとめを急ぐと同時に、今回の事故での貢献も視野に入れて行動していく。原発が落ち着いところで早く調査を開始できれば・・・。

(インタビュー、以上です)

河田さん、お忙しい中、どうもありがとうございました。ご活躍を祈っています。

<追記:インタビューした河田さん、ここで問題にしていたことについてメディアに発信してくれましたよ!>
野菜のすき込み「待って」 放射性物質が残る恐れ(共同通信 2011年03月26日)
<追記2:これも関連記事と言えます。「バイオマス原料、作付けしたい」飯舘村長、農相に提案(4/9)


(3月23日:22時30分)
保安院、福島原発3号機黒煙「付近の放射線量変わっていない」
という発表がしばしば行われるのですが、煙が出たり火が出たり温度が想定以上だったりして屋根もないという状況と、温かい空気は上に行くという普通に想像される空気の流れから考えると、近場の地上より、いくつかの方向の上空の数値の方が重要だと思うのですが・・・。上空の測定はコンスタントに行われているんでしょうか。放射線物質の放出量、少なめに見積もられているかも知れませんね。
ちゃんと計算できたら、何かいいことがあるのかどうかは、わかりませんが・・・。


(3月24日:1時30分)
こういう状況では、かなり悪い状況も想定しておいた方がいいですよね
たとえば、土壌汚染が何年も継続する場合。土は諦めないといけない場合

農業にこだわるなら、低コスト型(太陽光利用型)植物工場というのは、可能性としてどうですか?

あるいは、大規模太陽光「発電」の用地として、利用する。という、東京電力の補償の仕方というのはないですか? 東京電力は賃貸料を延々と払い続けるわけですが、我々はそのコストを電気代として払い続けます

⇒【備忘録】の続きは、#212へ。




↑ 関係ない音楽ですが、なんとなく。
#210 放射線測定器(ガイガーカウンタ)、自分で買えばいいのか・・・
JUGEMテーマ:原発 


(この記事13日のものなのですが、#211が肥大化したので、12日に退去してます)


こんなのもありました。


どの程度、使えるのか、ご存知の方教えてください。

使えるのであれば、測定値公開ネットワーク作れますかね。既にあるのかな? これもご存知の方、教えてください。福島原発のニュース見ながら、いろいろ想像しているより、いいかも知れないと思うのでした。無駄な想像時間を削って、次にどうしたらいいか考える時間を、なるべくつくると・・・。

しかし、自治体が計測公開すればいいんじゃないかという気もしますけど・・・。


【3月15日の追伸】
Amazonで注文できたのですが、本日、「在庫切れのため注文キャンセル」とのメールが届きました。注文から2日後。でも、自治体も公表するようになってきたので、いいのではないでしょうか。

#209 やっぱ、電気使うんだったら、発電のこと、考えないとね。
JUGEMテーマ:人生論
 
(この記事13日のものなのですが、#211が肥大化したので、11日に退去してます)

まずはお知らせです。名著『黒いTシャツと青い人生相談』常備店「重寿司」さんからの「情報拡散おねがいします」。地震被災地での生活留意点が整理されています。


さて、発電の話です。電気を使うのなら、自宅である程度発電するのが「倫理的」に正しいんですかね。というような相談にのってくれそうなのが「(株)地球メンテナンス」。会社のホームページがないので、こちらのブログにリンクします。会社のホームページ公開してくださいよ。今がその時期ですよ。



あと、市街化調整区域ですが、農業とか組み合わせつつ、発電事業に使える抜け道が思い浮かぶ方、東広島市の田舎の荒地なら5,000平方メートルくらいを格安でお貸しできます(あえて無料にしないのは、無料でないことが借主にもメリットが大きいと考えているため)。自分でも発電絡みで何か使い方考えてみようとは思っています。電気と野菜の工場とか。普通の感覚なら、有機農法に行くんでしょうけど・・・。ちょっと、違うこと考えてます。

電気は、楽しくあるべきだ。みたいなこと。

原発の「楽しくなさ」への理解は、十分、拡散しましたよね? ロシアや中国が放射線測定を強化し始めた意味さえ、わかっている人が少ないのには愕然としますけど・・・。

東北、関東各地の放射線測定値を1時間ごとに発表してほしいと思います。それを見ながら、それぞれが自分で、その数値の意味と、次の行動を考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。天気予報より、そちらの方が明らかに、今、重要な情報です。

【追伸】

2chで知った地震前の記事「福島第1原発で新たに33機器点検漏れ」。今回の経過見ると、こんなことだろうと思いました。